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01/30/2013 サキ 第4話
もやっとする展開でした・・。言葉だけで自殺に誘導ってドラマだけの話ですね・・。
今週はいよいよ伊豆での決行ということで

崖のシーンにじわりと包囲し、

これまでの悪行大公開、探偵さん登場かと

高揚感にあふれた予告があったようなのですが

9割、サキの言葉だけで追いつめた「犯行(?)」でした。


しかし、なんかスッキリしませんね。

人間てそんな簡単じゃないでしょ?



ターゲットの野村ですが職業は弁護士ですよ!

嘘やんって誰しもが疑問に思えるほどの

無能っぷり・・・

弁護士って、依頼者のためなら何でもするってくらい

腹黒さや

あるいは法定での頭脳戦だってあるでしょう?

人生経験も十分にあるというのに

あっさりサキの誘導で自殺へと向かったのです。


飛び降りと言ったら、第1話でも

中川がサキが後を追ってくれると信じて飛び降りたという話がありました。


飛び降りへと誘導するのがサキの手みたいですね。


野村は、妹・祐樹に対して一線を超えた思いを抱いたことが

ルール重視の生き方を実践してる身にとっては

罪悪感そのものだったようです。

世の中の常識・秩序に逆らえないという

自分との戦いに負けたように飛び降りたのでした。


あなたは祐樹さんを愛している・・

彼女は・・受け入れた・・

彼女を汚すくらいなら死んだ方がまし。

祐樹さんは待っている・・

身も心も解き放って自由になりなさい・・



サキが、野村的モラルに反したことを囁くたびに

野村はハアハアと苦しげな顔になり

必死に自分のなかで葛藤し戦うのですね。


サキは手に入れた野村の手紙を祐樹に渡したなどと言ってましたが

それは嘘なのは、皆さんも知っての通り。


天使のように大事に心の底に閉じ込めている、

ある意味純粋(?)な思いを

祐樹に知られてしまい、さらに

「汚してしまう」などと

サキの言葉にかかると恐ろしいことのように聞こえるのでした。

まあ、その気持ちにふたをしていたわけですし

直視するには、小心気味な野村としては、世間のモラルにより、

自分がとんでもない罪をおかした錯覚にも陥ってしまうのでしょうか。

サキは野村には、

世間の常識など関係ないから

自由になって愛を貫けと、繰り返し言うのですが、

言えばいうほど苦しむのが野村でした。

あの苦しみ方こそ異常に見えるのですけどね。


そんな野村を(祐樹は)受け入れたとサキは言ってたのでしたが、

バス停にいた祐樹は屈託なく無邪気に「お兄ちゃん」と、自分に対して手をふってくる・・

しかし、子どものころの祐樹の姿が見えてきて

タブーを冒すことなどできやしない・・。

野村は、祐樹を振り切り、Uターンして崖に向かいました。

そして、そのまま海にダイブだ~~と思いきや、

車から降りて身一つで飛び降りたのでした。

そんなシーンはありませんが、

後の目撃情報ということです。

あれだけ、ハアハア苦しみ、動揺し、興奮も高まっていたのに

頭の中では冷静に、車から降りた方がいいと判断していたのね。

まことに不思議な野村の最期でした。



サキの凄さがわかったというかなんというか。

成り行きだけを見ていると、サキがすごいというよりも

野村がバカすぎ、変としか言いようがない・・というのが普通の印象なのですよね。

でも、そういう性格だと計算しつくして

言葉で追いつめ自分から死にゆくようにするというのが

サキの頭脳なのでしょう。





そして、今週の隼人。

隼人も野村同様、一線を超えた思いを抱いていたようです。

ただしこちらは自覚なし。

後に同僚から、指摘されて本当の姉弟ではない例を聞いていましたが

愕然としてました・・。

とにかく、キレイなお姉さんの出現に浮かれている間に骨抜きにされているわけで

しかも、それは血の通った(と思っている)「姉」なんですね。

二人っきりで会いたかったのに

百合香が現われて不機嫌になるなど、

わかりやすい子ですね。

百合香と隼人は亀裂が入ったように見えました。

もちろん、これもサキの計算のうちでしょう。



今週の理事長。

「理事長の夢を見ました。」

潜在意識や願望が夢を見させるという話により

サキが院長を意識していることをにおわせていると

それは嬉しそうな表情。

どんな夢を見たかって

「恥ずかしくてとても言えません」・・ポッ・・

こんな様子をみたら誰だって恥ずかしいような妙な気がしてきますね(笑

それよりも何よりもナース服のサキってばヘアスタイルがサザエさん風で

歩き方もなんか笑ってしまえるのよね。

やっぱ、仲間さんはワンレンストレートがお似合いです!




そして新ターゲットの出現という驚愕の展開。

それは本田@岡田義徳でした。

いかにもゲームオタクの本田にサキは赤い手袋で印象付け近づきました。

小学生の甥っ子にあげるゲーム攻略本。

嬉しそうに探してくれた本田ですが、

赤い手袋が落ちていたわけで、めっちゃラッキーですなという展開です。

うまいもんだわ。




そしていつものように

ステーキを焼き、ワインで乾杯。

シャトー・ムートン・ロシュフォール。

すっかりおなじみになりましたが高価なワインですよね。

そんなお高いものを看護師のお給料でしょっちゅう買えるものなの?

ちらっと、何人もの男を手玉にした某容疑者を思い出しましたが

容貌が違いすぎるので何とも比較してはいけません(キッパリ




サキのまわりで二人が飛び降りていることを知った編集部の濱田は

何か行動にでるでしょうか?


彼らは何らかのシーンでサキと出会っていて

サキを傷つけているようなのですが

もちろん自覚はありません。



以下は 「サキ 第4話」のあらすじです。


サキ(仲間由紀恵)に勧められ、野村(萩原聖人)は妹・祐樹(原田佳奈)への秘めた恋心を手紙に書こうと決意するものの、いざとなると筆が進まずにいた。そんな野村の様子を密かに確認し続けていたサキは、祐樹にも声をかけていることを隠して、週末、伊豆旅行へ行こうと野村を誘う。

一方、誕生祝いの途中でサキが野村とのデートを優先したことに軽い嫉妬を覚えていた隼人(三浦翔平)は、サキから電話で「隼人に祝ってもらえたことが一番嬉しかった」と礼を言われ喜ぶ。ところが「お礼がしたい」と言われてサキの自宅を訪れると、隼人の恋人・百合香(黒川芽以)も招待されていた。二人きりだと思い込んでいた隼人はショックを覚え、自分との関係を嬉々としてサキに語る百合香についに声を荒げてしまう。

その夜、サキとの約束をキャンセルされた野村は、とうとう、決して人には知られたくない、知られてはいけない、妹・祐樹への秘めた思いを手紙に書き綴っていた。
そして週末、手紙を書き終え、晴れやかな気持ちでサキと伊豆旅行に訪れた野村に、突然、サキが「あなたを待っている人がいるから、ここから先は、一人で行って」と言い出す。いぶかしむ野村に、サキは野村の手紙を読み、その手紙を祐樹に渡したと話す。衝撃のあまり呆然とする野村に、祐樹が野村を受け入れたと明かすサキ。とても信じられないと思いつつも「この先で待つ彼女の元へ行ってあげて」というサキの言葉に後押しされ、一人、車に乗り込む野村。

野村の車が祐樹の待つバス停に近づいたとき、祐樹が野村に気づき、満面の笑みで駆け寄ってきた。瞬間、野村の中でその姿が幼い頃の祐樹と重なる。そこにあるのは、“兄”への全幅の信頼だった…。ハッと我を取り戻し、猛スピードで走り去る野村。頬には涙がつたうが、その顔には“これで良かったのだ”という笑みが浮かんでいた…。
空っぽの野村の車が停められた崖の上。サキはやってきて崖下を見つめると、ポケットから野村の書いた手紙を取り出した。祐樹へ渡してなどいなかったのだ。サキは一度手紙を破り捨てようとしたが、ふと止め、野村の家の合鍵だけを海へ投げた。


翌日、野村の自殺の知らせを聞いた隼人は、サキの病院へ急ぎ知らせに走る。理事長の須藤(高嶋政伸)と談笑していたサキは、隼人の言葉に動揺を隠すように仕事へと戻っていく。心配する須藤に「彼は自分で選んだんです。生きることも選べたのに…」と語るサキ。




その日の仕事帰り、サキは本屋で立ち読みをしていた本田典史(岡田義徳)に、あるゲームの攻略方法が載っている本を探していると相談を持ちかける。彼女が去った後には、赤い手袋が落ちていて…。





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