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♪おおブレネリあなたのお家はどこ~♪足子先生~きっちり壊れちゃったみたいね。
鈴木先生(長谷川博己)は、麻美(臼田あさ美)に正式にプロポーズをし、2人は結婚することに。早速、校長先生(斉木しげる)や同僚の先生たちに報告し祝福を受ける。しかし、つわりに苦しむ麻美の姿を生徒に見られてしまったことを告げると、職員室の空気は一変。生徒たちには、“出来ちゃった婚”は伏せた方が良いと強く勧められる。目撃されたのが小川(土屋太鳳)と中村(未来穂香)ならば、話が広まることも無いだろうと一旦話は落ち着くが、いつも以上に上機嫌な足子先生(富田靖子)の様子に、鈴木先生は不穏な空気を感じる…。

鈴木先生の予感は的中し、足子先生は喫茶店に2-Aの丹沢、太田、梨本ら女子生徒を呼び出し、事実をリークしてしまう。さらにショックを受ける丹沢たちに対し、鈴木先生を生徒たちの手で裁判にかけることを提案。やがて、丹沢たちによって事実はクラス中に広められ、次の登校日に鈴木先生をクラス会議にかける“鈴木裁判”が計画される…。

小川と中村からの電話で“鈴木裁判”の話を知らされた鈴木先生は、すぐに職員会議で事態を相談。他の先生たちからは計画を潰すよう強く勧められるが、鈴木先生は動揺しながらもクラス会議をやらせて欲しいと頼み込む。そんな鈴木先生を嬉々として足子先生は後押しするのだった・・・。ついに、衝撃の“鈴木裁判”が開廷する…。


冒頭のプロポーズ、良かったわ~。

ドラマってほらやたらかっこつけてセットしちゃうけど

普通にそこらへんの誰もがちょっとさりげなくこんな進行じゃないですか。

さらに麻美さん自ら自分が生霊飛ばすからと告白しちゃうのもなんかリアルです。

スズセンてば浮気の妄想できないけれどしちゃうよね~。


そんなわけで桃井先生が鈴木先生を諦めると冗談飛ばし

デキ婚については楽観的観測ですが、

足子先生の反応だけは要注意だと言うのでした。

職員室は朗らかな祝福に包まれますが足子先生は手を握って過剰な祝福・・。

順番が後先でスミマセンとあやまり、何か問題あるかと聞いてみると

職員たちは生徒に知られなければいいというのでした。

でも、中村と小川に見られたというのはまあ、大丈夫かも・・。

しかし足子先生は大丈夫じゃなさそうな顔してましたね・・

強烈な最高級の笑顔で「あの二人ならね・・・」と念押しし、

おお、ブレネリあなたのおうちはどこ~♪でていきました。うわあ~@@@

過去最高レベルの笑顔で要注意だってスズセンも警戒してます。


で、中村と小川は先日の麻美さんの様子やスズセンのことなどやはり気になっていて

確かめに来た中村です。

でも知り合いだと軽くごまかしたスズセンなのでした。


その頃、足子先生は丹沢たち三人娘を手なづけています。

しっかり鈴木先生はでき婚だと教え三人を裏切られて可哀想とたきつけるのでした。

「真実は法定で明らかにし、罪人は裁かれるべきね」

さっそく連絡網をまわす丹沢。

電話を受けた中村と小川は大ショック。

すぐに「先生、私を騙した?」と電話しています。

小川が「クラス会議にかける」という情報を教えました。鈴木裁判とか・・・。



鈴木裁判を職員たちに報告する鈴木先生。

裁判なんてつぶせという声が大きいですが、果敢にも挑みたいという意気込みを見せています。

すると足子先生が笑いながら鈴木先生の口調を真似てバカにし、

避妊指導を徹底してきた自分の努力を台無しにしたというのでした。

クラス会議、ぜひやっていただきましょう。

自由闊達、オープンな学校。。素晴らしいという足子先生

そしてまたあの「おおプレネリ~」と歌いながら去っていくのでした。

そこで皆がわかったのでした。足子先生が裏で糸をひいてることを。

足子先生が壊れる前に一度休養をとるように校長から厳命するように

職員一同要望しています。

恨まれそうで怖いといいながらも校長先生は必死に足子先生を説得し

登校禁止と言い渡しました。

でも肩をもむふりして脅迫してたような感じ。

校長先生のやめてくれの声で皆がどどどとなだれ込みました。

足子せんせいは鈴木先生には裁判がんばってくださいね。

戻ったときにまだいるかどうかわからないから一応言っておきます、さようなら・・と。

そしてまたオオブレネリと歌いながらでていくのでした。うわ・・・


神田に沙季は鈴木裁判のことを話しますが

オトコは汚いという神田はいつもどおり・・。

後ろに足子先生がいるのが不気味です。また何か企んでる様子。



そして登校日がきてしまいました。

朝、上着をきせてもらい、麻美さんのおなかに手をあてていきます。

三人分の力でおまじまい。


しかし、今回は私を頼らないくださいと小川がいいます。

今まで頼ってきてたことがばれてた(笑

さらに中村はきっちり納得させてほしいといいます。

そうでなかったら鈴木学級は終わりだから。


教室では沙季がカメラを取り付け神田が別室で見られるようにしました。

偽善者の化けの皮がはがれたら動画サイト流出だと二人で盛り上がります。



職員室では謝罪でのりきるのはだめだといいます。

認め方が問題らしい。

デキ婚は今時当たり前だし生徒の親にもいるだろうから

そういう人に罪にならないように「教師だからだめ」という方向で謝罪するのが乙らしい。


しかし鈴木先生はこれから向かうのは討論の場だから、お互いの不完全な情報をもちよって

お互い気づかずにいた何かを発見するのだというのでした。


そんな高等な議論が中学生にできる?という先生たち。

「僕は討論の本質を捨てるわけにはいきません。何かを発見するためにクラス会議に挑みます。」

でも自信が無くてうなだれた顔で教室の前まできています。

最悪生徒の信頼を失ったらどうなるかよくわかっていると、山崎先生のことがよぎりました。

そして起立のあとは机をコの字にして裁判形式にする生徒たち。

別室では神田が裁判が始まったと微笑みました。



しかし丹沢が言い出したこの裁判はめちゃくちゃな様相を呈しています。

議長は発案者である丹沢よりも別の人がいいという意見が出ると

両隣の二人が補佐するからと強引に丹沢の議長をもぎとろうとします。

男子たちはほとんどが先生のデキ婚にはどうでもいいという反応。

女子もやりすぎではという声。

他のやり方もあるし先生に失礼、リンチみたいだといわれています。

そこに中村が続けたほうがいいという手を上げました。

さらに神田の差し金で沙季も続けるに一票。


高等な議論が中学生に出来るはずがない。確かにそうかもしれない・・

鈴木先生は心で冷静につぶやいています。


丹沢たちは何を目的としてこの裁判を開いたかというと

鈴木先生に謝罪を要求するというものです。

何に対してかというとできちゃった婚に対して。

だけど男子が出来婚は悪いという感覚がないといい、

すると男子はやりまくってるからと反論の丹沢です。

公正な裁判じゃないどころか、議長の器でもないとヤジを飛ばされ

泣いてしまう丹沢でした。


裁判なんてやらせるべきじゃなかったかも・・・

鈴木先生は自分が被告の立場にされているのに、

鈴木メソッドがちゃんと定着しているか

冷静に分析してクラスを見ています。


丹沢は傷ついた、ショックだというそこからの出発ですが

樺山はそんな丹沢のスズセンを尊敬していたことを知ってるわけで

男子たちに理解を求めます。

ただのヒステリーだという男子たちに、それは違うという女子達。


鈴木先生は心のどっかでこの議論(?)にワクワクしていると麻美さんに語りかけています。

つまり「実験」だったと。

そう、実験の成果が今日、この裁判で得られるかもしれない。


そこに立ち上がったのが竹地。

議長は自分が引き継ぐといいます。

いつかのことを持ち出して竹地を揶揄する生徒がいますが

紺野がたちあがり、議長は竹地が最も上手いと賛同してくれました。


帰りそうになっていた男子も座り、机にうつぶして泣く丹沢に隣の補佐が了解の旨を告げ

クラス全員の拍手で竹地が議長になります。

心なしか鈴木先生もいい展開だと褒めているような顔です。


でも、自分のことだとダメだけど

他人のことなら冷静にできるという挨拶には噴出してしまいました。

スズセンも「どういう挨拶なんだと」呆れた心の声・・


そして小川が中村の意見を聞くべきだといい

中村が立ち上がりました。

曰く、こうして机を囲んだ時点で自分たちは先生に対して宣戦布告をしたということです。

どっちが正しくてどっちが間違ってるのか

どっちが土下座するのか先生と相手に最後まで戦いぬかなければならない。


麻美さん。

僕は確信してるよ

彼らの心の変革が今日実証される・・


その頃、足子先生がピクニックセットをもって別室の神田のところに。


竹地は時間までに終わるように宣言しました。

ではこれよりクラス会議を再開します!


ここからが本番だ。

深呼吸する鈴木先生。


***


クラス裁判で被告が先生なんてすごい展開ですよね。

現実に有り得ないことだと思うのですが

鈴木メソドの集大成ともいうべき裁判ですから

その成り行きがすごく楽しみでした。


今週は裁判の入り口あたりでおわっちゃいましたが、

始まりは丹沢のショックありきな出発点です。

だからなのか、ちゃんとした会議にもならずただのヒステリーという状態に見えています。

けれどその様子がそれぞれの本音で語られなかなか面白い。

生徒たち各々でも

鈴木先生が「好き」ということに温度差があり、

また精神的差異も大きく開き、

一つのことを議題にしようにも乗らない生徒がほとんどでした。

けれど、机を囲んてしまった以上は戦うのだと

中村に乗せられてしまいました。

もちろんここに至る糸をひいたのは足子先生ですが、

二人は発端も目的も大きく違うわけです。


中村はだまされたという点にこだわるけれど実は鈴木先生に弁明の機会を与えて

理解していきたい、納得したいというある意味ではリスペクトが見えています。


一方、足子先生はあわよくば山崎先生の道を辿ってほしいような顔です。

それにしてもいい大人が生徒達を煽ってこんな馬鹿げた騒動を引き起こすなんて

情けないような幼さが見える人です。

あの歌には笑えますが不気味でしたね。

校長厳命の「登校禁止」を破った足子先生こそ

厳罰が待っていて欲しい気がします。

心が病んでいたとして何をやっても許されるのかが

問われるところでしょう。


次回最終回、今度こそ本番だそうです。

今までになくレベルの高い討論の場になり

鈴木先生を感激させてくれる生徒達を見せてください。




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