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支度金の5万円が死亡保険金500万に。まさか本当にそんな日がくるなんて思ってもなかったでしょうね
清和生命に契約者の所在が不明な謎の契約が浮上し、大野(中丸雄一)が調査にあたる。

一方向島(伊藤英明)は、車の修理工場で保険をかけられていたオーナー・磯貝が焼死し、

受取人が元妻から愛人に書き換えられていた案件を担当。

自殺なら1億、事故なら1億5千万、また万一受取人による殺人となれば支払いは無しとなるため、

向島は元妻や愛人に聞きこみを開始する。

大野は謎の契約の受取人である濱口ひろみ(谷村美月)と面会し、

ひろみの父・勲が5年前に借金を残して蒸発していたことを知る。


そんな折、営業部に架空契約の噂がたち、不審な動きを見せていた横村(田中哲司)は戦々恐々。

腐れ縁の向島に自分のむなしい気持ちを吐露しながら、

佐々倉亜希子(高島礼子)への援助を続ける。


翌日、向島は磯貝の前妻から遺書が見つかったと連絡をうけ確認するが、何か腑に落ちない。

一方、大野はひろみとともに濱口勲の行方を捜すが、目当てのアパートでも見あたらない。

これを聞いた向島はふとひらめき、アパートの賃貸契約書と磯貝の遺書の筆跡が同じなのを発見。

さらに、磯貝の元妻が自分がもらえる保険金に、

本来知らないはずの愛人が契約した別会社の保険金を加えて計算していたことから、

元妻と愛人がぐるであることをつかむ。

元妻の後をつけた向島たちは、死んでいるはずの磯貝を見つける。

何と、磯貝の代わりに亡くなっていたのは、ひろみの父・勲だったのだ。

大野はひろみに、勲の死により保険金がおりることを伝えに行くが、

ひろみは父に会いたかったと涙を流す。


向島たちの案件が一件落着した頃、

横村は亜希子に自分が横領で会社をくびになるかもしれないと告げる。

それを聞いた亜希子は、横村に一緒に死のうと心中を誘う。




冒頭が爆笑のオッパイ女子学園。

見ているこっちもおかしいけれど

真面目な顔して説明にあたる向島がとにかく笑えました。

大野がふざけるから余計ウケますね。


今週は2つの案件がしっかりと絡み合う事件モノ。

まるでサスペンス。

てか、愛人をゆさぶったら元妻のところで遺書が見つかったという都合のいいケースで

ここで二人が手を結んだというのがわかっちゃいました。

ちょうど似たようなサスペンスを見たばかりでしたので(笑


元妻と愛人という反目しあう二人が裏で手を結ぶという例はけっこうあるし

ホームレスを身代わりにするのも

ミステリーを読むとよくありますが、

保険金殺人として現実にあった事件だったのね。

全く恐ろしいことだわ。



この二つが絡み合うのを向島が勘付きました。。

って、向島、さすがに出来すぎでしょう?



今週は、

いかにも無欲な元妻と強欲そうな愛人とさらに死んだことにした被保険者の磯貝、

この3人の事件案件と

同じ清和生命で未入力だったためにメモ案件となって向島らに巡った偶然とが

まさに偶然が重なって真実が暴露されたのでした。



保険ははずれない宝くじとはいいますが

それは不正をしない前提での宝くじ。


先週、亜希子が「保険ははずれない宝くじ」と言ったけれど

今週それを受けて、見事に外した案件を立証してくれました。


これも向島がアンテナをはりめぐらしてるからですね。

たとえば、元妻が本当なら1億もらえると口が滑ったことで

ビビビときた向島が友人のところに調査してみた・・。

さらに、筆跡も脳のアンテナに引っかかっていましたね。

たまたま、出てきた元妻のところにあった元夫の遺書と

後から出てきた、ひろみ@谷村美月の父親の証書。

何かが違うと首をかしげながらその引っかかった記憶を手繰り寄せていく向島。

「雄」という文字の筆跡にこだわっていたのでした。

現実にこんなすごい推理ができる査定人がいるんでしょうか?

てか、大きな金額が動くだけにそれなりの頭脳の人を使わないといけないってことですかね。

何でもかんでも疑ってかからなければならない査定人。

目付きが悪くなりそうですね--;


先週、向島はサラリーマンの仕事しろと言われましたが

今週は1億5千万の損を出さずにすみました。パチパチ


それにしてもひろみのお父さんは架空の就職話にのせられ

わずか5万の支度金を素直に喜んだというのがまた涙を誘います。

その支度金を全額、ひろみ受け取りの生命保険に投入。

いつか何かのためにと用意したその石が

宝くじと思う悪巧みの人々を追いつめる波紋をくりひろげ

そして向島が見事にキャッチしました。

なかなかうまいめぐり合わせでした。


そしてもう一つの案件。。横村と亜希子。

亜希子が横村の用意してくれた薬を捨てたことで

その意図がはっきりわかりました。

亜希子は横村に愛などこれっぽっちもないのね。

ただ「宝くじ」としての保険を狙ってるだけ。


ラストで「一緒に死にましょう」と抱きつきニヤリとするのは

ぞぞぞっと背筋が凍るものがありました。

自分だけ生き残るってのはどんな方法?

横村、危ない・・・。


***


今週も向島がなんか理知的さと冷静さでいいじゃないですか。

すっかり、伊藤さんのドラマになってきていますね。

そんな脇で大野@中丸さんも

「かわいそう」連発のオバカさんから

ちょっとおっとり風の査定人アシスタントに変わりつつあります。

ひろみにコロッとまいってしまうのも若いからか。

彼女が美人じゃなかったらここまで熱心にはできなかったかもしれないですけど。

って、当然ですか^^;


そういえば向島の過去の案件がまた今週もチラッと顔をだしました。

夏八木さんの孫の男の子が入院してましたね。

あの時は、不要な保険金を払い、今は入院の保険が出ないと怒ってましたけど。

向島は何も返せず、ただ謝るだけの様子。

この向島の過去の失敗(?)の経過がはっきりわかる回があるんでしょうか?


保険ははずれのない宝くじといいますが、

不正をしない前提でという誘導がありました。

ほとんどの人は不正などせず、せっせといつかのために掛け金を払い続けていますよね。

しかし、わずかの書類の不備で不払いにする例もあるのでは?

そんな不幸を招かないためにも、例件があれば今後のためにも教えてほしいものです。



次回のラストマネーも楽しみにしてます。




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