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バイバイシーンが繰り返され、ラストが目前なんだな~って・・。
今週はメンタルだけじゃなくて文字通り物質的に崩壊した沼田家でした。


「家族ゲーム 第8話」

現実感のない沼田家の人々。

これが今回の印象でした。

ネットで株を取引すると

ポチって押すだけで数字が動いて損したり得したりとするじゃない?

目の前にお金が積まれていて、自分であっちにこっちにと動かしてみるともうちょっと

実感がわくのですけれど、

どっか違う世界でクリック一つで、パッと数字がでてくるのが

全然、自分のかかわってる今の生活に直結してるとは思えないのよね。

夫の浮気や子どもたちのことで悩み、現実から逃避するために

株にのめりこんだ・・・のはいいけれど

まさに数字のゲームというわけで、損しても自分に降りかかる現実感とは

およそ想像できないものがあったわけです。

そして1000万の損。

それが佳代子@鈴木保奈美が始めた崩壊への道だったのでした。

すでに子どものいじめや不登校や夫の浮気など目に見えない巧妙な崩壊は

少しずつ押し寄せていたけれど

はっきり音を立てたのが株の損。

それによって、夫、一茂@板尾は何をしたかというと横領なのでした。

こちらも、悪いことをしているという実感があまりないようです。

もともと、営業で水増しなどの請求をしていたから

いかにうまくごまかして経費をちょろまかすかというのが

身についてしまってるわけです。

さらにそれを後押しするのが画面に向かう現実感のなさ。

数字をちょっと改ざんするだけで、自分の口座にお金が振り込まれることを知っています。

さすがにまずいという自覚はあったようで大汗かいてましたが・・。

経理としては二重、三重、四重と厳重なチェックがあるはずですが

なぜか、スルーされているのでした。

しかし、そんなはずはないのですね。

もちろんばれました。

そして当然、首です。

勝野をバカにしてきた報いというか復讐されましたね。

お疲れ様でした。泥沼田課長!だって。

社員のだれもが一茂を快く思ってないのが見て取れる

別れのシーンでした。


慎一@神木はマキに対する疑惑がふつふつと湧いてきて

立花家が昔住んでいたというところで、女の子はいなかったという証言を得たのですが

信じられません。

いや、これが真実だろうとどこかで思いつつ、マキを信じていたいのでしょう。

マキにぞっこんの域に入った慎一はすでに飛鳥に別れを告げていました。

しかし、吉本@櫻井翔が心が折れるようなサプライズを用意していると言ったように

マキは(吉本が)手配した仕込みだったのでした。

慎一が確認したときはうまくごまかし、さらにキスまでしてくれたマキでしたが

慎一君と呼びかけ、「バイバイ」と手を振ったその時が

まさにお別れの挨拶だったようです。


そして茂之はなんどか吉本にモノ言いたそうにしてました。

おそらく、どこまで吉本の手引きなのか知りたかったようです。

後にわかりましたが、真野さくらちゃんのラブレターまでは吉本の台本だったようです。

その後の、園田くんとの復活や、他の友達が茂之側にやってきたのは自然の流れだとか。

それなのに、不本意とはいえ山尾を殴ってしまった茂之で

吉本からダメ扱いをされてしまうのでした。

周りから殴れと言われたり、山尾本人から挑発されたりと

そこを跳ね返すのは意外と難しい状況でしたが、

それでも、自分はやらないと言えれば言えたはずなので惜しかった・・。


そして吉本は出て行こうとしています。

最初の損で貸し付けた100万を返すように求めますが急なことでもちろん無理だという佳代子です。

そして、これまでの仕込みを全部、告白。

浅海舞香との出会いも、浮気をばらすためのキスマークも吉本のセッティングでした。

慎一の立花真季との出会いも吉本の仕込み。

HPも事件も適当。

そして佳代子の100万損までは想定内だったがそれ以上は

自分たちが招いたことだと言い渡します。

すべてトラップだったと。



一茂は首だと騒ぎますが、吉本の目的は

慎一と茂之の教育であり、家庭崩壊は環境整備の一環だと主張するのでした。

沼田家をどん底まで突き落して体操の着地したみたいに両手をあげて

満面の笑みで出て行った吉本です。


茂之には以前「家族を救えるのはお前だけだ」と言った通り

ちょっと最後に含みをもたせていました。

ダメダメだと言ったけれど、心底では茂之に期待したかもしれません。

沼田家崩壊後に覚醒するのはこの子かしらね。


その後に全員がそれぞれの正当性を訴え主張を始め、

そしていよいよ佳代子が皿を割り、一茂が壁やテレビをぶち壊しました。

ペンキをふりまわし、家が崩壊。

これが目に見える形としての沼田家の実態なんですね。


慎一は立花真季と連絡をとろうとしたけれど、もちろん電話は解約したようです。

そして学校をやめました。

吉本の言うことを一つ聞くことになりそうですが・・。



ラストシーンで吉本はマキに封筒を渡しましたが

「さようなら、田子先生」と呼ばれてました。


********

つまり、マキは吉本の教え子(生徒)だったのね。

ガリレオの湯川先生ならその現象には理由があると叫ぶわけですが

吉本(田子)は吉本荒野の罪をかぶる理由があるということですね。

それにしてもめちゃくちゃになった家。

メンツ全開で、遠慮して言いたいことも言えない、

子どもが悪の道だろうと叱れない、

見た目カッコだけの家族ごっこをしていた沼田家です。

その延長で、ゲームのように崩壊への道を突き進みました。

家族間の距離を接近させ、

本音で語れるようになれば、今度こそ本物になれるでしょうか。

吉本の狙いはここなのでしょうけれどあまりにも荒療治で

現実に崩壊してしまうと、また自分の殻に閉じこもるだけの沼田家の人々です。


それにしても翔君と神木君がいい仕事をしてくれてるので

蛇ににらまれたみたいに(笑)つい瞬きもせず見てしまうのです。

本当に吉本翔くん、すごいぞってな感じです。

鈴木保奈美サンもクールな顔つきが冷たい役柄とぴったり適役です。

吉本がなぜこんなことをしたのかという解答は次回。





「ラストシンデレラ 第9話」


10時台、大人のラブストーリーとはいきませんでしたね。

H系を挑発(?)するだけのストーリーにしか見えないのがなんとも残念感が漂いました。

わかりやすさは悪くないし、説明過多なのも

動きながら見ることが多いアタシには親切で助かっていますが・・。

***

とりあえず、前週の心配事、美樹@大塚の夫@遠藤は盲腸でした。

盲腸だって怖いですが、ひとまずは安心のようです。

そして女三人は元のように親友状態へと復活。


先週、桃の策略で、広斗@三浦春馬は、父親の会社の面接をブッチする羽目になり、

勘当をくらって桜@篠原の家に転がり込みました。

二人は甘い生活を始めますが

広斗は指輪を用意し、プロポーズをするのでした。


一方で、凜太郎@藤木直人は桜への思いをようやく自認する動きが出てきて

以前のように屈託なく桜とは接触できないようです。


千代子の存在がもっともどす黒いところにあるわけですが

下着姿になって迫った彼女に凜太郎は静かに自分のシャツを着せていました。

理解はしたけれどやんわり拒否。

背中の傷よりも心にできた傷の方が心配という凜太郎の気持ちが千代子には届かない。

その後、桜へと攻撃の矢がはなたれることになったのでした。


こういうシーンはレディースコミックではよくある(?)のでしょうが、

一度でいいからと、迫る図って怖い・・。

遠藤じゃないけど難しいのでは(^^;


今週の男二人対決は

千代子をふった凜太郎に広斗がもの申す。

不純な動機は千代子も桜も傷つけると大人な見解の凜太郎ですが

広斗は桜とは結婚するからきっぱり忘れてくれと挑発気味。

凜太郎は驚愕の顔してひきつってました。本心が見えますね。

しかし、それを千代子が聞いてしまうのがまた始末が悪いです。


ま、そのあと色々あって、桜の誕生パーティがSOBARで行われるのですが

その前に、千代子があの件をばらしてしまうのですね。

まあ・・お子ちゃま的展開にげっそりしましたが、

その後、バーに現われた桜が、皆の前で

アタシをたらしこんだのは千代子ちゃんの差し金ねとずんずんと地獄の底の顔みたいにいうわけです。

答えて広斗くん・・だって・・(^^;

そして、おめえ、だから言わんこっちゃね~と凜太郎が広斗をぶんなぐるということに。

定番的展開にますます残念感・・てか、赤面すら覚えてしまった。


このシーンをラストにもってくるための9話でしたけれど

あまりにもべたで・・って感じ。10点ですかね^^;

広斗が本気で桜のために働きたいと思う側面があったり、

遠藤と美樹の再プロポーズや、

美樹と姑が和解したりとちょっとずついいシーンがあったけれど

全部、ぶち壊しというところでしょうか。

どうなればいいかというわけでもないけれど

少なくとも皆がいるところでは言えないでしょ。

心にしまってそれとなく広斗を観察するとか

本人にだけ言って、大人な対応に向かうとかもうちょっと違う展開が良かった。

たぶん、あそこにいたメンバーがナイトのように桜を守るってなシーンになるんでしょう?

なんかちょっと幼稚に見えてしまってつまらないですね。


出演者も主役級の男二人はセリフに恵まれますが

女性は千代子だけじゃなく志麻や桜もちょっと痛い感じの設定なのもなんか辛いですね。

今週は姑の野川さんにも悲しいセリフをいわせてましたしね。


ただ何しろ、藤木さんと三浦君が見目麗しいので見てしまうんだわ。

それ以上の期待はしないほうがいいってことのようです。

そういえば、美容院のスタッフにゲイのカップルがいるじゃない?

階段を上るシーンがやたらなよっとしてゲイ風なのがもう笑った。

ほんとのゲイじゃないとしたらうまいですよね~。

こういうサイドが楽しめれば十分なのかも。


******

梅雨なのに雨がふりませんね。

夏本番はどうなるんでしょうか?

案外、夏には秋が早めにやってきたりして。


今週のガリレオはゲストが蒼井優さんでしたが、

この方も魅力があるのかどうなのかよくわからないような印象なのね。

でも、空しい笑顔を見せるあの感じはこの人ならではの演技でした。

トリックは・・ええっと。。忘れた^^;


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