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哲学って生きていくための根本みたいなものかな~?学問の礎だと思えばいいのかもしれない。要は屁理屈?(笑
今週は望海の心配を具体化してくれました。

小さな胸を痛めていたそれは小春の病気のことでした。

小春がバッグに入れる薬の袋を見ていたし、

先週の紗千と小春の「丈夫に産んであげられなくてごめんなさい」という会話も聞いていた。

そういえば長袖ばかりの小春だし・・。

疑惑は膨れ上がるばかりでした。

子どもって、親の具合が悪いととてつもなく不安に駆られますよね。

病気だけじゃなくて、両親がちょっと険悪ムードだったりしても

ぐらぐらするような恐ろしさを感じてましたわ。

絶対的なものがなくなることを想像していなくても

それは無条件で胸にのしかかってくるものなのかもしれない。

夜泣きした望海ですが、小春は病気なのかと問われても

否定するのみでした。

だけど、疑惑はむくむく大きくなり、とうとう薬袋から病院を確定し(?)

放課後、小春の病院まで探しあてて訪ねて行ってしまいます。

ところが小春は望海には会わない方針を貫き、周りにも協力を仰ぐのです。

由季たちが望海をお迎えにきますが

それを振り切って病院を探すという暴挙にでます。

望海が見たのは瀕死の病人だったようで、ますます不安は高まるのでした。

そして小春はもう望海をごまかすことはできないと悟ります。

一人、心細くたたずむ望海を見つけ呼びかけます。

望海が小春に聞きたいことはただ一つ。

だけど口にしたら怖い。

お友達ができたと5人の名前をすらすら報告する望海ですが

何も言わなくていいとばかり小春は抱きしめるのでした。



そして、栞。

先週、ナマケモノさんの訴えを聞いていた途中でしたが

父親が池に落ちたのをみて救急車を呼び、自分はどこかに消えたようです。

両親が、(栞を)「不憫でならない、なんとか反省させて人生前向きにさせたい」と

話し合ってる頃、栞は街をふらついていました。

そして、記憶にある人を見つけたのです。

それは4年前に北新宿の駅で信さんの背中を押した人。

追跡する栞ですが、紗千にも見つけたことを報告。

しかし、危険だから何もしないように言われてしまいます。

しばらくして栞は男に近寄り、

信さんの背中を押したことを追及しますが

男は酔っていて何も覚えていないと車で去っていくのでした。

栞は泣きながら母に電話します。

信さんに会いたい。

信さんを忘れられなかった。

ただひたすら泣くのでした。

そんな栞を母の勘で探し当てた紗千は凄い。

マンションの屋上にいた栞です。

死のうかと迷っていたらしい(?)栞に

楽な道はもう選べないと言うのでした。

小春が生きようとしているのだから。

紗千は栞に人でなしでもいいから

忘れさせてあげたかったと言うのですが、

しかし、それはもうできないと伝えます。

死んだ人には謝れないし、残された人に尽くしても届かない。

自分の人生は終わったと思いなさいと宣告するのでした。



植杉の家に帰ってきた三人。

その日は健太郎は入院中で紗千も泊まると連絡があり、

本当に三人だけの水入らず。

キッチンに立って三人でお料理。

そして食事をしてお片付け。

三人そろうというのが嬉しいのです。

しみじみと小春は薬をのみ、望海に謝るのでした。

望海はアリクイのように怒ってると言います。

肩をいからせて両手を下げる様子が何ともアリクイでした^^

お母さんと「助け合おう」と「なんでも相談してほしい」と言い合ったのに。

望海は、他のお母さんたちがホテルランチして

小春がしないのは

自分たちが世話を焼かすからなのかと心配しているのでした。

小春は、紗千の話を始めます。

紗千が小春を置いて出て行ったけれど

本当は出ていきたくなかったことを今ならわかるといいます。

そして紗千には、小春に秘密にしていたことがあったのだということも

最近、知ったというのです。

だから、以前は憎んでいた母を今は好きな方に変わってきたと望海に話しました。

紗千が秘密にしていたのは子どもに心配かけたくなかったのと

小春の前では普通のお母さんでいたかったからだということがわかるようになったからと言いました。

望海は賢く一を聞いて十知るタイプ。

すぐに小春のことも理解したようです。

小春は、ただの青柳小春でいたかったと望海に話します。

本当にシンプルな望海と陸のお母さん。

しかし、病気発覚後は「病気のお母さん」という冠がついてしまったと残念な気持ちを表現しています。

だけど、そのおかげで応援してもらえるようになりそれも助かったとにこっと笑いました。

陸がごろんと横になり、小春の上に子供が二人ゴロゴロ。

病気は再生不良性貧血で難しい病気だけれど

先生はきっと治ると言ってくれて小春もきっと治ってみせると宣言しました。

三人、お父さんが作ってくれた幸せのなかにいて

そのなかですくすくと幸せを育てていくのだと。

シングルマザーじゃなくて三人家族の幸せ。


栞は適合検査を受けに病院へ。

この流れは最初から決まっていたように自然に病院へと続きました。

もしも適合すればそれは・・

健太郎は栞の償いとしての許しにならないかと紗千に問いかけます。

紗千はそれでも許されないのだと毅然と言うのでした。


こけし、シマウマ、まずいキノコ

小石川のキノコ、コソ泥のキノコ・・

あははは

しりとりの三人はキノコに夢中?!


そのころ、小春の検査結果を見た医師は険しい顔になります。

そこにはウーギークックの絵本が何かの象徴のように広げてあるのでした。


*****


なんといや~な予感をさせるラストシーンでしょうね。

栞の適合ができても小春の体力がもたないとか

希望と絶望の両方見せるとかいうんじゃないでしょうね?

子どもたちの、いや三人の普通の当たり前の幸せのためにも

小春をおかあさんのままでいさせてほしいですね。



望海の気持ちは忘れていた子供時代をほうふつさせました。

たしかちょっとけがをした母が病院に行ったとき

大きな不安が押し寄せてきて

わけもなく大泣きした記憶があります。

母親に何かあるというのはものすごく心配を呼ぶものなんですよね。

病気かもしれないと思ったらそれは子どもには大きな大きなお化けだわ・・。



栞は先週まで繊細な子だったり、無法者だったりと

異常な様子がさまざまな憶測を呼びましたが

すべて紗千の指示というか

「信さんを忘れる」ことを念頭に置いての行動だったようです。

なんとも意味不明よね(苦笑

家を出て真希と同居しても(事件を?)忘れられず

そしてとうとうあの男を見つけたところまでいきました。

信さんに会いたいと泣く様は、別の意味があったのかと疑惑もわきましたが

とりあえず、栞の心根の良さみたいなものはわかりました。

栞の骨髄を小春にというのは、別に犯罪を犯したからの償いでもなんでもなく

家族であれば当たり前にしますよね。

病気と償いは別物だということは紗千に言われるでもないことです。

健太郎の願いも親としてはもっともなことですけど。

むしろ紗千の方が「自分の人生終わったと思え」などと強いので

今までの紗千と違うことに驚きました。

もっと早くこういう毅然とした様子を見せてくれていたら

栞も違う子に育っていたかもしれません。



ただまだ信さんの名誉が回復されていません。

せっかく男を発見できたのだし、なんとか信さんの件がいい方向に

せめてネット内の犯罪ニュースが削除できることを願ってしまいます。


とにかく、小春の病気が治りますように・・もしくは希望を見せて・・とそれだけ。

生きてさえいればさまざまなことに対処できますからね。

そして陸君に来週も癒されたい(笑





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