苛立つ原因は何?答えを求めにシカゴに。大きく転んだラス前でした。
今週はサッカーW杯出場が決定になったわけでハイの状態で見たのですけど

茉莉の苛立ちがわかるようでわからないってところになりどんどん気持ちが落ちていきましたね(笑


*****

茉莉のオペは無事に終わり、成功のようです。

術後の回復も早くてあっと言う間に退院。

ですが、ドラマの中では、時々痛そうにお腹を押えたり、ゆっくり歩いたりする様子が見られました。

やはりガンですから簡単なことではないようです。


茉莉の退院を最も待ち望んでいたのは奈津美(板谷)ですが

すでに富永(田中圭)が病院に現れていて、

二人の会話の中に、阿吽の呼吸をみつけ、これはもしかして?と

奈津美に言わせるものがありました。

後に富永は、オケのコンマスだったから大事にしてるのではなく

茉莉だからだと告白していました。

ってことは・・二人の間にはこれから生まれるものがあるってことなんですね?

タイムトラベラーと異名をつけてましたが、

確かにクラシックを現代の人々の耳になじませるのはタイムトラベラーの才能ですね。


さて、退院後の茉莉を奈津美や友人たちはいたわり、再び世話をしますが、

茉莉は自分の今後を考えると戸惑いをおさえきれないのでした。

なぜなら、茉莉にはバイオリンの才能があり、すでにコンマスとして成功を手に入れ

オケの中でも最重要な地位にいたからです。

ところがしばらくその才能を眠らせないといけないのですね。

人生にコレと決めたものなのだから切り離せるわけがないのです。

しかし、子育てでバイオリンと決別した奈津美はその気持ちがよくわかると言ってしまいます。

さらに、子供のバイオリン教室の先生になればと安易な発想で提案までしているのです。

世界のバイオリン奏者が子どもバイオリン教室?

コンクールを目指す鈴奈のレッスンとはレベルからして違うのです・・

茉莉の才能に対してそのステージを提案しますか?

おっとっととととと・・

つい「役不足」という三文字が私の脳裏に浮かんでしまいましたが

もちろんそんなことを茉莉は言いません。

だけどちょっとはよぎったかもしれません・・

「こんなところで・・上手に教えられない・・・」うまく取り繕うのに苦労してましたけど。

茉莉の舞台は、教室の先生じゃないことは確かでしょう。

だけどそれは言ってはいけないことなんですね。


ていうか、以上の諸々は素人の浅はかな思いつきであり、

茉莉は本心からそんなことは考えてないでしょう。

ただただ、変化についていけないだけのようです。

みんな心配してくれて優しいのだし、その気持ちはとってもありがたいのです。

子どもを出産するためにコンマスは降りないといけなかったし、

出産した後だって世話に明け暮れたらとてもコンサートの重要な役は務められないでしょう。

戸惑いだけではなく焦りかもしれません。

もう戻れなくなるかもしれないという不安もあるでしょう。

一生バイオリンを弾き続けるというぎりぎりの選択をした茉莉でしたが

突然の出来事に自分でも処しきれない運命に大きく翻弄されてしまうのでした。


バカにしないでよ。奈津美に向かい声を荒げてしまった茉莉。

哺乳瓶を選ぶという出産準備一つとっても、今の茉莉には遠い世界のようです。

しかし、茉莉は奈津美の優しさを十分に受け止めていました。

だからこそ自分が変わらないといけない。

そのためには日本にいてはだめでシカゴに答えを求めるという結論に達したようです。

或いはベビーの父親にも報告しなければならないかもしれません。



富永は奈津美に伝えますが、なんとその日が茉莉の出発の日でした。


「ひどい態度をとった私を責めないで心配して一歩一歩、何にも言わないで

ただ黙って一緒に歩いてくれた。

優しくされるほどに奈津美に当たってしまう最低な自分が苦しくて

そして奈津美が大好きで、そんな大事な人を苦しませてはいけないから

離れるしかないの。」


自分の気持ちさえ整理がつかないのに、

いちいち笑顔を向け、感謝を言わないといけない・・苛立ち・・

思いっきりそのむしゃくしゃな気持ちをぶつけた自分に自己嫌悪し、

泣きながらの帰り道・・

でも何も言わず黙って寄り添ってくれた奈津美の気持ちを大切に思うから

一人になってちゃんとした自分になってもどってくるのだと富永に説明するのです。


茉莉の理屈は思春期の少女のようですが、二人には強い絆があるのですね。

一登が今は一時的に離れても信じてればまた会えるとエールを送っています。


鈴奈が富永をプッシュしてくれますが、

本当なら茉莉を引き留めたいけれど

自分にはそんな力がないから奈津美にその話をもってきたということなのでした。

それにより奈津美は成田へと走ります。


そして空港で、茉莉をついに見つけた奈津美でした。


****

予告では茉莉が出産に向かう(?)ようなシーンが見えました。

ってことはシカゴからもどってきたのでしょうか。

ハッピーエンドになってほしいですが、どうなるでしょう。

ただ、親友という関係の二人でいられたのはある意味奇跡のようです。

大事に一生つきあえる友達に出合えたのは幸せなことでした。

仲良しの証のようにカラーチュニックに白いパンツなどと

衣装がデュエットしてるような二人に目も納得してました。


「優しくされるほどに奈津美に当たってしまう最低な自分が苦しくて

そして奈津美が大好きで、そんな大事な人を苦しませてはいけないから

離れるしかないの」

このセリフは、先週の「ラストシンデレラ」でもかすみ@三浦理恵子が

凜太郎@藤木直人に言ったセリフと似ていますね。

一緒にいると終わりになってしまうから別の人と・・って子供じみて変でした。

一方こちらは、大事な人を失いたくないから一度離れて自分を変えて戻ってくるというのが

むしろきれいな印象が残りました。


優しい空気のこのドラマもいよいよ次回、最終回。

終わるのが寂しいです。



胃がんの手術も無事終わり、茉莉は出産準備に入った。奈津美をはじめ周囲の人々は茉莉の体をいたわり気遣う。奈津美は、自分がバイオリンをあきらめて鈴奈を産んだ時の気持ちを思い出し、茉莉がこちら側の人生も悪くないと思うことを願う。しかし茉莉は感謝しながらもいら立ちを隠すのに必死だった。バイオリンと共に生きていくと決めた人生の変更に戸惑い、焦り、「その気持ちよくわかる」という奈津美の言葉に思わず声を荒げてしまう。それでも奈津美はそんな茉莉が心配で寄り添い続ける。雅也が茉莉の部屋を訪ねると、荷物は整理され、シカゴへ旅立つと告げられる。黙って一人で行こうとする茉莉に、雅也は思わず「自分がこんな風に世話を焼くのは、バイオリニストだからではなくて、茉莉さんだから」と投げかける。茉莉は「そんな風に思ってもらえる自分に戻るために行く」と言う。そして、奈津美のことが大好きだから、ひねくれて優しさを素直に受け取れない今の自分を許せないから、離れるのだと苦しげに言い残す。出発の日、雅也から茉莉の気持ちを聞かされた奈津美は成田空港に駆けつける。


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