06/30/2013 「色を見る、色を楽しむ」~ブリヂストン美術館~
素晴らしかった。圧倒されました!
ブリヂストン美術館コレクション展
色を見る、色を楽しむ。ールドンの『夢想』、マティスの『ジャズ』…
2013年6月22日(土)〜2013年9月18日(水)
今日市販されている絵の具の数は100色を超えています。古代以来、絵の具の色のもとになっているのは天然顔料が中心で、その色数も限られていました。しかし、18世紀に入ると人工的に顔料が工業生産されるようになり、画家たちは多くの色を使うことができるようになりました。ルノワールやボナール、マティスのように「色彩画家」と呼ばれる画家たちがいる一方、ルドンのように白と黒のモノクロの世界を好んだ画家もいます。「色を見る、色を楽しむ。」をキーワードに、ブリヂストン美術館の幅広いコレクションをお楽しみください。
本展では、モネ、ルノワールなどの印象派からセザンヌを経てマティス、ピカソなど20世紀に至る西洋美術の展開を中心に、藤島武二や青木繁などの日本近代洋画、そして戦後の抽象絵画までブリヂストン美術館のコレクション約170点をご覧いただけます。マティスの挿絵本『ジャズ』の版画20点を展示すると同時に、近年新たにブリヂストン美術館のコレクションに加わったルドンのリトグラフ集『夢想(わが友アルマン・クラヴォーの想い出に)』と猪熊弦一郎の水彩画をご紹介いたします。
実は、前回の「日本人が描いたパリ」の展示会に行くつもりでいたのですが
あれやこれやで都合がつかず、マティスの今回ですが、行ってきました。
ブリヂストン美術館は東京駅から八重洲通を5分ぐらいあるいたところにありますが
近くだし、一度行ってみたいと思いながら何年もたち、やっと思いを遂げました(笑
石橋コレクションとして所蔵作品がとにかく大量で驚きました。
170点ですって。
回遊というの?
次へという、矢印の案内にしたがって絵画を見ていきますが、
見終わってみると元の入り口にちゃんと出ていたのが不思議でした。
どれもこれも聞いたことのある画家、作品ばかりで
思わずこれ本物?と友人に聞いたりして・・
彼女は厳かに首を縦にふりました(笑
あまりにも作品がすごいので途中からくらくらしてきて
情報を取り入れるために自動的に脳が受け入れ準備するのを待ち(笑
その間、ソファにもたれ、脳が準備完了後に再開。
全部見終わりましたけど疲れた~。
あまりにも刺激が強くてまさにカルチャーショック。
ふだんからボケ~っと過ごしてるのでこういう刺激をたまには与えないとね。
所蔵作品をどこを軸にして見せるかという展示会を企画していると思うのですが
おそらく絵画そのものは同じなのですよね?
今回、色を楽しむと言うテーマでしたけれど、
よくよく考えてみれば昔は絵の具がなかったのよね。
顔料を動物やら植物やら自然のもので調達していたのが
鉱業方面の発達により人工的に絵具がつくられ
画家たちの表現方法がぐっと広がりました。
顔料で色を作る素材屋さんがいてこその画家さんたちだったのですね~。
確かにその昔のものといったら紀元前などは石版だったりしていますから
紙すらなかったしね。
それでも芸術を残す人はどの時代にもいたわけで
今のカラフルな時代をそのころの人たちが見たら
腰をぬかすかもしれませんね。
もっと色々表現したかったと地団駄踏むかもしれませんけど。
絵画の流派についてわけられていて、解説がついてましたけれど
納得しながら読んできました。
私的にはピアノを弾く男性の絵に驚嘆して脳裏に残ってます。
油絵でしたのでタッチで重厚感が出せますけれど
最初は写真かと思ったくらいの正確な描写。
次に響いたのが、素材感をしっかりと出せている画の表現力。
たとえば椅子の背は臙脂色のビロードだとわかるのです。
カーテンは厚い緞帳のような素材だって見てとれるのね。
さすがとばかり。一点何億もするような作品ばかりですが
一度行ったぐらいじゃ、消化が足りないですね。
まだまだ味わい咀嚼するべき絵画がたくさんありました。
今後はリピーターとしてゆっくり絵を見て過ごす午後などと、
優雅なひと時を作りたいと思いまする。
あまりにも疲れたので1階にあるジョルジェットというカフェで一休み。
このカフェのネームの由来は
「ジョルジェット・シャルパンティエ嬢. ピエール=オーギュスト・ ルノワール 《すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢》 1876年 油彩・カンヴァス 97.8× 70.8cm. ピエール=オーギュスト・ルノワール. 《すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢 》」

(ネット内の絵をお借りしてます)
ここはサンドイッチが人気らしくて
前日までに予約しておくのだそうです。限定30食と書いてありました。
私はオレンジマフィンセットでしたけれど、コーヒーはお代わりできるみたいだし
ビスケットも一つサービス。
おしゃれでおいしくて、雰囲気が良くて素敵な空間に浸りきってました。
素晴らしかった!
友人にあげる予定のポストカード。
(なのでこっちに記念にのこしときます)
クリックで大きくなります。

マティスのジャズより、今回の企画の表紙はこの絵です。

ラウルデュフィ ポワレの服を着たモデルたち(横にできなくてゴメン)

ピカソ ブルゴーニュのマール瓶
***
そして、今日は陶芸の展示会。
友人の作品を見てきます!!
このごろ芸術づいてるアタシでした。
色を見る、色を楽しむ。ールドンの『夢想』、マティスの『ジャズ』…
2013年6月22日(土)〜2013年9月18日(水)
今日市販されている絵の具の数は100色を超えています。古代以来、絵の具の色のもとになっているのは天然顔料が中心で、その色数も限られていました。しかし、18世紀に入ると人工的に顔料が工業生産されるようになり、画家たちは多くの色を使うことができるようになりました。ルノワールやボナール、マティスのように「色彩画家」と呼ばれる画家たちがいる一方、ルドンのように白と黒のモノクロの世界を好んだ画家もいます。「色を見る、色を楽しむ。」をキーワードに、ブリヂストン美術館の幅広いコレクションをお楽しみください。
本展では、モネ、ルノワールなどの印象派からセザンヌを経てマティス、ピカソなど20世紀に至る西洋美術の展開を中心に、藤島武二や青木繁などの日本近代洋画、そして戦後の抽象絵画までブリヂストン美術館のコレクション約170点をご覧いただけます。マティスの挿絵本『ジャズ』の版画20点を展示すると同時に、近年新たにブリヂストン美術館のコレクションに加わったルドンのリトグラフ集『夢想(わが友アルマン・クラヴォーの想い出に)』と猪熊弦一郎の水彩画をご紹介いたします。
実は、前回の「日本人が描いたパリ」の展示会に行くつもりでいたのですが
あれやこれやで都合がつかず、マティスの今回ですが、行ってきました。
ブリヂストン美術館は東京駅から八重洲通を5分ぐらいあるいたところにありますが
近くだし、一度行ってみたいと思いながら何年もたち、やっと思いを遂げました(笑
石橋コレクションとして所蔵作品がとにかく大量で驚きました。
170点ですって。
回遊というの?
次へという、矢印の案内にしたがって絵画を見ていきますが、
見終わってみると元の入り口にちゃんと出ていたのが不思議でした。
どれもこれも聞いたことのある画家、作品ばかりで
思わずこれ本物?と友人に聞いたりして・・
彼女は厳かに首を縦にふりました(笑
あまりにも作品がすごいので途中からくらくらしてきて
情報を取り入れるために自動的に脳が受け入れ準備するのを待ち(笑
その間、ソファにもたれ、脳が準備完了後に再開。
全部見終わりましたけど疲れた~。
あまりにも刺激が強くてまさにカルチャーショック。
ふだんからボケ~っと過ごしてるのでこういう刺激をたまには与えないとね。
所蔵作品をどこを軸にして見せるかという展示会を企画していると思うのですが
おそらく絵画そのものは同じなのですよね?
今回、色を楽しむと言うテーマでしたけれど、
よくよく考えてみれば昔は絵の具がなかったのよね。
顔料を動物やら植物やら自然のもので調達していたのが
鉱業方面の発達により人工的に絵具がつくられ
画家たちの表現方法がぐっと広がりました。
顔料で色を作る素材屋さんがいてこその画家さんたちだったのですね~。
確かにその昔のものといったら紀元前などは石版だったりしていますから
紙すらなかったしね。
それでも芸術を残す人はどの時代にもいたわけで
今のカラフルな時代をそのころの人たちが見たら
腰をぬかすかもしれませんね。
もっと色々表現したかったと地団駄踏むかもしれませんけど。
絵画の流派についてわけられていて、解説がついてましたけれど
納得しながら読んできました。
私的にはピアノを弾く男性の絵に驚嘆して脳裏に残ってます。
油絵でしたのでタッチで重厚感が出せますけれど
最初は写真かと思ったくらいの正確な描写。
次に響いたのが、素材感をしっかりと出せている画の表現力。
たとえば椅子の背は臙脂色のビロードだとわかるのです。
カーテンは厚い緞帳のような素材だって見てとれるのね。
さすがとばかり。一点何億もするような作品ばかりですが
一度行ったぐらいじゃ、消化が足りないですね。
まだまだ味わい咀嚼するべき絵画がたくさんありました。
今後はリピーターとしてゆっくり絵を見て過ごす午後などと、
優雅なひと時を作りたいと思いまする。
あまりにも疲れたので1階にあるジョルジェットというカフェで一休み。
このカフェのネームの由来は
「ジョルジェット・シャルパンティエ嬢. ピエール=オーギュスト・ ルノワール 《すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢》 1876年 油彩・カンヴァス 97.8× 70.8cm. ピエール=オーギュスト・ルノワール. 《すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢 》」

(ネット内の絵をお借りしてます)
ここはサンドイッチが人気らしくて
前日までに予約しておくのだそうです。限定30食と書いてありました。
私はオレンジマフィンセットでしたけれど、コーヒーはお代わりできるみたいだし
ビスケットも一つサービス。
おしゃれでおいしくて、雰囲気が良くて素敵な空間に浸りきってました。
素晴らしかった!
友人にあげる予定のポストカード。
(なのでこっちに記念にのこしときます)
クリックで大きくなります。

マティスのジャズより、今回の企画の表紙はこの絵です。

ラウルデュフィ ポワレの服を着たモデルたち(横にできなくてゴメン)

ピカソ ブルゴーニュのマール瓶
***
そして、今日は陶芸の展示会。
友人の作品を見てきます!!
このごろ芸術づいてるアタシでした。
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