06/12/2013 第二楽章 第9話(最終回)
う~ん・・赤ちゃんはどうなったの?気になってしょうがない(笑
主題は二人の友情だから、
そこがぶれなければ他はまあ、この際目をつぶろうってな感じ?
でも最後まで奈津美の方が愛情をたっぷり示していて
茉莉はクールでしたね。
***
空港で「茉莉!」と奈津美から呼ばれたのに振り切ってシカゴに行ったのですが、
茉莉はあっという間に東京に戻ってきました。
お腹の赤ちゃんに何を見せたいかというと
心配してくれる親友=奈津美を見せたかったからということです。
そして肝臓への転移が発覚。
妊娠中だけど抗がん剤治療するということです・・?
赤ちゃんに影響はないのでしょうか。
5年生存率10%という過酷な運命を告げられました。
ですが、茉莉の様子は淡々としていて、むしろ奈津美の方が辛そうです。
茉莉は富永(田中圭)と同居し、ひとまずは支えてもらえるようです。
あくまで同居であり同棲ではないようです。
でも、回りの友人たちは華やぐ茉莉だということで
そこにラブを見たようです。
もちろん一登も若い富永に軽い嫉妬を覚えたようで(笑)
奈津美から一杯飲んで笑って忘れるようにうながされるのでした。
その後コンクールで一緒になった機会にまるで父親のように、
一登は茉莉のことを富永に託しました。
取扱いには慣れてるから大丈夫と笑わせてくれた富永です。
なんでも一日中、弾いてるか譜面を見てるか指揮者の悪口を言ってるか・・だそうです.
鈴奈のコンクールの日、茉莉は急に陣中がきて出産してしまうのでした。
てっきり、抗がん剤の影響で亡くなってしまうのかと心配していたら
無事に赤ちゃんが生まれてほっとしました。
ハーフだと期待してましたが純日本人の赤ちゃんでした^^;
シカゴでは元恋人と会っていたようですが日本人だったのね。
元さやに納まることもなく、協力を申し出てくれたと約束はしてきたから
養育費のことを話したってことでしょうか?
そういえば唐突に鈴奈に対して手紙を読み出し、
こちらも戸惑いましたが、初話のころは見てないのでそのあたりの流れでしょうか。
茉莉は、無事に出産を終え、あとは抗がん剤で治療に専念しながら育児ということになりますね。
で、鈴奈はコンクールで3位に入ったようです。
いい音を出すからとオケの楽団長に推薦していましたが、鈴奈の進路も茉莉が開いてくれました。
ひとまず、責任は果たしたのであとは本当に自分のことだけを考えればいいのですが、
育児に奮闘する様子は描かれず、茉莉に次のステージが用意されたのでした。
赤ちゃんの名前は輝く未来の意味をこめて「輝」。
少なくとも、富永と母親が支えてくれるというのは安心があります。
その後しばらくしてから富永は転移の病状を知らされますがどんな結果でも受け止めて
そばに居るからと力強く宣言してくれました。
そしてラストシーンは、茉莉のステージです。
間もなくコンサートが始まるという開演前のひととき。
二人でステージにあがり、二人のこれからを見つめるのでした。
もう長くはそばにいられないと先だって茉莉は奈津美に告げていましたが
奈津美がいてくれるからあまりその時のことは心配してないといいます。
二人分の思い出があるから。
そして奈津美ももしもお迎えの日がきたら、
そうあの日に誓った「よくできました」と言うからと再び約束する二人でした。
**************************
友情物語。
一人の男性を巡っての裏での駆け引きもあったし、
オケでの地位の取り合いもありました。
一方は家庭に入り、もう一方は仕事を選び、離れていきました。
冷たい空気が支配し、一時、関係の消滅した二人でしたが
再会後に本音をぶつけたことで急接近。
親友という関係はまさに一生ものなんですね。
茉莉は肝臓にガンの転移があり、おそらくはもう長くないけれど
今はまだステージに立つ体力もあるようです。
サブタイトルが「誕生」でしたので
母から赤ちゃんへとバトンタッチするようなラストなのかと想像していたのですが
全然違いましたね。
茉莉は終始淡々と感情を表に出さず、あの涼やかな笑顔だけで何もかも乗り切ったような印象です。
一方、奈津美はこれからのことや茉莉や赤ちゃんを思い、ただひたすら愛情深く
二人の間を盛り上げ熱くしてくれました。
残された赤ちゃんだけが心配ですが、
富永がしっかりと育ててくれるのでしょうね。
おそらく茉莉の残したものが物質的にも無形的にもたっぷりとあるでしょうから大丈夫ね。
そしてベビーはきっと音楽の道を行くのでしょう。
それに奈津美が子育てに口をはさみ、あなたのママはこうだったと
いつも思い出を語るのかな~と。
茉莉の臨終シーンがなく、二人の未来を見るようなステージだったのが
私的には好感度が高まりました。
淡々と夢見るような、終始美しいイメージだったのがとにかく良かった。
大きな名声を手にした茉莉が過酷な病気になり
安定を手にした奈津美はあきらめたものもあるけれど穏やかな生活を送りました。
人生ってバランスをとってこんなものかもしれません。
似たような映画が下敷きにあったな・・と脳裏を横切りましたが
二人の友情に微笑みを残しながら終えたのがまた印象を良くしてくれました。
現実的なものがほとんどないドラマでしたが
私は二人の間に流れる空気がずっと好きでした。
シカゴへ旅立った茉莉だったが、再び奈津美の元へ帰ってきた。冬をむかえ、いよいよお腹が大きくなり始めた頃、茉莉に肝臓へのがんの転移が発見される。手術も難しく、抗がん剤治療で出産に備えることを奈津美と一登には告げる。そして迎えた鈴奈のコンクール当日、客席には鈴奈を見守る奈津美と一登。一方、茉莉は急な陣痛で病院へ向かい、そのまま帝王切開手術に臨む。駆けつけた歌子(森山良子)は泣きながら祈る。そして男の子が誕生した。名前は輝(てる)。
輝く未来が訪れるようにと茉莉が名づけた。そこに、奈津美たちがやってきた。奈津美は心から祝福する。茉莉もうれしそうに頷きながら、母と雅也に自分の病状を告げると言う。その様子に雅也は、何があってもそばにいると伝えた。
久しぶりに東京ナショナル交響楽団を訪れた茉莉と奈津美。懐かしい練習室で、茉莉はもうずっと一緒にはいられないだろうと告げる。でも、奈津美がいるから怖くないと続ける。ずっと二人で色んなことを話してきたから、まるで二人分記憶があるみたいに話してきたから、きっと自分のことを奈津美が覚えていてくれるから、心強いのだと言う。奈津美は、以前に約束したように「よく出来ました」と必ず言うからと伝える。二人は、まだ少しだけある未来を見つめた。
そこがぶれなければ他はまあ、この際目をつぶろうってな感じ?
でも最後まで奈津美の方が愛情をたっぷり示していて
茉莉はクールでしたね。
***
空港で「茉莉!」と奈津美から呼ばれたのに振り切ってシカゴに行ったのですが、
茉莉はあっという間に東京に戻ってきました。
お腹の赤ちゃんに何を見せたいかというと
心配してくれる親友=奈津美を見せたかったからということです。
そして肝臓への転移が発覚。
妊娠中だけど抗がん剤治療するということです・・?
赤ちゃんに影響はないのでしょうか。
5年生存率10%という過酷な運命を告げられました。
ですが、茉莉の様子は淡々としていて、むしろ奈津美の方が辛そうです。
茉莉は富永(田中圭)と同居し、ひとまずは支えてもらえるようです。
あくまで同居であり同棲ではないようです。
でも、回りの友人たちは華やぐ茉莉だということで
そこにラブを見たようです。
もちろん一登も若い富永に軽い嫉妬を覚えたようで(笑)
奈津美から一杯飲んで笑って忘れるようにうながされるのでした。
その後コンクールで一緒になった機会にまるで父親のように、
一登は茉莉のことを富永に託しました。
取扱いには慣れてるから大丈夫と笑わせてくれた富永です。
なんでも一日中、弾いてるか譜面を見てるか指揮者の悪口を言ってるか・・だそうです.
鈴奈のコンクールの日、茉莉は急に陣中がきて出産してしまうのでした。
てっきり、抗がん剤の影響で亡くなってしまうのかと心配していたら
無事に赤ちゃんが生まれてほっとしました。
ハーフだと期待してましたが純日本人の赤ちゃんでした^^;
シカゴでは元恋人と会っていたようですが日本人だったのね。
元さやに納まることもなく、協力を申し出てくれたと約束はしてきたから
養育費のことを話したってことでしょうか?
そういえば唐突に鈴奈に対して手紙を読み出し、
こちらも戸惑いましたが、初話のころは見てないのでそのあたりの流れでしょうか。
茉莉は、無事に出産を終え、あとは抗がん剤で治療に専念しながら育児ということになりますね。
で、鈴奈はコンクールで3位に入ったようです。
いい音を出すからとオケの楽団長に推薦していましたが、鈴奈の進路も茉莉が開いてくれました。
ひとまず、責任は果たしたのであとは本当に自分のことだけを考えればいいのですが、
育児に奮闘する様子は描かれず、茉莉に次のステージが用意されたのでした。
赤ちゃんの名前は輝く未来の意味をこめて「輝」。
少なくとも、富永と母親が支えてくれるというのは安心があります。
その後しばらくしてから富永は転移の病状を知らされますがどんな結果でも受け止めて
そばに居るからと力強く宣言してくれました。
そしてラストシーンは、茉莉のステージです。
間もなくコンサートが始まるという開演前のひととき。
二人でステージにあがり、二人のこれからを見つめるのでした。
もう長くはそばにいられないと先だって茉莉は奈津美に告げていましたが
奈津美がいてくれるからあまりその時のことは心配してないといいます。
二人分の思い出があるから。
そして奈津美ももしもお迎えの日がきたら、
そうあの日に誓った「よくできました」と言うからと再び約束する二人でした。
**************************
友情物語。
一人の男性を巡っての裏での駆け引きもあったし、
オケでの地位の取り合いもありました。
一方は家庭に入り、もう一方は仕事を選び、離れていきました。
冷たい空気が支配し、一時、関係の消滅した二人でしたが
再会後に本音をぶつけたことで急接近。
親友という関係はまさに一生ものなんですね。
茉莉は肝臓にガンの転移があり、おそらくはもう長くないけれど
今はまだステージに立つ体力もあるようです。
サブタイトルが「誕生」でしたので
母から赤ちゃんへとバトンタッチするようなラストなのかと想像していたのですが
全然違いましたね。
茉莉は終始淡々と感情を表に出さず、あの涼やかな笑顔だけで何もかも乗り切ったような印象です。
一方、奈津美はこれからのことや茉莉や赤ちゃんを思い、ただひたすら愛情深く
二人の間を盛り上げ熱くしてくれました。
残された赤ちゃんだけが心配ですが、
富永がしっかりと育ててくれるのでしょうね。
おそらく茉莉の残したものが物質的にも無形的にもたっぷりとあるでしょうから大丈夫ね。
そしてベビーはきっと音楽の道を行くのでしょう。
それに奈津美が子育てに口をはさみ、あなたのママはこうだったと
いつも思い出を語るのかな~と。
茉莉の臨終シーンがなく、二人の未来を見るようなステージだったのが
私的には好感度が高まりました。
淡々と夢見るような、終始美しいイメージだったのがとにかく良かった。
大きな名声を手にした茉莉が過酷な病気になり
安定を手にした奈津美はあきらめたものもあるけれど穏やかな生活を送りました。
人生ってバランスをとってこんなものかもしれません。
似たような映画が下敷きにあったな・・と脳裏を横切りましたが
二人の友情に微笑みを残しながら終えたのがまた印象を良くしてくれました。
現実的なものがほとんどないドラマでしたが
私は二人の間に流れる空気がずっと好きでした。
シカゴへ旅立った茉莉だったが、再び奈津美の元へ帰ってきた。冬をむかえ、いよいよお腹が大きくなり始めた頃、茉莉に肝臓へのがんの転移が発見される。手術も難しく、抗がん剤治療で出産に備えることを奈津美と一登には告げる。そして迎えた鈴奈のコンクール当日、客席には鈴奈を見守る奈津美と一登。一方、茉莉は急な陣痛で病院へ向かい、そのまま帝王切開手術に臨む。駆けつけた歌子(森山良子)は泣きながら祈る。そして男の子が誕生した。名前は輝(てる)。
輝く未来が訪れるようにと茉莉が名づけた。そこに、奈津美たちがやってきた。奈津美は心から祝福する。茉莉もうれしそうに頷きながら、母と雅也に自分の病状を告げると言う。その様子に雅也は、何があってもそばにいると伝えた。
久しぶりに東京ナショナル交響楽団を訪れた茉莉と奈津美。懐かしい練習室で、茉莉はもうずっと一緒にはいられないだろうと告げる。でも、奈津美がいるから怖くないと続ける。ずっと二人で色んなことを話してきたから、まるで二人分記憶があるみたいに話してきたから、きっと自分のことを奈津美が覚えていてくれるから、心強いのだと言う。奈津美は、以前に約束したように「よく出来ました」と必ず言うからと伝える。二人は、まだ少しだけある未来を見つめた。
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