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由梨と恭子はタイトロープの絆で繋がっていたという結末でした。
タイトロープの女 第6話(最終回) 「切っても切れない」


龍司(田村亮)の子でなかったことを知り、由梨(池脇千鶴)は会社を継いだ意味を自問自答していた。

そんな折、恭子(高岡早紀)が倒れ、病院に呼び出された由梨は、

お互いが唯一の縁者であることを思い知らされるが、恭子は姿を消してしまう。

一方、新製品の情報を手土産にライバル会社へ移った小野田(笹野高史)は、

十倉ワイヤーを価格競争に巻き込んできた。

多品種高品質で対抗しようと、由梨は社運を懸けたプレゼンに臨む。



恭子は高熱と脱水症状で倒れたそうですが病院が身元を調べて連絡くれたってことですね。

よくなったら連れて帰ると言う由梨です。

父が残してくれた母親としてのあなたを面倒見るのは娘の義務だから。

じゃないと恩返しできない・・。

珍しく殊勝な由梨ですが恭子としては頼るのはプライドが許さないところでしょうか。

由梨に水を買うように頼み、その隙に病院を出て行くのでした。


その恭子ですが、以前勤めていたクラブでまたホステスをすることにしたようです。

高岡さんて着物でもドレスでも着映えして色香がにじみますね。

そこに小野田が客として現れ、騒ぐ様子を見聞きして情報を得ている恭子です。


会社の方は恭子が出て行き、永沢も解任されたということですが、

高木が頼み込んで会社にもどってもらったという経緯がありました。


その永沢が戻り、恭子とお互い離れた今の方がいいと言うと

これからは起きたことをあの人のせいにできないから大変だと笑う由梨です。

何か吹っ切れたものを感じます。


そしてワイヤーの競合。

由梨を贔屓にしてくれている女性経営者がいましたが

小野田が横槍をいれてヤマトロープの方が安くするという状況にしたようです。

小野田はヤマトロープに移るときにカラーワイヤーの技術を相手方に渡したのでした。

企業秘密なのに・・。

特許申請しても間に合わなかったでしょうか?

小野田は働く男の意地と言ってますが、

要するに裏切って盗んでいったということです。

この会社はおじさんのご機嫌取りのためにあるんじゃない。

ウソついて騙す様な人に意地なんて言われたかない。

そんなのはただの依怙地や!

由梨も怒りで叫びますが、小野田はそれならと社員を一人引き抜いていくのでした。

状況はカラーワイヤーがこけたらドツボということになっています。


そしてヤマトロープは100メーター巻で800円という情報が恭子からもたらされました。

単価は安くできないけれど、カラーを増やすという方向で勝負をかける由梨です。

そしてプレゼンの日。

トランクを開けたら30色のワイヤーがあります。

その豊富な色彩に思わず乗り出す相手方ですが、

しかし、値段は下げないという由梨です。

卓越した技術の持ち主がいて、0.01のさじ加減を熟知する社員や

最後の仕上げの女神達の指加減など技術を安く売る事はできないと由梨はいうのでした。

だが相手方は値段が唯一の勝負どころだったようで

結果はだめだったと社員に頭を下げています。

しかし、みんなは逆に発奮したようで由梨に拍手です。


榊は会長が由梨に会社をのこしたのは「由梨がかわいいから」だといいます。

オヤバカ通りすぎてバカ親でした。

だから由梨が会社を継ぐというときに絶対に由梨を一人にしないと思ったそうです。

高木も家族だからとつなぎます。

涙にくれる由梨はただ感謝のみ。

遠くに父、龍司がうなずいてみえました。


小野田はヤマトロープの部長になれたようですが

恭子がビールを浴びせています。

過去の粉飾決算の話まで暴露。

きっと十倉は盛り返すわ。あの子、やるときはやるから。

悔しそうな小野田。


その夜、小野田は由梨を待ち構えていました。

ヤマトで居座るという小野田ですが、

実は龍司にただライバル意識をもっていたということでした。

だから龍司に報いてやったという気分です。

しかし由梨は静かに小野田を諭しています。

お父さんはもういないのよ。それにきっとおじさんをゆるしてくれる。

お母さんのお腹にいた私を黙って受け入れる人だから。

とてつもなく大きい人だからきっと許してくれる。

長い間、ありがとうございました。

由梨の出生の件も初めて知ったようだし、

さらに頭を下げられてようやく小野田は自分の愚かさを噛み締めたようです。


そして恭子が遠くに行くと言う知らせ。

今なら間に合うから見送りに行くように永沢が言うのですが

恭子が教えてくれた医療ワイヤーを開発することに

由梨の気持ちは決まったようです。


ワイヤーの開発は着々と進み、

医師たちと試行錯誤し、

他社よりも患者の負担が少ないものができたようです。


3年後。

由梨はセミナーで講師を務めていますがワイヤーの成果の発表のようでした。

医療ワイヤーの技術が成功し、認可が下り、心臓病の治療に活用できるそうです。

壇上の由梨は恭子の姿を探すのですがどこにもいません。


そして雪の日の海の町へ由梨は訪ねていきました。

ちょうどお客を送り出した恭子がそこにいます。

二人は3年ぶりに顔を合わせたのでした。

すっかり立派になってと微笑む恭子。

何で?今まで全然連絡もよこさないで・・

相変わらず恭子をみると文句ばかり。

今頃、派手なけんかをしてないか、変な男にひっかかってないかって

結局、心配なのでした。

両親が見えない糸で繋がっていたから

恭子とも二度と会えなかったら困るってわかったと言い出します。

恭子としても今更白々しいとしながらも

由梨の存在は悔しさをバネに変えるパワーがあったと言います。

だからこうしてここに生きているのだと。

由梨とは気が合わないと思ってた・・

でも、会いたかった。

二人の応酬はいつのまにか涙で微笑み、手を握り、傘をさしかけた由梨でした。



*****


残された問題は小野田のおじさんと恭子と二人の今後でしたが

どちらもいい感じで終わりました。


小野田のおじさんは龍司の向こうを張って大きい仕事にこだわるわけですが

自分をないがしろにした会社に一矢報いる気分だったようです。

技術を盗み他社にお土産として裏切り出て行ったという小野田です。

しかし、由梨はそんな小野田を父だったら許していると

大きな気持ちで送り出すのでした。

いつのまにか由梨は成長しています。


笹野さんて人のいい気立ての良さそうな役ばかりかと思ってましたが

こんな狡猾で小ずるい裏表のある役もこなすのですね~。

見事に小野田は悪い奴と思いこんでいたし、ちょっと新発見でした。



恭子とは気が合わず、顔を見ると文句ばかり罵るだけの由梨でした。

しかし恭子を「父の残してくれた家族」として実感したことが

大人へと導いてくれたようです。

そして会社の皆が由梨をしっかりサポートしてくれたのも一役買い、

由梨をして、ひとまずは社会に通用するまでに見せてくれるようになりました。


遠くで恭子が頑張っている、きっと恭子に報告できるようになりたい。

おそらく由梨はそんな思いでいたのでしょう。

医療ワイヤーに成功し、

壇上から恭子を探す由梨は以前のイジワルな顔はありませんでした。


そして、不仲の二人は実は父の残してくれた親子ということを実感し、

見えない絆を感じるのでした。

一緒に暮らしたらまた文句ばかりでしょうから

このくらい離れていて、

たまに会ってお互いのことを報告し合うぐらいの関係がいいのでしょうね。

二人の関係は血のつながりがない父が残してくれた軸が家族として織りなしていたのでした。

顔を合わせればケンカばかりで文句しか言わないけれど離れてみると寂しいって

まさに兄弟姉妹ってこんなかんじじゃないですか。

戸籍上では親子。実際は10歳ほどしか違わない二人。

これからは女同士、人生経験を積んで楽しい時がありそうです。


このドラマは由梨の成長の軌跡みたいな経過を辿りましたが

とにかくまあ、由梨には辟易したものでした。

でも終わってみるとすっきりしてなかなかだったと思えるから不思議です。

主役の池脇さんよりも高岡さんが輝いて見えたのはまあ・・しょうがないですかね。


これまで言いたい放題言えて心底、楽しかったです。笑



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