桃子の恋を応援したいけれど・・。あっちにもこっちにも愛がいっぱい。どんどん面白くなっていきますね。
父の忠(蟹江敬三)が失踪してから二か月が経った。母の綾乃(竹下景子)は、これまですべてを捧げつくしてきた忠がいなくなり、次第に平常心を失っていく。一方で忠は、おでん屋の女、節子(西田尚美)と離れられない。家族のため一人奮闘する桃子(松下奈緒)だが、姉の咲良(井川遥)も問題を抱えていることを知る。そんな中、唯一心を許せる相談相手の都築(原田泰造)への思いが、愛情に変わるのを感じ始める・・・。(第3話)

桃子(松下奈緒)は、都築(原田泰造)への愛の高まりを感じるが、都築は別居していた妻の貴子(粟田麗)からもう一度やり直したいと言われ、悩んでいた。家では妹の陽子(臼田あさ美)が、ウソがばれて恋人との仲が険悪に。姉の咲良(井川遥)は、夫の和夫(小林正寛)が浮気をしている現場に乗り込むことを決意する。浮気に悩む母や姉の姿に、桃子は都築との恋を諦めようと決意するが、都築は思わぬ告白を桃子にする・・・。(第4話)



先週は節子が三田村家へ敵情視察にやってきたのでしたねえ。

あれは思い切った行動ですが、どうも竹下母は勘が働いたようでした。

のちに、桃子も父にすがる節子を見て化粧品のセールスの人だとわかったようです。



そして4話。

都築への恋を自覚した桃子はエネルギーが体から溢れそうだとご機嫌な朝を迎えています。

仕事も順調にこなし元気一杯の桃子は、都築へ電話をかけてみました。

ちょうどそのころ、都築家では出て行ったはずの妻が子供を連れてもどり戸惑いが広がっています。

都築妻は病気になり通院していたが、ようやく治り、家に戻ったということです。

病気の時に戻っていたら都築の同情をもらうことになり卑怯だと思ったからだと説明しています。

とにかくもう一度やり直したいという妻に返事ができない都築でした。

そんなところに桃子からの電話ですが、大分、待たせたあとに出たのでした。

あまり元気のない都築の声ですが桃子は弾む心で明日のデートを取り付けています。



陽子の恋人は送ってきたけれど両親に合わせてもらえないことに怒り始めています。

研太郎は父のことがあり、就活に本気で臨むことができません。


翌日のデートは桃子はよく喋り、都築は聞き役。

でも、帰ってきた妻のことがあるから半分上の空ともいえます。



節子のおでん屋ですが、忠はゆで卵をダシに溶いて食べる方法を教わりました。

節子という名前も初めて聞いた忠でしたが、初めて彼女の過去を知りました。

一度、結婚して誠という子供がいたといいます。

店の「まあちゃん」はこの子の名前からつけたようです。

離婚して子供もとられたそうで、節子の淋しい事情がわかりました。

夜は押入れの上段に寝ている忠。

節子が一緒に・・と声をかけますが、背中で聞きながら流しています。


咲良は夫に父(忠)に家に戻る気があるのかどうかを男同士で話してほしいと訴えますが

さすがにそれは言いにくいという夫です。

(忠が)愛人(?)とこのようになるまで隠していたのは、妻に対して「愛」があるから。

「好きじゃなきゃ隠さないって」

まるで自分の浮気の弁明をしているようですが咲良も敏感に嗅ぎとるのでおかしいやらです。

ぶすっとしたままあっちを向いた咲良でした。


咲良と桃子はお参りにいきますがあんたは結婚しないほうがいいとまで言い出す姉にびっくり。

桃子の心には都築がいるために素直にうんとは言えないのでした。

なんでも咲良の姑たちは息子が浮気をしていることを知ってるということで

子供を自分たちのところに連れて行きっぱなしだそうです。

いざという時のために懐かせておくという作戦とか。へええええ・・


そんなところに陽子がしょぼんとした顔で帰ってきます。

なんと、恋人の母親が興信所を使って陽子の家の内情を調べつくしたということです。

父が家出して節子のところにいることも

咲良の夫が浮気していることも

弟の研太郎が一流大学じゃなくてバイトしていることもばれてしまいました。

「息子はウチの病院の跡取りなんですからね。」

ここで「下流の宴」の続きをみられるとはっ!!

陽子の見栄はかわいいものだと思ってましたが、母親世代がこうやってたちはだかるのね~。

咲良の夫の浮気写真までうっかり見せた陽子ですが

咲良は(夫の浮気を)知っていたから平気そうな顔をしています。


しかし、陽子は自分がバカだから相手にされないとぼやくと

男はバカな女が好きだからと慰めにならないことを咲良がいい、

また、父の借金を桃子が返していることを知ると頼ってくれないことを怒る咲良です。

咲良と陽子は互いの相手のことを悪く言われると逆にかばってしまい、

二人はケンカになってしまいますが、

そこに仲裁した桃子までとばっちりで三人のケンカになってしまいました。

そんなところに竹下ママがバケツの水をかぶせてジエンドにするのでした。

あのバケツの水を畳に~?

後始末が大変・・・


桃子も好きな人がいると口走ったためにあとでその話が蒸し返されますが

陽子の持ってきた写真のなかには都築と笑顔の桃子が写っていて

桃子の気持ちがすべて見えてしまうのです。

とりあえず陽子は桃子の件だけは否定したと言っていましたが。

でも、咲良は都築が妻子持ちなのに桃子に手を出したと読み、

あまりいい感情は抱いていません。

すると同じ様に桃子も都築をかばってしまいます。

ただ、桃子の本気さが咲良にはよく伝わりました。

人付き合いが上手くない桃子ですが都築には最初から弱い素の自分を見せられたし、

桃太郎ではなく桃子でいいと言ってくれた人だからということです。

咲良も後から好きになったほうが余計に好きになるということだってあると自分につぶやきます。

「残酷だよね。人の気持ちって」



節子はセールスから帰宅してみると忠がいないことに気づきます。

テーブルには置き手紙。

紙袋をもってとぼとぼ歩く忠の姿が見えています。


咲良はあの浮気写真を燃やそうとしますが半分焼けたところで思いとどまりました。



研太郎のバイト先では先輩の女性が目をかけてくれています。

研太郎は今から調理師免許をとりたい思いを話していました。

そこにやってきた桃子ですが、

研太郎が本気で料理の道に進むなら応援するけれど、

父親の事件などでただ投げやりで逃げてるように見えると釘をさしています。

桃子は(父は)自分が家族を護れなくなったから家出したのだと気持ちがわかるといいます。

しかし研太郎はその結果、母が病気になり、桃子は借金を背負う羽目になったと許せません。

「オレ、オヤジは死んだと思っている」

研太郎の怒りも桃子には身にしみるのでした。

家族を失う事は人生を失う事に等しい・・

桃子はある決心を秘めていました。


そんなところに都築からの電話。

少し硬い調子の桃子におや?という顔の都築。


咲良は燃え残った写真をもって夫の浮気しているホテルにやってきました。

そして家(桃子)に電話して、夫と対決するかどうかを決めて欲しいと言います。

しかし電話に出たのは竹下母。

思い切り背中を押した母です。

「しっかり目を見て和夫さんに気持ちをぶつけなさい。」

そして終わったら顔みせに家に帰ってきて、うちでご飯たべなさい。

なんと子供たちがそれぞれに試練で揺らぎ始めているとき

母は次第に立ち直り強い母になっています。


桃子は都築と会い、これまでの感謝を告げました。

そして、もう会わないと言いました。

そんな桃子の手を握り、都築は妻とは別れるといいました。

「僕はあなたと一緒にいたいから」


節子は店の卵をみていたら、つかれたように雨の中を走り出します。

あの時、自殺しようとした忠が座っていた場所まで走っていきますが

あの夜と同じ様に雨の中を濡れながら座り込んでいました。

思わずほら帰ろうという節子です。

いいのよ、わかってるから。

うち来るわけにはいかないと思ってんでしょう。

私の気持ちに応えられないことを悪いとおもってるんでしょ。

いいのよ、わかってる。

卵とってあるから、うちかえって食べよう。

泣きながらうなずく忠です。


絵の飾ってあるきれいな部屋でハグする都築と桃子。

涙を流す桃子でした。


家に帰ってみると母が張り切ってお料理を作っています。

笑顔になった桃子はただいま~と二人で台所に立ちました。

母が元気になったことが一筋の光に思えた桃子。

そのまま、電話ボックスにから都築に電話しますが

出たのは妻。

そして「パパ」と呼ぶ子供の声が聞こえます。

愕然としたまま電話をきりました・・


***


桃子はまるでジェットコースターのように翻弄されてますねえ。

都築への恋を自覚してルンルンしたあとに

陽子からの写真で我にかえり、都築にもう会わないと告げる。

しかし、都築の気持ちを知り、愛を確かめて幸せ絶頂の時に、

都築の奥さんと子供の声でどん底まで落とされると

同じ様なアゲサゲを繰り返しています。

「後から好きになったほうがたくさん好きかもしれない」とは咲良の名言ですが

確かに障害があるような恋は盛り上がるもの。

咲良の夫もきっとそうなんでしょうね。

都築は誠実な人に描かれてるので浮気ではなく本気なのでしょうが

どっちにしろ「後から好きになったほうがたくさん好き」はどんぴしゃですね。

切ない桃子の恋は応援してあげたいけれど

桃子のことだからまた自分から身を引きそうな予感。


同時に節子と忠も不思議な関係ですね。

「私の気持ちに応えられなくて申し訳ないから家を出た」

節子の心の襞がまた上手く表現されています。

すっかり節子の情にほだされて忠もずるずる行ってしまいそう。




それにしても今週は、「下流」の再来かと爆笑の展開もあり、NHKやるじゃんという感じ。

まさか陽子の見栄があんなオチになるなんてね。



子供たちがそれぞれ迷いの道にはまったら

急にお母さんが元気を取り戻しました。

やはり、母は子供を強く導いてこそ母。

戦い終わったらいつだって母のもとに帰りご飯を食べる・・

当たり前のそんなことの繰り返しが家族の絆を強くするのですよね。


しかし、このドラマがこんなに面白くなるなんて

最初のころには想像も付かなかったですわ。

残り2話です・・



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