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愛の挨拶ね。子供の心に響いたでしょうね~。ドレスよりもキレイだったって。
今週は茉莉と(羽田)と奈津美(板谷)の本気のぶつかり合い。

本音で話せるこんな親友はめったにいないかもしれないですね。

三角関係のドロドロかと思いきや、

友情物語のとってもいい方向に向かいつつあり

私は今期これがトップになりそうです・・


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奈津美は自分の中の混乱と向き合うために家出したようですが、

茉莉を巻き込んでのことでした。

初めてバイオリンと出会った場所にいることだけはヒントをあげていました。


結局、茉莉は奈津美の居場所にやってくるわけです。

5歳の時にいとこの結婚式に連れてこられた所だそうです。

富士山が見える湖のほとり・・どこでしょう。

で、その式での「愛の挨拶」を奏でる楽団、バイオリンに魅せられたという

そこで自分の原点を探しにきたのでしょうか。


ところが、二人のわだかまりは一登のことになっていました。

茉莉の言い分は、一登のことは好きだし自分はどうなってもいいと思ってたが

彼は妻の奈津美に対して一途であり、自分とは何もないのだということです。

それが奈津美には気に入らない。

ひとことで言えば純愛だから。

二人が内緒で連絡をとりあってたことが許せないというわけです。


しかし、つきつめれば

茉莉が好きな人だとわかっていたのに奈津美は一登と結婚したのです。

はっきりした名を聞かないでしまったからと、うすうす勘づきながらも。

傷つきながらも笑顔で祝福してきたと辛かった頃の告白をする茉莉です。


その一方で茉莉も、奈津美に対して逆襲をしたのがバイオリンのソロの座を奪い取ったこと。

ソリストの選びの時、奈津美が妊娠してるからと自分を売り込んだというわけです。

親友でライバル。

それぞれ才能があり、そして恋愛があった・・。

人生でもっとも輝いていた時。


その後、茉莉は成功を手にし、シカゴへと登っていきます。

一方、奈津美は家庭に入り、バイオリンを手放しました。


16年たち、子供も手が離れ、自分の今を思い、

お互いのたどってきた道が正しかったのかと自問の時期でもあるようです。

本音を口にし、相手をののしり、ひっぱたきあい

そして最後は泣きながら笑いあう二人でした。


確かに16年前の奈津美の音色は美しく嫉妬したという茉莉ですが

今はこれでよかったのだという結論のようです。

茉莉は茉莉で、シカゴで恋人がいたし、コンマスをしていた以上

登りつめた絶頂を味わったに違いないのです。


映像の中の二人は衣装も全く同じ。

Vネックのセーターの下にTシャツ、Gパン。

まるでペアルックですといってもいいくらい。

色彩の対比が二人の性格の違いみたいな不思議な印象でした。


バイオリンを諦める辛さを奈津美は告白していましが

家庭に入り、子供を産んでもあきらめきらずに練習したけれど

昔の音色が出てこなかったということです。

茉莉はうなずくと同時に、

自分には地味ながら聞こえていた音があり、

奈津美は感性で弾くタイプだったと言うのでした。

あのころのあなたは最高だったと賛辞も最大です。

負けるかもといつも思っていたと今だから告白なのでした。

そして茉莉は自分はどんなことがあっても手放さなかったと言うのが

二人の現在の立つ位置を語っているわけです。


趣味で続けるには奈津美はバイオリンに対して

深い思いがあったということなんでしょうね。

娘の鈴奈の練習だったら楽団に所属していた奈津美ができないわけがないですもんね。


こんなふうにいさかいを行きつ戻りつしてしまいましたが

二人の間に長い間、横たわっていた大きな川をわたって

すっきり抱き合ったような今週話でした。

わだかまりは溶けたように見えるのも親友だからでしょう。


茉莉は奈津美から一登のプロポーズの言葉を聞きました。

奈津美とお腹の子がいれば自分は何も要らないというセリフ。

ぶっきらぼうだけど心から家族を作ろうとしている人の言葉です。

今でも好きな人は一登だから、本当は辛いはずですが

でも聞いて良かったと思える素敵な言葉でした。


ふと茉莉は奈津美に笑顔をむけました。

人生が終わるとき自分の選んだ道を信じて

「よくできました」と言いあおうと提案するのでした。


家に帰った奈津美を待っていた一登は怒りながらも

今度こそ自分を信じてくれと。

しっかりうなずく奈津美はやはり夫婦です。

******


そしてラストシーンでは茉莉が倒れてしまいます。

予告によると別れた恋人の子を身ごもっているようでした。

次回は、産むかどうかの葛藤となるようです。


今、楽団のコンマスという立場にいたら妊娠していてできるのかどうか?

それ以前に別れた恋人には愛がない(?)でしょうから

子どもを育てるのに必要な愛情がたりないのでは??と思う一方で

でも、子供がいたら見える音色もあるんじゃないかな~とか

奈津美には得られなかったものが茉莉なら見えるかもしれないとも思います。

いろんな意味で子供は奇跡を呼ぶ魔法使いでもありますからね。

私は産んでほしいなと思うのですけど。


家出した奈津美(板谷由夏)の居場所に思い当たった茉莉
(羽田美智子)。

そして茉莉は、奈津美を見たとたん、周囲が心配しているのに孤独などと不幸なふりだと胸の内を吐き出す。

奈津美は、裏切ったのは茉莉の方だと反論し、16年抱え続けてきた思いをついに口にする。

茉莉は、奈津美にだけ一登(谷原章介)が好きなことを告白したと語る。

全てをあらわにしてののしり合い、涙を流し合う茉莉と奈津美は、親友に戻ったと感じるが…。



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