いや~宝塚というかお祭りのような出演陣。誰が主役でもいいってくらいの豪華さでした。
なんたって「佐藤賢一」なので、面白いだろうと思ってましたけど、

初日が今一つ内容に乗れなくて取りこぼしも多いので

二夜も惰性でテレビを流してただけ。

でも、昨夜の方がはまりましたね(笑

引き込まれました!さすがです。

このごろ逆転大奥とか歴史を男女逆にするのが流行ってますね。

コチラが本家だったのか?


信長といったら最期を飾るのはもちのろんの「本能寺」だから

遺体が発見されてない謎があるかぎり【※一説です】

いろんな妄想が湧き出るのが楽しいですね。


奇想天外というのは信長が女性だったという点で奇天烈というか面白い着眼なのですが

その他の視点であらすじをたどっていくとちょっと違和感というか

残念感が否めないのね。

それは女性という前提でできたストーリーに感じてしょうがないから。


女なのに男信長として育てられ、天下泰平を夢見ていたというのはいいのですけど

天海姐さんに女の恋情みたいな演技をさせるのはやめてほしいなと

特に、一夜の長政との恋はあたしゃ大反対ですよ。

だって、BOSSの時の部下じゃない?

やっぱり、天海さんは高いところで涼しげに華麗に舞っていてほしいのね。


しかし、本能寺ほど諸説入り乱れる事件はなかなかないですが

その中でも今回はかなりお花畑だったような気がします。

佐藤賢一さんて仏文の人ですが(原作未読)

ずいぶん変わった方向に持っていきましたよね。

でも迷走したようでいて冷静さも見えました。

だって全部キレイに丸く収まりましたもんね。


それに光秀崇拝がところどころに感じられたんでお好きだったのでしょうか。

ていうか秀吉はあまりよく言われないのですけど、(てか嫌われてる?)

漁夫の利をとったように見せかけて

実は最もいい結末を狙ったというあたりもちょっとした解決ですよね。


アタシ的には架空の「御長」を演出した時点で

信長が「お蝶夫人」になってどこかの外で生きるのだろうというのは予測ができていました。

というか、たぶん視聴者一同「御長」で合点したと思うのです。

あとはどういう経緯でこの本能寺を脱出するのか

誰に助けられるのか

そういうサイドの方にだけ気持ちが飛んでいったので

ここに至るまでの長い長い戦のシーンが延々と演出されるわけで

ヒステリックだったり、揺れ動く女の涙だったりと

あんまり見たくない天海さんだったのがちょっと辛かったですね。


でも、誰にも知られてないはずなのに

幼少のころから実はけっこうばれていて

しかも大概が信長に恋をしていたというのがまた一つの楽しさでした。

皆、どこかのシーンで信長が女であることを知りながら

尊敬や恋心を秘め、そして秘密を守り

それぞれの自分の利のために動くという展開。

天海さんを守るようなフェミニストな彼ら。

まさに天海さんのために作られた物語という気がしません?



長政の次の恋は光秀。

二人の恋は断絶したように見えて密かに進展したようです。

実のところ、光秀は御濃の思い人でしたが、

御濃は何かと信長を支えてくれたのです。

それなのに試すように二人での密会を企画し、

二人(光秀と信長)の影絵のようなシーンを目撃してしまうというわけで

いっそうの苦悩の表情を出しています。

けれど信長と御濃が対立するというシーンはありませんでした。

信長の泰平の世を作るという願いは自らを苦しめる重圧になって

日々うなされると訴えがありましたね。

そんな信長の苦難の日々を知っていたからでしょうか。


そこから光秀の恋心が大きな野望を抱き、

信長(という武将)から解放され一人の女性、お蝶夫人になったという説。

いいですね(笑)

きっとブーイングの嵐なのでしょうけれど、

私はこれも良かったと思いたいです。

信長は自分の後継に光秀を指名したけれど、光秀は固辞。

しかしあるプランが彼の頭の中で形成されていたのでした。


そう、坊さんたちを招いてのお茶会の6月2日のあの日です。

敵は本能寺にありと宣言した光秀が火矢を放ったのは

まぎれもなく信長のいる本能寺。

裏切られたと理解した信長に女は出て行けと叫びました。

そして忍びで来ていた服部半蔵に目配せをし、半蔵が傷を負った信長を連れて出ていくわけです。

ここでやっと信長は光秀の大きな愛を知った(受け取った)というストーリーでしょうかね。

そうだ、この前に信長は人間五十年~と敦盛を舞っていたのでしたっけ。

やっぱり宝塚でしょ?


そして光秀がお役目は終わったとばかり山をさまよっているところを秀吉に発見され

殺害されたようにみせかけて実は逃がしてくれたというところのようです。

それは、光秀がすばやく秀吉が後継を狙うことを察知し、自分はただ果てるだけだと言ったから?

秀吉の言う武士の情けとは、光秀を生かしておくことと、信長を託したという二重の意味でしょう。


ラストシーンは船の中。

光秀を探しに出た御長とどこでどうやって再会したのか

伴天連の船でポルトガルあたり?に出航していたのでした。

ともあれ、信長は泰平の世をまずは秀吉の手に委譲したような按配になり

しかも長い間の夢であった女としての人生を手に入れたのでした。

異国の地で二人は心穏やかに暮らしたということですか。

まるでおとぎ話のような終わり方でしたが

悪くないです(笑


しかし子供のころの信長がちかちゃんで、家康が福ちゃん。

長じてこれが天海さんと藤木さん。

この二人だけはすごくキレイで別世界。

藤木さんはおでこが出ると目のぱちぱち星が強調されて少女マンガみたいな

お顔になってました。


それぞれの武将ですけど、長政の玉山鉄二、

秀吉が伊勢谷友介さん、光秀が内野聖陽さん、

服部半蔵が佐藤浩市さん・・

どう、この豪華さ。。。

誰のところにスポットライトを当てても一つのドラマができるくらいに濃い凄さがありました。

これだけの男たちを従えて信長を演じた天海さんはやっぱ、素晴らしいのだ!という

アタシの結論です。






以下は第一夜のあらすじ(HPより)。

読んでみたらところどころ私は見落としていましたわ><

永禄3年5月19日未明、味方の劣勢が伝えられる中、織田信長(天海祐希)は柴田勝家(中村獅童)らに出陣を命じる。当時、天下人に一番近いとも評された今川義元(三谷幸喜)の軍勢が目前まで迫って来ていた。今川軍5万に対する織田軍はわずか2千。今川軍が宴を催しているところの虚を突いた出陣だった。織田軍降伏の噂をわざと流し、百姓のふりをした木下藤吉郎(伊勢谷友介)らに酒を差し入れさせ、油断させておいて奇襲を仕掛けたのだ。桶狭間の狭い谷間で逃げ場を失った今川軍は混迷を極め、今川義元自身も織田信長に種子島銃で討ち取られる。桶狭間の戦いと呼ばれるこの戦いで、織田信長の名は一躍有名なものとなったが、信長には大きな秘密があった。

 天文3年5月、土田御前(高畑淳子)が授かった子は女子。側室がもうけた男子に家督を奪われることを恐れた土田御前は生まれた女子を男子として育てることを決意する。その女子こそが、のちの織田信長だった。父である織田信秀(西田敏行)がその事実を知ったのは、信長が織田家嫡男と世に知れ渡った後のことだった。

 平手政秀(平泉成)を養育係として、嫡男として育てられる信長。だが女ゆえの非力さから、土田御前が信長誕生の3年後に授かった弟の信行(賀来賢人)に武芸の面で全くかなわず、母の土田御前からも疎ましく思われるようになっていた。
 初陣を終えた戦場で信長は信秀に、自分をこの戦で亡くなったことにして女子として生かせてくれるよう懇願するが、信秀に織田家の家督を継ぎ天下をまとめることが織田信長の天命であると叱り倒される。

その2年後、かぶいた行動から城下でうつけ呼ばわりされていた信長と美濃の斎藤道三の姫、御濃(小雪)との縁談が決まる。御濃に自らの秘密を打ち明ける信長。御濃は驚きを隠せないものの、美濃に戻ってまた同盟の道具として使われるよりは、信長に嫁いで、以前より思い続けた相手のことをこれからも思い続けることを選ぶのだった。
 父、信秀が亡くなり、その後信長のうつけぶりをたしなめるかのように平手も自害する。平手の遺書には信秀と平手の信長に泰平の世を作り上げて欲しいという願いがしたためられていた。決意を新たにした信長は家督を奪い取るべく斬りかかってきた弟・信行を返り討ちにし、織田家の家督を継ぐ。そして、天下を統一し、泰平の世を作ることを心に誓う。

 桶狭間の戦いを機に今川家から独立した松平家康(藤木直人)と同盟を結んだ信長は斎藤道三亡き後の美濃の地を7年がかりで攻め落とし、地名を岐阜と改め居を移した。岐阜城下で関所や座を廃止した信長は京上洛への道を模索していた。家臣の柴田勝家は北近江の浅井家への攻撃を主張し、片や出世を機に改名したばかりの木下藤吉郎秀吉は浅井とは和睦すべきと真っ向から対立する。信長は秀吉に和睦の道を探らせることにする。成功した暁に何でも褒美を取らすという信長に秀吉は御市(長澤まさみ)が欲しいと申し出るが、思い上がるなと信長の不興を買ってしまう。
 ある日、信長は病に伏せる。医者の診断を仰ぐと秘密が漏れてしまうため、信長は御濃と御市により織田家に仕える侍女、御長に姿を変えられ城下の診療所を訪れる。城下を3人で歩いていると御長は突如暴れ出した馬に襲われ、意識を失ってしまう。一部始終を見ていた若武者が御長に駆け寄って介抱をするが、その若武者こそが織田家との同盟の話し合いのために秀吉が招いた浅井長政(玉山鉄二)だった。

 後日、信長と秀吉は北近江の小谷城に浅井久政(山路和弘)、長政親子を訪ね、同盟の契りを結ぼうとするが、覇気にあふれる姿で語り続ける長政をただならぬ様子で見つめていた信長は不可解にも突如として席を立ち、交渉を打ち切って岐阜城に戻り部屋に閉じこもってしまうのだった。
 その信長の行動は秀吉にも勝家にも理解できるものではなかったが、御濃は信長の結いまげを解いて御長用の着物を羽織らせ、織田信長は浅井長政に恋をしたのだと信長に告げるのだった…。
 後日、長政と2人きりで対面した信長は長政に秘密を明かし、結ばれる。
 女として長政を愛してしまった信長は、嫁ぐことのできない自身の身代わりとして妹の御市を長政に嫁がせようとする。何も知らない御市は、同盟の道具として生きるのは戦国の女の定めであり、織田家のためになるならば本望と、素直に長政のもとへ嫁いでいく。その頃、将軍家からの使いという武将が信長を訪れてきた。武将の名は明智光秀(内野聖陽)といい、この男こそが後に信長の運命を大きく左右する人物であった。




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