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気がふれたかと思わせるお母さんの食べ方にびっくり。これが向田作品てことですね。
失踪した父の忠(蟹江敬三)に代わって、桃子(松下奈緒)は、一家を支えていこうと決意する。父の元部下で桃子の良き相談相手・築実(原田泰造)に励まされながら、家族のために奮闘する桃子。だが表面上は平静を装っていた母の綾乃(竹下景子)が、父のいない正月に感情を爆発させてしまう。さらに、姉の咲良(井川遥)もトラブルを起こしたという連絡が、桃子の元に入る…。


翌朝いつも通りの母で、碁石は蹴飛ばしたとさらっという母。

桃子は母とお参りしながら着替えは父に持って行ったと言ってました。

そうでしたっけ?そのあとカバンを押入れに仕舞うシーンが出ていますけど・・。


桃子は秘かに決意します。

笑顔に隠された母の悲しみは私が引き受けよう。

これからは私が父の代わりになって家族を守っていくんだ。



弟の研太郎に桃子は借金は自分が返すと話しています。

家は売らないと決めたといういこと。

研太郎は自分もバイトするといいますが就職活動があるらしい。

陽子はカフェのバイトですがメイド服のような制服なんで

臼田さんに似合っていてかわいい。

そこに恋人@黄川田さんがやってきますがこの方は医者で

家族に陽子を紹介したいというところまで話は進んでるようです。


母にお給料を渡す桃子ですが、借金の9万と光熱費で12万入れていました。

残り3万というところで、

会社の中でのつきあいは当然悪くなっていきます。

そうなると恋人ができたのだろうと勘ぐられるわけですね。

でも会社のあの男性は本気で桃子を好きそう。


姉の咲良は東京に戻るための準備の途中。

母にちゃんと食事をさせるように桃子に進言。


その頃母は畳を拭いていますが、

しつこいほど拭いてはとうとう窓に雑巾を投げつけました。

憮然とした顔がなんともいえず。



忠@お父さん@蟹江は買い物をした帰りですが何を思ったかプラカード持ちをじっと見ていました。

アパートに戻り節子からは買い物が上手になったと褒められています。

クリスマスが話題に出ましたが、一人で家族もいない節子は淋しいクリスマスとのこと。

買い物のお釣りを出したらそれはあげるという意味のようですが

女性からお金をもらうわけにはいかないというお父さんです。

「ご飯食べてるじゃない。私のお金で」

ぽろっという節子に傷ついた顔のお父さん。

節子はもっと図太く女なんて利用してやるというくらいでいいのよとけしかけています。

でも、風邪ひいてるのにビールに手をのばす節子には

厳しく止めているお父さんでした。

節子を思って言ってくれたその部分に次第にほだされていくようなところです。


都築が桃子を呼び出していますが

母に父の居場所を教えてしまったことを謝っています。

だから先日、母があのアパートにやってきたのでした。

あのあと父に会いにいったら話もしてくれなかったと桃子も悔いを持っています。

「あんな姿、娘に見られてもう帰ってこないかも」

自分のする事は逆の事ばかりだという桃子に

地球は丸いから逆へ逆へといつか目的地にたどり着くと慰める都築でした。

桃子は父が帰るまで自分が父の代わりをすると宣言しています。



そしてクリスマス。

会社のイベントは断っても家族のためにケーキを買ってしまう桃子でした。

研太郎は皿洗いのバイトですが、お皿を割ってしまいます。

でも賄いがあるから助かったところ。

陽子は黄川田さんとデート。

どうも重役の父親とか趣味のいい姉とか家族の見栄をはっているようです。

エリートサラリーマンと結婚した咲良だけは本当の話。


母は父が辛かったのを気づかなかった自分を責めていますが

でも結局は父が一番悪いのだと自分に言い聞かせています。


都築は思い切って忠のアパートに行ってみます。

しかし部長@忠はバイトに出ていて節子一人でした。

忠がここに転がりこんだ理由がようやくわかります。

節子はおでんに火入れすると都築を店に連れて行きました。

三田村の家族は部長(忠)の帰りと待っていると都築がいいますが

もしもその家族が自分のことを知っているならばずいぶん冷静だと節子が怒ります。

忠は死のうとしていたのだそうです。

「そんなところまで追いつめて何が家族よ」

死ぬと決めた人間は家族に迷惑をかけないように身元のわかるものを全部捨てるようです。

カバンに石をつめて海に投げているシーンなど出ていました。

でも死ぬ前にキラキラした人間の交わりの中に身を置きたくなるということです。

節子もおそらくそんなときがあったのでしょう。

雑踏に座り込んでいる忠をみつけて自分のアパートに連れてきたというところのようでした。


クリスマスの次はお正月。

おせちをつくり、いつもどおりのお正月を迎えた三田村家。

父がいたときと何もかも同じにするんだというのが桃子の矜持です。

新年の挨拶で電話してきた咲良は夫の会社の部下が来るからということで準備に余念がありません。

しかしその時、かかってきた電話にどうも夫の浮気の匂いがしました。



桃子たちは家族で食卓に向かい、和やかに新年を迎えますが

なんとは母が猛然と食べ始めるのでした。

あげくは食べすぎで吐き出す始末。


情けない。子供たちに気を使わせて娘に借金背負わせて

そうまでして家を出なくちゃならない理由なんてどこにあるっていうんですよ。

包丁を振り回し、自分が死ぬと大暴れする竹下母。

皆で必死に止めて、

「頑張ろうよ。悔しいじゃない」と桃子に言われてしまいました。

そのまま眠りにつく母です。

桃子は父に「こんな時こそ家族で支えあいませんか」と手紙を書きました。



そして桃子は陽子には恋人宅に呼ばれているなら着物を見せるチャンスだと

お出かけを促します。

見るとそこかしこに着物を着た若い女性がいます。

いい時代だったのですね。

そんなところに都築が挨拶にやってきました。


初詣に連れて行ってくれる都築です。

桃子は母を支えられなかったといいますが

都築は逆にお母さんが自分をさらけ出せた事が良かったのだということです。

そしてお守りを買ってくれるのでした。

毎年新年には父が桃子たちにお守りを買ってくれたそうで

都築はまるで父のようでもあります。



そしてこちら節子のアパートでも

忠はお守りを節子のために買ってきてくれたのでした。

毎年娘たちに買ってあげた習慣を崩さない忠の新年の決め事なのですね。

悪態をつきながらもうれしそうな節子です。



わざわざやってきてくれたことにお礼を言う桃子ですが

都築は家に帰ってもどうせ一人だからと言う話をしています。

奥さんは子供を連れて実家に帰り1年になるとか。

女房には女房の生き方がある。

腹をくくったという都築はさっぱりとした顔です。

その後に何か続いて言うかと思われましたがそこで帰っていきました。

どうも都築と桃子にラブが芽生えそうな気がします。



そして電話があり、慌てて走っていった桃子です。

なんとそこには姉の咲良がいました。

ペットフードの万引きをしたようです。

虚空を見つめている咲良に唖然とする桃子でした。


***


今週の竹下さんも壊れかけの様子を激しく演じていてせまって来るものがあります。

あの雑巾を投げる様子や、おせちを口に詰め込み、包丁をふりまわすシーンなど

一本気の狂気の沙汰のようでもありました。

きっと誰でも何かの芯が折れたときこんな風になるのでしょう。

そんな恐さを演じきれる竹下さんに拍手。


桃太郎とあだ名される桃子ですが

まさに桃太郎のように正義のりりしさ。

母を精神的にも経済的にも支えようとする健気さに驚かされます。

次女なのにまるで長女的雰囲気を持っていますよね。

研太郎も就活学生の身でありながらバイトしたりとがんばります。

家族を思いやるこの三田村家は本当にいい家と呼べるものがあるのですね。

陽子が多少見栄をはっても確かにこの前まではそういう家庭だったといえるわけで

罪のないウソとして寛容できるのです。

恋人宅でのシーンがなかったのでそういう方向では寄り道はしないようです。

ただ三田村家の崩壊状況みたいなことが描かれるのかもしれません。


それにしても夫の浮気(?)が見えたからといって咲良の万引きなんて

昔も今も主婦の心の闇はこんな風に描かれるのですねえ・・。


そしてお父さん。

死のうとしたのに節子に誘われてアパートに来てしまったようです。

愛人にはみえなかったしこんな関係と知ったら納得してしまいました。

でも節子はこの忠の本当の姿が見えてくるにつれ

情愛みたいなものが湧いてきてるようです。


都築と桃子、陽子と恋人、節子と忠・・

擬似愛のようなものはたくさんあるけれど

竹下母が父に寄せる凄まじい情念のようなものが

最も強くドラマを覆っているという気がする2話でした。



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