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三人とも問題ありすぎでしょ。しかしプロポーズ断るなんて自由人そうな治子が最も傷を負ってたのかと・・。
治子は熊木からプロポーズされるが、

結婚は束縛だと断ってしまい、ケンカになってしまう。

麻子は邦一にDVの傾向があることを、姉妹に打ち明けられずにいた。

育子は合コンで知り合った光夫(若葉竜也)と付き合い始めるが恋愛感情を抱けない。

そんなとき麻子の電話の様子から、

夫婦の間に重大な問題があるのではと気付いた治子は麻子の家に駆けつける。




犬山家って仲良し一家なんですね。

離婚したあとも出て行った夫(パパ)のためにプレゼントを買うって、有り得んわ~。


さて、先週のDV夫、邦一(ユースケ)ですが、マヨネーズを妻の麻子(木村)にかけ

ついには首を絞めています。

逃れようともがくでもなく耐えるように苦しみつつされるがままにしている麻子にも違和感ですが

邦一も我に返り、悔いたように手を離しました。

泣きながら寝ている邦一を背中から抱きしめ、

自分たちは求め合ってるが愛ではなく飢餓だという麻子です。

気持ち悪い夫婦。夫だけじゃなく妻も。



治子に八木という元カレが登場しますが

自分が治子をふって今の妻と結婚したのが悪かったみたいなことを言うと

それは大きな勘違いだと治子に訂正されていました。

いや、本当、そういうことを平然と言い、また体の相性は最高だなんて

よく言えるよねえ。

治子のような性格じゃなかったら裁判沙汰じゃない?

この八木って男も一見さわやかそうだけど、どうも生理的に受け付けない気持ち悪い感じ。



育子は両親の離婚で人生観が歪んだというのが治子の論です。

初体験の相手がホームレスの島尾さん(森本レオ)だそうですが

普通の女子高生の感覚なら絶対に入れそうにないあの空間で初体験?

もうびっくりするやらです。

でもその島尾さんとは今でも仲良くしていて、人生相談の相手みたいな感じでしょうか。

かつてちゃんと科学を勉強していたとかたってましたが、

しかし、においがDNAの判別の基準とは新説!

動物の雌が無意識にオスを選別する基準は「匂い」なんだって(仮説)

人間もそうだけど遺伝子の形が違う相手とつがうのがいいっていうことです。

でも実際、同じ地域内よりもできるだけ遠くの人と結婚するほうが

子孫は優秀な遺伝子を残せるといいますよね。

10人の人と付き合ったけど違いが分からないと言う育子には

無理に付き合わなくてもいいと助言しています。

ただ育子の方が何か強迫観念のように相手を作る必要があると信じてる様子。



そして犬山家のお買い物。

育子だけは出て行った父親にはプレゼントなし。

麻子はあざの残る首筋をスカーフで隠して出てきました。

食事する時間はないとかえっていくわけですが

先日の邦一のプレゼントの「ライ麦畑~」の本を治子にあげていきます。

「さようなら、私は二度とあの中には入れない」と

泣きそうな顔して振り返り、帰っていくのでした。



そして、治子は熊木からプロポーズされますが

抱きついて大喜びするわけです。

だが、それは結婚承諾ではなかったのでした。

今のままで十分幸せだから、余計なものをくっつけることはしたくないというのが

治子の言い分です。

翌日帰宅した治子は熊木に甘えていますが

あくまで結婚にこだわる熊木にやはり結婚はしないというのです。

その理由は自分は生涯熊木一人を愛するとは言い切れないからだそうです。

熊木は、家事一切を自分がしていることで憤懣をぶつけ出て行きました。

治子は両親の離婚をみて父親の気持ちが移ろったことで傷ついたのでしょう。

今現在、お互いが好きだから結婚じゃだめなんでしょうね。

熊ちゃんにあわせられなくてごめんねと落ち込む治子ですがそこに麻子から電話。


先日の「ライ麦畑」の本があるならばそのままにしておいて返してほしいというもの。

眠れない邦一が読もうとしていたが麻子にあげた本じゃないのがばれてしまったようです。

ていうかなぜ自分のあげた本じゃないとわかったのか?

それは、「麻子へ」と赤ペンでかいていたから。

こんな事をする必要があるのかと驚くばかりですが

先日のスカーフの麻子を思い出した治子は何かあると勘付き

すぐに麻子の家へと走ります。


その頃、邦一は本棚を全部さらい、置物をわり、照明を壊し大暴れ。

ついには麻子に乱暴をはじめますがあくまで麻子は抵抗もせず耐えるようです。

下のインターフォンを鳴らしても応答なしで治子はあせりますが

凄い物音で玄関を壊して中に入ろうとしています。



そしてその頃、犬山の母のもとへ父がやってきてプレゼントを渡すという手順になりますが

その前に話しておかなければいけないことがあると告白がありました。

父が帰ったあと母は、滂沱の涙にくれているのでした。


*****

お父さん、どんな告白があったの?

子供が出来たからもうここにはこれないということじゃないよね。

あんなに泣くってことは余命僅かとか・・?


麻子もやはり両親の離婚で結婚観がゆがみ

あの夫でも我慢して結婚を継続しようとしているんでしょうか?

求め合ってるというけれど、DV夫が十分にその後に苦しむ事を知ってるから

なかなか別れられないという巷の話と符合していますねえ。

このドラマの登場人物みんな精神を病んでない?


今回最も残念なのは治子。

普通、ごく一般的に結婚にこだわりしがみつくのは女性の方ですから

それだけでも治子は十分に見上げた心意気をもってることはわかりました。

今現在仕事に十分乗ってるからその自信がそういわせたのかもしれません。

でも、あれだけ尽くしてくれるカレに結婚のご褒美をあげてもいいのでは?

片付けない掃除しない料理しない女と家事一切仕切る男という逆転の構図は楽しい。

ずっと一緒にいたいが将来のことまではわからないからという理由ですけど。

そんな自分の足元も危うい状態で麻子のことまで引き受けることになったらどうなるんでしょ。

でも麻子もあくまでDVについてはごまかしそうですね。


育子は恋愛だけじゃなくて人間としての感情すべて欠落のようです。

好きでもないくせに許したり、その男が他の女といても平気だし、

一切合財感情というものを捨てたようです。

でも島尾さんには心を許してるようですし何でも話せるのが唯一の希望でしょうか。

島尾さん自身も学のある人みたいですが何故にホームレスに?

ともかく今後が最も気になるのは育子かな~。


表面は豊かで綺麗で光っていて眩しいような犬山の女性たちですが

みんな問題ばかりだと知った2話でした。


次回はどうなるんでしょうね。

姉夫婦に解決の道って出て行くしかなさそうですしね・・。


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