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すずちゃんの手話は日本語対応手話でしたっ!先週よりもわかりやすくて馴染み易かったのがグーですわ~。
今期の春ドラマはほとんど全部面白いですね!

笑えるのも、奥の深いのも、レベルの高いのも、ほのぼの系まで多彩です。

ただ、ほとんどが医療、推理ミステリー事件モノで、

それ以外といったら「カエルの王女さま」しかなかった。

これから始まるのでは亮くんの「パパドル!」ぐらいですか。

レビューしたいと思えるドラマがないですね~。


そのなかではこの「37歳で医者になった僕」がドラマとして最も私の好みにあっていてチョイス。

医療モノと事件モノのはレビューしない方針ですが

さらにみんながいいと言うものにも手を出さない主義なんで・・(笑


まあ・・こちらは医療というよりは病院側の体質改善みたいなものなので

まだ取り上げやすいところがあるかな~ということで。


*****


さて、先週ですが、すずちゃんの扱う手話について

「ろう者の伝統的手話じゃないか」と一席ぶってしまいましたが

今週、見てみるとあれれ~違うな~てな感じでした。

だって、もうね、わかりやすい初心者向けの手話になってるのよ・・・

先週、なぜ伝統的手話だと思い込んだのかわかりませんが

(私が)半覚醒状態で見てるのでちゃんと読み取れなかったのと、

おそらく、通常以上の意訳をした単語が飛び出したせいだと思うんですね。


ともあれ、画面下に文字で訳がついてますでしょう?

あの通りの順番で、一つ一つの単語が手話に変換される

わかりやすい日本語対応の手話になっていることを確認しました。

これなら聞こえているすずちゃんの会話としてはごく自然なものだし納得ですっ!

しかし、下の訳語がなかったら簡単な手話でも読み取れない私ってば

本当にダメダメだわっ><


あと、もう一点、驚いたのが沢村(水川あさみ)も手話が読み取れるってこと!

これには驚いたのでした。


だって、ドラマで帝大出身ということなので現実社会でいうなら東大ってことになるでしょ?

いかにも自分はできるんです~って人の集団で

こういった草の根的ボランティア傾向のことをする人って見たことないし。

ドラマの画面では訳語が出てるからわかりやすいけれど

すずちゃんと沢村の二人の間の会話には訳がつかないのよ!

それなのに沢村はちゃんと読み取って会話してた!

手話ってね、(英語と同じ感じなんで)自分で表現するのはわりとすぐできるのですが

相手の手話を読み取るのがけっこう大変なのよ。

驚くわよ、それは・・・

過去に手話を使うような何かがあったのでしょうか・・。

徐々に沢村の事情も明らかにされるかもしれません。


********


さて、今週のテーマは「医者も接客業である」という点でした。


医者は接客業ですよね?

もちろん私もそう思います。


現実に名を出してしまいますが

私の家のご近所にある「聖路加国際病院」はまさに

「医療はサービス」とうたっており

医師の患者に寄り添う姿勢は徹底的に教育されているように感じます。

医師たち全員が本心からそうなのかどうかはわかりませんが

たとえマニュアルだとしても感じは良いと思います。

患者が最初に医師から告げられるのは

「自分は○○と申します。よろしくお願いします」という低姿勢の自己紹介からですよ。

医者の方からそういってくるんです。

ここでぐっと親近感が増しますし、信頼して命を預けてみようという気にもなると思いませんか。

そうそう、聖路加病院出身の医師から別の病院で見てもらったときは名刺ももらったこともあります。

ドラマでつよぽんが行っていたことは何年も前から聖路加では当たり前のことだったのです。

聖路加は入院は最低額3万~の個室しかないし、

初診の時に紹介状がないと5000円の割り増しが必要ですが

芸能人や財界政界有名人など特別サービスで守ってくれそうだし、

一般の人だってみんな診てもらいたいというくらい大人気の病院である事は間違いありません。


一方で某大学病院にもずっと通ってましたが

医師から自分は○○ですなんて一度も言ってもらったことがないし

なんか尊大そうで時々イヤだな~と思うときもあるんですよね。

もちろん若手の医者だったりすると何でも話せるような雰囲気があったりしますので

悪くないときだってあるのですが、

研究機関であることを差し引いても

患者に寄り添って欲しいと思うときはたくさんあります。

みんな、病気になってしまい一縷の望みをかけて医者にすがるのだから

そういった気持ちの襞をきちんとすくい取ってくれるのが医者としてもあるべき姿だと思いませんか?


*****


そんなわけですが、今週の事案は徳井優さんが糖尿病のコントロール入院ということでした。

ところが担当の新見医師(斉藤工)は患者も診ないでマニュアルどおりのあたふた手配です。

こういう医者に患者は痛みを訴えても聞き流されてしまうのがオチのようでしたね。

診てもらいたくない医者の№1に輝くと言ったらこの人になりそう(オメデトウゴザイマス!パチパチ^^;


ともあれ、理想の医者をめざす祐太は患者への挨拶回りや名刺配りなど

自分なりの改革に勤しむのでした。

相変わらず強引で基本は自分みたいな行動で反感かうばかりですが

先週とちょっと違うのはがむしゃらに患者で実験しない点ですか。

少しは学習したようです。

痛くても我慢する徳井さんの経済的事情を知ってしまうと

思い切り自分の暴走ができないというのも会社員であった経験があるからでしょうか。

そしてドラマとしての偶然性もあり、

やはり祐太の目の前で徳井さんは倒れ、手術の運びとなるのでした。


担当の新見と沢村は何をしてたのでしょうか?

現実には患者と向き合うこともせず、何もしてなかったと言っても過言ではありません。

マニュアルどおりの投薬や検査だけでした。

自分のせいじゃないと言い放った沢村でしたが

医療費減免への手続きなどに動いたのは祐太の姿勢に影響をうけたからに他なりません。

そしてすずちゃんが、理想の医者を目指す祐太を前面的に応援していることを知り

何かが目覚めたのかもしれません。

まずは祐太の理想は沢村を変えたのでした。


こうして一人、改革できたということですね。

次回は誰が変わっていくでしょうか?(笑



患者とのコミュニケーションを深めようと、入院患者全員に朝の挨拶回りを始めた祐太(草なぎ剛)。そんな中、すず(ミムラ)が祐太の勧めで森下(田辺誠一)の治療を受けることになった。診察にあたった森下は治療の不安を取り除こうと丁寧に話を聞き、すずを安心させる。そんな森下の患者に対する姿勢に、祐太は尊敬の念を抱くのだった。

翌日、祐太は新見(斎藤工)から挨拶回りを禁止されてしまう。祐太が「何でも相談に乗る」と言ったせいで、患者たちが下田(八乙女光)ら研修医に使い走りを頼んだり、病状の悪化を勘ぐったりと、苦情が殺到しているというのだ。瑞希(水川あさみ)から「私の患者には近づかないで」と釘を刺され、森下からも「研修医はまず仕事を覚えるのが先」と叱咤されて落ち込む祐太。

そんな折、祐太は瑞希が担当する糖尿病患者・桑原拓真(徳井優)に出会う。腹部の痛みを訴える桑原に祐太は診察を勧めるが、入院を長引かせたくない桑原は拒否。早く退院したいために、桑原は担当医に痛みを隠しているのだった。

別の疾病を疑った祐太が桑原のカルテをチェックしていると、それを見とがめた瑞希から、激しく抗議を受ける。祐太は、桑原が瑞希に何も相談できないとこぼしていたことを告げ、信頼関係が築けていないと指摘。プライドを傷つけられた瑞希はさらに逆上する。

その夜、祐太は入院費が払えず病院から逃げ出そうとする桑原に遭遇。桑原は祐太の制止を振り切ろうとするが、激しい痛みに倒れてしまう。桑原は腹部大動脈瘤破裂を起こしていたが、祐太と森下の迅速な対応で危険な状態を脱した。「理想だけじゃ救えないが、理想を持っていない医者にも、患者さんを救うことはできないと思います」という祐太の言葉に考え込む瑞希。

明くる日、祐太が医療費の減免制度を勧めようと桑原を訪ねると、すでに瑞希から説明を受けたと聞かされる。瑞希が見せた心遣いに喜ぶ祐太。そしてまもなく、祐太の新たな行動がまたも周囲をあ然とさせることに。患者たちがいつでも相談を持ちかけられるようにと、自分の連絡先まで記した名刺を配り始めたのだ…。




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