天と地の間には君の哲学では思いもよらない出来事がまだまだあるのだ。(シェイクスピア)
恒例のお正月相棒スペシャル。待ちきれないほど子供のように楽しみにしてました。

しかし見てしまったいま、何日も経ってしまい記憶が薄れてきましたわ・・あたしって本当にダメ脳・・

それにしても「思いもよらぬ出来事」がカイトの身に降りかかろうとは思わなかったでしょうが

右京さんの予言みたいな始まりでした。

そういえばこの時に贈られたシェイクスピアのコインがちゃんと役に立ったのでした。

年末、一足早く有休を取り海外へバカンスにでかけようとする享(成宮寛貴)だが、その道中、交番が爆破されるのを目の当たりにする。その近くから裸足で逃げ出してくる少年(大和田健介)を追いかけるが体には爆弾が巻き付けられていた! しかも取り外せない上、少年の首からかかったスマホのカメラで「JB」と名乗る男(宇崎竜童)に監視をされている! 享はバカンスどころかその爆弾少年と共に行動することに!

 警察を狙った爆破事件は、テロの可能性を孕んでいるため新公安部長(中村橋之助)が捜査本部に入ってきて、公安部と刑事部の合同捜査に発展! 公安外事課では世界的な爆弾魔が日本に入国したという情報を掴んでいた! 誰を狙ったテロなのか? 犯人の目的は一体なんなのか?

 右京(水谷豊)は事件を聞きつけ捜査本部に混じって見えない犯人を相手に名推理を繰り広げていく!
 事件の全貌が見えない中、相棒二人が離れて別々に行動はするものの見事な連携を見せるのか! 狂気に満ちた犯人に隠されていた真実とは!

ゲスト:宇崎竜童、中村橋之助、佐藤藍子、大和田健介



まず大物ゲストが二人なので、

犯人は宇崎さんか中村橋之助さんかどちらかだろうと推測が成り立つわけですが

しょっぱなで、自分が遠隔操作の犯人だと宇崎さんが言うのでそこで

このドラマがそんなに素直なわけないさ、こりゃ橋之助怪しいと、誰もが確信したのでした。

全くストーリー始まったばかりなのに橋之助さんさえ出てない時点でそんなアホな。



さて、なぜカイトが狙われたかというと

エライさんの子息であるから、やたら手出しはできないだろうという点、

そうだ石坂さんの息子だったんだわ、カイトは。

で、めちゃくちゃ若い正義漢なのと、相棒の右京さんの頭脳も知ってたでしょうしね。

あらゆる角度から選ばれたのでした。

この世は必然と言いますけど、偶然に見えて綿密に計算されていたのですね。


で、二人の強い絆といいますかカイトが全面的に信頼している右京さんが

早くからメッセージを受け取り、要所要所で活躍するのがまた楽しいのでした。


右京さんの最初の行動は郵便回収の人に聞き込みすること。

ポストの時間を見るという発想そのものがもう常人と違うというか観察力の勝利ですね。

そして郵便局員の目撃情報からはだしの少年だったことを知り、似顔絵作成まで一気に進みました。

さらに、裸足のはずが次の情報ではサンダルに気づき、銭湯のサンダルまで推理が飛ぶのがまたすごい。

Jボマーがこういった進展がすべて読めていたとしたら、お互いに同じレベルだということですねぇ。

最初にカイトがJボマーに顔を見せて警察手帳を出した時から、読み通りに進んでくれて

嬉しかったでしょうしねえ・・。

今更思うのですが、爆弾魔にしては優しい表情でしたし、

カイトが裸足の少年にちゃんと引っかかってくれたことに

自分の計画の確かさを感じて悦に入ったことでしょう。



カイトも右京さんへのメッセージを残すのですが、

裸足の少年が次には銭湯のサンダルになってる時点でクイズみたいな感じ。

右京さんはちゃんと読み取り、一万と学生カードを見つけるのでした。

小気味良いわ。

さらに携帯の充電で立ち寄ったホテルにも例のシェイクスピアのコインを残していきましたしね。

銭湯のサンダルですけど冬だからサンダルで行くのは銭湯ぐらいだろうという推理でしたね。

うちなんかは隣のコンビニくらいならやっぱサンダルですが、

しかしサンダルを脱ぐという(場所の)発想が思い浮かばないですから・・。

東京ならサンダル率高いと思いますけど

まあ・・銭湯が大当たりでよかったですね。

ひとまず、賠償として1万渡したし、盗まれた人はかえって大喜びかも。

こんな風に二人の阿吽の呼吸が、面白いのです~。



物語は

山王美紀子殺害で桂木涼(佐藤藍子)逮捕(否認後、ピーナッツにショック症状で意識不明)

⇒ 母子家庭のバイト少年悠馬がその犯人を目撃

⇒ 少年を爆弾で脅し目撃した犯人(真犯人か?)を見つける指令を出す(ボマーが計画)

そういった順繰りの論があったのでした。


つまるところ濡れ衣を着せられた娘(桂木)のために父親(ボマー)が中枢だったのでした。

また

山王と桂木は弱者救済の同志ということで、山王財団という組織があるのでしたが、

子育ての手当て金アップの希望を就職斡旋の方向にすり替えて改ざんし

一人親職業支援センターを設立したという件を糾弾する意図があったようです。

このセンターが福祉衛生省の天下りの受け皿として建立されるということで

冒頭でデータを改ざんした長峰というデータバンクの職員が悔いて自死するのですが、

この真相をすべて知った二人を

消す指令を出した黒幕が橋之助さんなのでした。

なんで公安の橋之助さんがそれをするかって?

兄がその福祉衛生省だったのでした。兄の受け皿を作ってあげたかったのね。

みんな、娘や兄や、少年悠馬に至っては母や妹など

家族のために奔走するんです。

いいことでも悪いことでも家族のためなら一直線なんだわ。


ようやくややこしさに整理がついてきました・・。


そして橋之助さんが、にやりとするあの悪い顔が素晴らしいのひとこと。

この人、歌舞伎でめっちゃ厚化粧ですが

こちら公安でも人の好い顔の化粧を落としたら、生の顔が悪だったという

本当に圧巻のニヤリでした。

迫力すぎる。


二人の対決も面白かったですね。

弱者救済するよりも権力を持つ人に見返りを与えたほうが国が繁栄するという正木持論には唖然。

対して例によってぶるぶると震わせた右京さんが

わずかな手当てを搾取することが国益とは言えないと強く断じます。

ジャーナリストが暴くことが国益を損なうという正木に

普通の人々の信頼があってこそのジャーナリストだと訴えるのがいつもの右京さんなのでした。

「く~っ」とか「わ~」とか叫ぶ橋之助さんはすっかり歌舞伎顔でした。

さすがですわ~!



それにしても、就職支援センターってあまり機能しなさそうなのがポイントですね。

だって、母子家庭のが方必死に働こうとしても、職員があまり面倒みてくれないのは

いろんなドラマでわかりきってますし。

今回、母子が死亡したという新聞記事がちょこっとありましたが

最後になってこれが大きな理由をしめていたなんてあまりにも唖然な内容でした。

題材が良かったのにもったいないです。

もっとドラマ内にこういった要素を盛り上げて訴えてもよかったですよね。

だって、

ボマーも悠馬も一人親家庭ですもんね。

これも設定として必然の理だったのですね。


最後にまたあのコインを受け取るカイトですが

「(思いもよらぬ出来事が)これからも続きますよ」と言われて絶句するのでした~。

映画に続くという意味ですかね?


今回はカイトの大活躍が楽しくてわくわくドキドキでした。

成宮くん出ずっぱり!最高です。


そういえば、トナカイとサンタに扮した伊丹と芹沢からビラを受け取りましたよね。

あの川沿いというのがいつもアタシが行くツインのSビルのあるトリトンです。

川沿いは散歩道になっていましてクリスマスの時は木々にイルミネーションをつけて

青い光が綺麗でした。(ってことは撮影は12月ですね)

ちなみに中央区に花見町はありませんよ~(タブン・・



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