私もほしいです~♪
冒頭では本が断裁されて処分されていく様が映されていました。

本が売れなくなって久しい昨今。

そんなところに電子ブック、黒船とも言うべきiPadの来航であります。


でiPadとは何かと今更ですが見てみました。

一言で言えばまさに電子ブックです。

この一枚の端末があれば本屋を一件もった以上の膨大な量の本があるということ。

キンドル1500冊に対してこちらは12000冊に相当するそうです。

ですがもちろん購入しないといけません。

ただお安いのですよフフフ

本が大好きで活字中毒の人なんかには大歓迎なのではないでしょうか?

そういう私だって新書を文庫本の発行を待たずに1/2~1/3ぐらいの価格で読めるなら

こちらの方がいいに決まってるのです。


さらにiPadはその特徴を生かしてさまざまなことができます。

ゲームやナビの機能もありました。

でもやはり書籍ですよね。

イラストページは生き生きと立体的に描かれ

ふれるとその中の絵を動かせるということもできるようです。

アリスの絵本の中のジェリービーンズを楽しく動かせていました。


発売の日に銀座アップル社の前で並ぶこと数時間。

行列をしてようやく買えた橘さんのエピも入っていましたが

本当に満足しておられたようでした。

アメリカは電子ブック先進国ですがアマゾンのキンドルのシェアが1位でした。

しかし現在はiPadが追い上げているそうです。

アップル社はiPadを一切情報を漏らさずいきなり発表したということですが

その効果は抜群だったということです。


電子ブックは薄いし軽いので重たい教科書を持つ必要がないと謂う点でも有効ですから

いち早く取り入れて使用させたという学校の例も紹介されました。

また指で押し広げることで文字をいくらでも拡大させることができるため

視力が弱い方には大きな助けとなります。

さらにiPad自体に照明付きなので目の負担もかなり軽減されます。

99歳の方がこの電子ブックを誇らしげに見せてこれが私の本棚と笑顔でした。

ハッピーハッピーハッピーと大喜びしていましたね。


こんなわけですが迎え撃つ作家や出版社はいかにこれを活用するかということになります。

岩崎夏海さんという作家の書いたビジネス書が紹介されました。

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」

女子高生のイラストがありお名前も女性っぽいのでてっきり女性だと思ったら

出てきた岩崎さんは正真正銘の男性でした・・

80万部の売り上げです。内容が面白い。

弱小高校野球部のマネージャーが

経済学者ドラッカーのマネジメント理論を駆使して甲子園を目指すという経済青春小説。

ダイヤモンド社を訪れていますがipad用の試作が出来たのでチェックに来たのでした。

見てみるとイラストが今風の萌え的女子がたっくさんでかわいいし読みやすそう。

経済小説という特徴を鑑みてるのでしょうか

キーワード検索と電子マーカーの機能をつけてiPad版では単行本の半額(@800)で発売だそうです。

作家にとっては黒船の来航は出版のバリエーションが増え、チャンスが広がったということです。


また角川グループでもiPad化を作戦中です。

テレビジョンやラーメンウォーカーなどは写真を活用したくさんの枚数を入れていましたが

HPとも連動できるようしていました。

また電子コミックも動きを入れられる点で大きく紙版をしのげます。

怪盗レーニャというコミックをとりあげていましたが

その絵のなかで金貨が上から降ってくるような動く仕掛けにしたいと太田さんという方が企画に出していました。

アリスの絵本はジェリービーンズを手ではじきあげることができさらにイラストも動かせていました。

そんな風にしたいという思いをソフト制作会社の技術者に提案していたのです。

金貨の降り具合をチェックに行った太田さんですが単純に降り落ちてくる様子にダメだしをしていました。

さらに怪盗レーニャのモデルであるモーニング娘の田中れいなさんを電子ブックに組み込むようにして撮影しました。

金貨のシーンの2度目のチェック。

端末を動かすと自由自在に金貨が動き、さらに手ではじくこともできる!

上手いものですね。太田さんも歓声をあげていました。

これで世界に打って出ますと言っています。

日本の出版文化は世界に誇るソフトパワーだということです。


そんな電子ブック大盛況のなか、書店はどうなってるのでしょうか?

どんどん書店が減り続け2万軒が今や15000軒へと減少。

しかし頑張ってるところはたくさんあります。

その書店の特色を打ち出しネコ専門の本を取り揃えたり

手書きで新聞を発行したり。

そんななかで「NET21」というグループを作りました。

中小書店の連合組織ですが42店舗が参加しているそうです。

1店舗では売れ筋の本を送ってもらえないこともあるが

連合組織にすれば大手書店同様に売れ筋の本も送ってもらえるということです。

この組織の会議では「マチの本屋のオススメ本」というシールをつける議題になっていました。

自分たちで売れ筋を生み出し特色を出していく取り組みでした。

またある本屋は入り口に電子ブックを置き、宣伝ツールとして逆に取り込むことにしたら

本も売れたということです。


***


手軽に本が読めるということで電子ブックはすごく利点が多く

お安く読めるのは何よりです。

最初に5万ほどの投資をしてランニングコストを安くできるのでお得のような気がします。

電子ブック、買おうかな・・・



でも従来の紙の本だってやはり私は必要な気がします。

何冊も買っては途中でストップするクセがあるアタシなんかは

ページの途中に栞をはさんで置くのが私流ですし、

あとどのくらい?と残ページの厚さから結末を予想するのも楽しい・・。

電子ブックもたぶん好きなページに簡単に飛ぶ事はできるのでしょうが

めくって行く楽しさは紙の方が大きいような気がします。


子供の絵本なんかもそんなところで

赤ちゃんってなめたりするじゃないですか?

お気に入りの絵本の大好きなページなんかは

なめて、かじってボロボロになるまでほぼオモチャ代わりにしていません?

そんな子供の感性を一緒に楽しめるのも紙の絵本だからですし

例えば立体絵本なんかも触ってその感触や構造を楽しめるし

電子ブックにはない古典的楽しみ方もまだまだ健在だと思います。


黒船がやってきて右往左往しないところはさすがですし

その取り込みをさっそく練り上げるところも頼もしく思いました。


これからは紙の本と電子本と両方ですね!





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