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年の瀬ですね。お掃除してますか?
昨夜で秋ドラマも終了しました。

途中から内容がわからなくなっていったりしましたが

最後だけはちゃんと見ようと頑張りました^^;


まずはコレから。


「高校入試」最終回

このドラマは舞台が学校内のある日の一日という設定なので

毎回同じような印象なんですね。

ちゃんと心を通わせて見てないと置いてきぼりで何もかも落ちこぼれていきます。

まさに私がその典型なのでした。

時間帯が遅かったのも不利に作用し、録画したのを後で見ようと思っても

全く見ることができずに次のオンエアを迎えてしまうという繰り返し。

前週のダイジェストが冒頭で復習されるのですが

最初の数分で前週の出来事を確認すると

お約束のように意識が薄れていくという繰り返しでした。

で、昨夜の最終回だけはうんと濃いコーヒーを飲んで

途中で寝ちゃわないように正座して準備万端ぬかりなく挑みましたのよ^^


そんで、目を見張ったのがまさみちゃん。

あのほにゃらら口調がきちんと厳しい顔つきで説明する様子は

まさみちゃんのようで別人のような引き締まる空気を発散させていました。



「入試をぶっ潰す」という最初の挑戦状からでんぐり返しを何度も行って

実にさまざまな側面をえぐりだし、問題提起してくれたようです。

もっとも言いたいのはもしかしてネット界の無秩序だったのかと感じました。

年々変化が起こり既存のマニュアルでは対応しきれない出来事が起こる昨今ですが

十年一日のように動こうともしないお上(社会)に一石を投じるという事だったのですね。


職員しかいない場所での会話が投稿されてるという時点で

教職員の誰かが噛んでいることは想像できたのですが

まさみちゃんがそうだとわかったのはいつからだったかな・・。


最初は地方における「一校」の存在を面白がっていたのですが

次第に人間の持つ弱さ、いじめ、格差によるねたみの構図・・

この時期の子供たちの精神的なもろさ・・

いろいろと考えさせられましたね。


たった一度の入試で、実力がありながらうっかりのミスで合格できなかったとき

その後の人生が大きく変わってしまう。

その現実を垣間見たというものもありました。

これが大きなストーリーの柱なのですが、

何事においても改革を断行するには痛みが伴うという言葉通りの結末。

かつて変化を行動で示してくれなかった校長が

すべてを引き受けてくれたということなのでした。


そのセリフがすごく良かった。

「孫がじいじに(保育園の)お迎えに来てほしいというんだ、どうだうらやましいだろう」

う、うらやましいぞ!!


新年度になりまさみちゃんは教壇に立っていました。

あの入試のときの問題を起こした子供たちが皆同じクラスだったのが笑えます^^

ちゃんと見守っていくと力強く宣言し、とってもいいお姉さんのような表情をしていました。


毎週、毎週意識不明になりながらも最後まで引っ張られたのは

脳内で誰かがこれはいいドラマだとささやいていたからですね。

良質のドラマでした。





「PRICELESS」最終回


キムタクの出演ドラマでは近年にない面白さでした。

月9としては前回のリッチマンプアウーマンも面白かったので

月9は、「キャストよりもストーリーが大事」だということがようやくわかったというところですね。


それにしても流れとしてはラス前がけっこうぐだぐだしてましたよね。

藤木兄ちゃんがこれまで悪役を一手に引き受けてくれたのですが、

なんかその状況があまりにもかわいそうな設定なのがちょっとがっくりです。

しかも最終回ではさらに藤木兄ちゃんの狭量を表にするので

藤木ファンは暴動起こしてもいいんじゃね?


ともかく1507名の社員が幸福荘の前に押し掛けてくるのと

統一郎(藤木)が行方不明になるのが問答無用なのでますます展開が急すぎでしょ。


そういえば統一郎はホームレスの真似事をしてましたね。

会社を放棄して、その辺をふらふらするって、

金田一がたどった軌跡をなぞってみたかったからでしょうかね。

現実には家だって何だって急に消えてなくなるわけじゃないし違和感です。


異母兄弟であることをカミングアウトされ

金田一はすべてを理解し、これは「兄弟げんか」というのでした。

そのあたりの金田一のキャラの設定がいかにもキムタク様様なので

ややむずむずしてしまうのですが、ま、いいことにします。


そして、統一郎と金田一は仲良く一つ屋根の下で眠るのでした。

その陰で、モアイさんが別部屋で非常にシビアな夜を過ごしたことは爆笑で片付けときます。


なぜか生放送は北海道。

一週間たっても保温がばっちりで舌もやけどしかねないアッツ熱の魔法瓶が完成。

北海道ロケになんの意味があったのかわからなかったのですが

そのあとのスマスマが北海道からの生放送だったので必然だったようです。

てか、雪の中に埋めて一週間という状況設定を見せるための北海道だったのね。


最終回だけがなんかがっかりしたような終わり方でしたが

何かを作ることに対して驀進していく過程の面白さが描かれていて

そこに魅かれてずんずん見ていきました。


ただね・・

今回も「好青年」のキャラ設定でいつもピュアでまっすぐでまじめで好感度のいい役という

木村さんが実はちょっと鼻についてしまうのです。

木村さんはファンとは言えないまでも好きなほうなんですけどね。

毎回、こう同じ設定なのがどうしても気になります。

たまには、嫌な奴だったりしてもいいんじゃない?

とっても悪い人、裏の黒幕の大物だったりするキムタクもぜひ見てみたいです。

てか、藤木さんと木村さんが逆転した役でもいい数字が取れていたんじゃない?

ファンが嘆きに嘆いてハラハラしてもっともっとと世間をあおってくれるような気がしますけど。




「遅咲きのひまわり」最終回

桐谷さんのしゃべり方が気になって気になって・・・

イケメンなのにもったいないのよね・・。


全体的にぼや~っとした青春の膜がかかっているドラマでした。

最終回も、あいまいなまま終わりましたね。


でも、丈太郎の生きる目覚めには共感しました。

雇用問題とか派遣とか

現実の暗さ不況などを浮き彫りにしましたが

それでは全員が派遣で仕事もなくその場限りの生き方をしてるかと問われれば

一方では、学歴に頼らなくてもきちんとした職を得ている人も多いでしょう?

誰のせいでもなく自分で選んだ道だというのが結論でしょ?


丈太郎も遠回りをしたけれど、米作りの目標を見つけたのは

人生の覚醒でしたね。


その一方で、かほりは教授の推薦を断り

アメリカへの目標を大きく掲げました。

まだ、道は開けてないけれど、

希望を持っていることが一筋の光となって終わりました。


毎回「俺、俺~」「(オレオレって)誰よ~」のお約束の会話もよかったですし

東京タワーでのサプライズも楽しかったです。

二人の今後に幸あれと祈ります。



*********


すでに大移動が始まっていてどこもかしこも渋滞してるという連絡がありましたが

この寒い日に旅行に帰省にとお出かけの皆さんの行動力にも頭が下がりますわ。






今年も皆さんと出会えて楽しかったです。

来年もオモシロドラマで言いたい放題しましょうね。

良いお年をお迎えくださいませ。





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