06/19/2011 棘の街
今時のハードボイルドでしたが、陰影が上手くてなんか良かった。まあ、仲村トオルさんですからね。
原作があるんですがもちろん読んでません。
でも2Hドラマを珍しく眠くならずに最後までいけたのでいい出来ばえだと思います。
ええ、自分基準ですいませぬ(爆
それは父と子の物語にあるからでしょうか。
養子に出した息子に再会し、コーヒーやベーコンにこだわり、
バイクを二人乗りするなんて
もう過去の遺物のようなステキなシーン続出で
ハートウォーミングという見せ方でがっしり掴んでくれました。
親子モノにするとまず涙なしでは見られませんから
1~2割作風がアップすると思いませんか?
「父の日」を前にした演出なのか?
ラストで、「オヤジ」と呼び、既に父親だと知っていた息子に
こうするしか方法を知らないと叫ぶお父さん(仲村)でしたが
泣かせるシーンでしたねえ・・。
他の刑事たちも皆、中村の心情を計ってくれてるのがまたいい顔でした。
息子が出所したら今度こそは親子として暮らせるかもしれませんね。
一方でストーリーには乱暴なところも多々ありか・・と。
有森さんと哲太さんとの関係もちょっととってつけた気がしないでもないですし
ヤクも今頃出てくるのがこじつけだなあ・・。
ま、あそこから糸口がつかめてするすると解決に向かったのですけど
マット裏のガムテープを普通に見逃すものでしょうか?
ともあれ、仲村トオルさんの全身に漂う暗く重たい空気が
ハードボイルドの味付けにとってもうまくマッチしていたので
ラストの余韻に浸れたということで秀作としておきますわ~。
***
こういった親子の絆物語は絶対に普遍的ですし
ストーリーの中に織り込むともう厚みが増します。
その前日の「ブルータスの心臓」では
亡くなった母を思い浮かべるラストシーンの藤原竜也くんなどは
恍惚の表情を浮かべていました。
自分で作ったロボットにクビを締められるという悲劇ですが
あの表情がすごく癒されていて上手かったためにお母さんのもとに帰れてよかったじゃんと
つぶやいていましたわ。
父と息子の絆といったら
「グッドライフ」がやはりいい感じです。
難病の息子が死ぬのかと思ってたらお父さんの方が末期ガンなんですね。
父親失格なくらいだったのに反町さんがすごくいいお父さんに変身していくという好演ぶりに
泣かされています。
ドラマには期待できなくなってきた昨今でしたが
今期ドラマにはけっこう見せてくれるものや主張があり
終焉の花火なのか、起死回生なのか
できればまだまだドラマにはがんばって欲しいと思うこの頃だったりします。
でも2Hドラマを珍しく眠くならずに最後までいけたのでいい出来ばえだと思います。
ええ、自分基準ですいませぬ(爆
それは父と子の物語にあるからでしょうか。
養子に出した息子に再会し、コーヒーやベーコンにこだわり、
バイクを二人乗りするなんて
もう過去の遺物のようなステキなシーン続出で
ハートウォーミングという見せ方でがっしり掴んでくれました。
親子モノにするとまず涙なしでは見られませんから
1~2割作風がアップすると思いませんか?
「父の日」を前にした演出なのか?
ラストで、「オヤジ」と呼び、既に父親だと知っていた息子に
こうするしか方法を知らないと叫ぶお父さん(仲村)でしたが
泣かせるシーンでしたねえ・・。
他の刑事たちも皆、中村の心情を計ってくれてるのがまたいい顔でした。
息子が出所したら今度こそは親子として暮らせるかもしれませんね。
一方でストーリーには乱暴なところも多々ありか・・と。
有森さんと哲太さんとの関係もちょっととってつけた気がしないでもないですし
ヤクも今頃出てくるのがこじつけだなあ・・。
ま、あそこから糸口がつかめてするすると解決に向かったのですけど
マット裏のガムテープを普通に見逃すものでしょうか?
ともあれ、仲村トオルさんの全身に漂う暗く重たい空気が
ハードボイルドの味付けにとってもうまくマッチしていたので
ラストの余韻に浸れたということで秀作としておきますわ~。
***
こういった親子の絆物語は絶対に普遍的ですし
ストーリーの中に織り込むともう厚みが増します。
その前日の「ブルータスの心臓」では
亡くなった母を思い浮かべるラストシーンの藤原竜也くんなどは
恍惚の表情を浮かべていました。
自分で作ったロボットにクビを締められるという悲劇ですが
あの表情がすごく癒されていて上手かったためにお母さんのもとに帰れてよかったじゃんと
つぶやいていましたわ。
父と息子の絆といったら
「グッドライフ」がやはりいい感じです。
難病の息子が死ぬのかと思ってたらお父さんの方が末期ガンなんですね。
父親失格なくらいだったのに反町さんがすごくいいお父さんに変身していくという好演ぶりに
泣かされています。
ドラマには期待できなくなってきた昨今でしたが
今期ドラマにはけっこう見せてくれるものや主張があり
終焉の花火なのか、起死回生なのか
できればまだまだドラマにはがんばって欲しいと思うこの頃だったりします。
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