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青ちゃん、とうとう言ったね~!!で、すずみからも逆プロポーズ。でも四代目後継といったら複雑。
今週も二つの事件(?)が同時進行。

これが深謀があり、一旦むっとしながらもなかなか楽しい落ちが待ってるのでした!

恋人として堀田家で一緒に暮らすようになった青(亀梨和也)とすずみ(多部未華子)だが、オクテな二人の仲はなかなか進展しない・・・。

そんな中、二人は勘一(平泉成)から、“六波羅探書”という京都で開催される古書店同士の懇親会に出席してほしいと頼まれる。本来なら勘一が行くべき会合だが、勘一は体調が悪いという。

実は、青とすずみを二人きりにして、結婚へ向けて進展させようとする堀田家の人々の作戦だった。そんなこととは知らない青とすずみは、勘一の頼みを聞いて二人で京都へ行くことにする。

京都行きを控える青とすずみが買い取った本を点検していたところ、『エーミールと探偵たち』という児童書を見つける。その本には、なぜか裏表紙の内側に紙が貼ってあった。その紙をはがすと、“ほったこん ひとごろし”とクレヨンで書いた文字が!紺(金子ノブアキ)には身に覚えのないことだったが、研人(君野夢真)はショックを受ける。紺と亜美(平愛梨)は、この落書きに隠された意味を探ることに。

一方、青とすずみは、会合に出席するため、京都へ向かう。二人を迎えたのは、会合の相談役・重松(篠井英介)と幹事の阿曾(田中幸太朗)。関西の古書界を牛耳る重松は、関東を代表する古書店主の勘一とは天敵のような間柄でもあった。

青とすずみは、重松から古書を見せられる。すずみには、それが『ドドネウス草木志』という、大変貴重な江戸時代の植物図鑑だとすぐに分かった。そんなすずみに重松は、その図鑑に値をつけてほしいと言い出す。さらに、阿曾とどちらがより正しい付け値をするか勝負を挑まれる。

青は重松の無茶な依頼を断ろうとするが、すずみは重松の挑発に乗り、その申し出を受けることに。

重松は、もしすずみが負けたら、東京バンドワゴンで代々受け継がれる、本の目録を渡すようにと要求する。目録は本のリストというだけでなく、歴史上の偉大な文学者が寄稿した文章が載っていたりと店の歴史が綴られた唯一無二のもの。万が一奪われるようなことがあれば、関東を代表する古書店としての東京バンドワゴンの名が地に落ちてしまう。

東京バンドワゴンの誇りをかけた対決に、すずみが挑む!



今週のメインですが、もうね、すずみの口上にほれぼれしてしまうんです~。

文学を愛する女子大生でありながらすでにこの道ウン十年の鑑定人さえも顔負けのすごい知識を披露。

その気風の良さにあたしゃ腰を抜かしそうだったわよ~。


それはあたかも「テレビ東京」の「何でも鑑定団」の「中島誠之助さん」みたいな印象さえうけました。

中島さんは偽物のときは厳しい顔をしながらなぜ欠点なのかをしっかり伝えていますが、

その最後の言葉の振り方も、普段用に楽しんでくださいとか、

情けが出たからとほろっとさせる結びをいれたりもして傷つけない配慮を入れたりもします。

しかし、先達に敬意を払いながらもダメなものはダメと、時に厳しい言葉もしっかりつけます。

本物の時の高揚感のほめ方と言ったらこの世の最高の美辞を並べるその口上も素晴らしいのですが

偽物の時ほど打ちのめされ、しかし、救いの言葉が一言あったりするのがまさに名人芸なんですね。


すずみも贋作の技術料として12万の値をつけたけれど

世に出回ってはいけないものだときっちり引導を渡し、自分が責任を持って焼き処分にするといいました。

一介の女子大生とは思えない素晴らしい判断力。

感服しました。


すずみは、

古本屋は本を大事にする読者との出会いの場であり、そこにあるのは「愛」だと叫びました。

なので、こうやって儲けるためだけに巧妙に作られた偽物は許せないし

それは本と読者に対して冒涜だと泣きながら強く断じました。


そこで立ち往生してしまったすずみの後を引き継いで青も立ち上がります。

僕たち古本屋は時代にうずもれた本を拾い上げ光をあてて磨き上げることが仕事であり

それを多くの人に読んでもらうのが自分たちのプライドなんだと語りました。

こうしてたくさんの人の手を経て世に出た本の価値は唯一無二だと。

しかしながらその一方でおやじたちの顔も立てて、

280万を払うと丸く収める戦術を披露しました。

こちらも、いい采配を見せてくれました。



思うにこの二人は商売をしてもちゃんとバランスをとれた商いができそうです。

すずみの鑑定眼は間違いなさそうですし、

青は、人との駆け引きがうまいのですね。

そしてお互いを信頼しているというのがとっても強い。

いいわ~・・この二人とってもいい相棒だわ~~~っ!!


そういうわけで、まるで婚前旅行のような京都でのお膳は

まさに婚約披露のようにならんで盃を交わし、そのまま式次第といってもいいような雰囲気でした。


それなのに、六波羅探書って懇親会だと思ってたら鑑定の儀式だったなんて・・。

しかもそれは勘一の仕組んだ二人を結びつけるお遊びだったなんてもう。。。

篠井さんが手をくねくねさせたあの身のこなしはまるでオカマさんでしたが

ちょっと前の倍返しドラマの国税庁の人を連想させました。

こういうちょっと癖を入れたキャラ設定は見ていても楽しいです~。


とにかく全員がこの二人の絆に向かって御見それしました~と土下座したのが

楽しいったら!!

紺ちゃんは知恵にあふれていたが、青は商売の才があるといってくれました。

からかわれたと知っても全然いやな気持にもならず

逆に二人の間は急接近。

なかなか名を呼べなかった青でしたが

その夜、ついに・・

「すずみ・・結婚してください」

「四代目継いだら結婚してください」

と、ふたりはお互いに求婚するのでした。

いけ~いけ~と応援しながらついに言ったとなぜか大拍手してしまうのだわ~~。

青ちゃん、よく言った~!!!


ただ、青は四代目を継ぐのが微妙な顔でしたね・・。


***

そしてもう一件は「ほったこん ひとごろし」

ぱっと見て「ほっこたん、ひとごろし」・・と読んでしまい、

子供向きの推理物のタイトルをメモしたのかと思ったら違った。

堀田紺・・紺ちゃんでした・・あれれ。

紺ちゃんのモテモテだった昔のエピが出てきましたが

確かに中学の卒アルの顔も優しくにこっとしていてモテそうな顔でした。

その探求の結果、紺ちゃんを好きだった三迫貴恵さんの自殺未遂事件が浮上しました。

妹が書いた文字だったことが判明し、

その謎は、現在、結婚が決まり明るくなった三迫さんの謝罪と報告で

きれいに解決。

堀田家が介在する事件はいつもほった・・じゃなくてほっとあったかくなるのでした。



***

その自殺未遂のときは我南人の音楽があって飛び降りるのをやめたと三迫さんが言いましたが

今回も校庭で我南人がひとりサーチライト・・

下手したらこっぱずかしいシチュエーションなのになんか感動で全然かっこいいのよ・・すごい人だわ。

全力で信じる道をいけば、誰も汚すことなどできないという見本みたいなものですね。

涙はなかったけれど、やっぱりずし~~んとしみました。


気になるのは花陽ちゃんの恋は「気持ち悪い」説・・

青ちゃんもそうですが、出生の秘密に悩んだこともあり、微妙な時期だけに

わからない気もしないでもないです・・・。

でも我南人はあまり心配してないようですね。

そのうち乗り越えると大きな気持ちでみているようです。



そしてもうひとつ気がかりな青の四代目の件・・。

以前、我南人が赤ちゃんを抱っこして現れたときに

我南人ではないほかの誰かの子ではないかという説(まこさん説)があり、

どっか~~んと脳にきてしまいましたが、

今は私もそんな風に思えてきました。

青は、もしかして正当な継承者ではないと感じているのでは・・という気がするんです。

でもきっとこれもすずみの強い後押しで乗り越えそうな予感です。

てか、俺に4代目決意の覚悟をつけさせるためにか?と勘一に電話した青ちゃんが

すごくいい表情・・ずんとくる響き・・いいわ~~(笑


次回は、なんと大地さん登場。

綺麗な女優さんである大地さんと我南人が恋をして青ちゃんが生まれたというのが

にわかに信じがたい(笑)気がして・・

青ちゃんがモテモテなのは大地さんの華のDNAで納得しつつ

やはり、父親は違う人と思ってしまうあたし・・(許して^^;


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