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「池上彰 スペシャル世界が変わった日~あの震災から1年~ 3/10(土)21:00」を見ました。

しかし、何しろ大分前にレコーダーが壊れてしまい、

どうせ見直す時間もないと諦めていて

直しもせず、買い替えもせず放置していました。

なので録画もしていないため詳しいレポができずすみません。



2011.3.11から一年過ぎました。

あの当時は私も頻繁になにかしらエントリーを上げていたものでした。

実はね、この1年前の震災についてのエントリーにアクセスがかなり入ってきてるのを

久~~しぶりにアクセス解析をみて確認したのです。

そして、震災のあの時に何を思い、どんな行動をしていたのかが自分でもわかって

意外にも興味深い思いで皆さんの読んでくださった記事を次々と読み返していました。

1年も前の記事なのに、皆さんどうやってこの辺境のブログを見つけてくれたのでしょう。

本当に訪ねてきてくれてありがとうございます。

でもほとんど役に立たないただの読み物で申し訳ありませんでした^^;



さて、池上さんの番組です。

震災から一年過ぎ、まだまだ復興は遠くにあり、

被災地の方々に気持ちを通わせ手を合わせるばかりです。

それでも今日、明日と流れていく時間とともに私たちの次の課題は何かという点にも

進んでいかなければならない時期ですね。




今一番の関心事は何かということでしたが、

それは、

1月頃に発表された、

「首都圏の4年以内に震度7の地震の確率が70%」というあのニュースなのだそうです。

確かにあの時はほとんどパニックになりそうなところでしたね。

その2週間後に確率が50%に下がったのもなんで?というところでしたが、

東大の地震研究所に直接池上さんが訪ねて行き、

担当者に話を聞いて「研究成果を語る教授同士の談話」ということで

公式の発表ではないということを明言していました。

地震の振動の揺れを記録する機械がありましたが、それは、その地震の回数により

その後の地震予測を%で出すものだそうです。

その数ヶ月の時期が、ちょうど震災後の余震の回数だったものでかなりの異常値だったのですね。

ですからそれをもとに数年後を予測すると高い%になってしまうということなのでした。

その後、急激に余震は減りましたが、それでも現在でも数日に一度は地震があるわけで

この地震の頻度が減れば将来の予測の%も小さくなるという理屈だそうです。

なのでパニックになる必要はありませんが、でも発生予測としての数字はゼロではないし、

明日くるかもしれないという防災への心がけと準備は怠りなくです。

また、「首都」というのは東京都心というのが大方の考えでしょうが

実は「1都4県」(うろ覚え、すまぬ)・・の東京とそれを囲む4県(?)のことなのでした。

ですので、自分とこは首都じゃないから~なんていう思い違いのないようにしてくださいね。


そして最も大きな課題は次世代の発電エネルギーではないかということです。

イランのホルムズ海峡閉鎖により

現在の火力発電の原油エネルギーがまかなえないかもしれないという予測があるわけで

池上さんは4つのエネルギーを挙げていました。

■地熱発電

■メタンハイドレード

■海藻

■ミドリムシ

この中で番組が特に力を入れていたのが

地熱ですね。

池上さんはアイスランドまで行ってロケしてきてくれました。

アイスランドと日本はとってもよく似ているのだそうでそれは火山があるという点です。

この地熱を利用して発電を行っているのでした。

そして利用した排水は温水として

街中を直径何メートルだったかのパイプを通して各家庭に配水されているのでした。

それぞれの家庭ではその温水は床暖房と家庭用温水として利用されていました。


この太いパイプと高圧電線が並行して街を貫いているのがすごく印象に残っていました。

地熱は火山のエネルギーなので熱そのものはタダなのですが、

この大掛かりな仕組みが大変そうです。

東京のように既にできている街に採用するには大掛かりな仕掛けが必要そうです。

むしろ被災地の方にこそこの仕組みは生かせそうですね。

アイスランドでは確か2006年にこの仕組みを取り入れたそうでまだ新しいのですね。

地熱利用の発電でオール電化の方式になりますが、

気候の似ている札幌の家庭の平均光熱費(ガス、石油、電気)の半分で済むということがわかりました。

現実に地熱発電を使用していくと家庭の負担が減ることはよくわかりましたが

初期投資が非常にかかるという点で、思い切りが必要です。

日本にある火山地帯で地熱利用している箇所がパネルででてましたけどけっこうあるんですよね。

でも全体的に進まないのだそうです。

それは、温泉街の反対(枯渇を憂う)と、火山地帯は国立公園にあたるので掘削が出来ないという点。

あとコスト高となんだっけ・・。

でも、国立公園の隣から斜めにパイプを落として掘っていくという許可はできたそうで

少し前進があるそうです。

私も地熱利用には夢を感じました。


他3点のエネルギーについても簡単な説明がありましたが

どれも意外性に満ちていて驚くばかりの発見でした。

何も原子力だけに頼らなくても良かったんじゃない?ってくらい思うのですが

悔やんでも責めても過ぎたことはもう取り戻せないし、

これからどうしようかという視点に立って発展に期待できそうでした。


インフラは復興に何が必要かという点でも最重要な案件になるはずですが

アイスランドには池上さんたちと入れ替わりのように経済産業省が視察にきていたそうです。

ここまで復興が遅れているならば逆にじっくりと腰をすえて長い目で考えて

住民の方たちにとって最も負担が少なく

そして冬暖かく過ごせる街並みを作るのが大事と思います。



************


そして、今朝、蓄電式太陽光発電機のチラシが入ってきてちょっといいな~と思ったのです。

震災直後に蓄電機をネットで探しまくったら60万ぐらいしていた記憶がありましたが

その半分でできたようですね。


一戸建ての家なら屋根に太陽光発電機を取り付けることもできるし

それを利用して電力を売ることもできるそうですがマンションには無理ですし

また、蓄電はできないというのがあの頃の話でしたよね。


それがベランダで太陽光を発電できてしかも蓄電できるって凄くないですか?

さらにデスクに置けるくらいのコンパクトサイズです。

このバッテリーがどのくらい貯められて、コストパフォーマンスがどのくらい化けるかを

今後の開発に期待できそうです。


災害は待ったなしですので今すぐ欲しいという方は検討してもいいかもしれません。

私も欲しいな~と思ってます。

発電はできないけど家庭用電源から電気を取り入れる蓄電機というのなら10万前後であるようです。

災害時を想定した場合、それぞれの必要とするものが違うので

自分に合ったものを抜かりなく準備しておきたいですね。


以下は今朝のチラシで入った商品の内容。

エコトリシティ  ↓ クリック

http://www.xsol.jp/ecotricity/index.html



2012/01/25

非常時・野外で活用できる小型ポータブルの蓄電式太陽光発電
グリーンテックは、小型ポータブルタイプの蓄電式太陽光発電機「ecotricity(エコトリシティ)」を4月1日より発売する。同製品は、持ち運びに便利なうえ、小サイズ設計ながら最大出力1,800Wを発生する抜群のパフォーマンスで、節電、停電対策のほかアウトドアでも利用できるのが特長。価格は税込31万2,900円で、現在予約販売を受け付けている。

東日本大震災以降、停電、節電対策として、太陽光発電や蓄電機器が注目を集めるなか、高性能で利便性に優れた蓄電式太陽光発電機が登場した。ecotricityは、スイッチひとつですぐに電気を使えるシンプル構造。悪天候の際には家庭電源からチャージできる。また、ガソリンタイプとは違い音や排気もなくチャージ可能。さらに、UPS(無停電電源装置)機能により停電時でもPCバックアップが可能。

充電時間は、太陽光では12~15時間、AC電源では6~8時間で、併用するとさらに短縮できる。1台あたりの使用目安は、携帯電話24時間、デスクトップパソコン1.2時間、ノートパソコン3時間、液晶テレビ2.4時間、ラジカセ12時間、扇風機6時間。

グリーンテックは、産業・公共用及び住宅用太陽光発電システムの設計、施工、販売などを手がけるメーカー。同社の事業を総称したコーポレート・ブランド「XSOL(エクソル)」として、太陽光発電の技術開発と普及に力を入れている。


★他にも探してみたらありました。

太陽光発電ファクト

こちらは¥248000でした。出力はやや小さいみたいです。↓ クリック

http://www.fact-inc.co.jp/solar/

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