皆様ぁ、ご覧になりました?大好きな学校の屋上で、いつもの三人組ですよ。
先週三人で廊下を歩くところで終わったのよね。
まだぎこちない笑顔の亀ちゃんでした。(それでもほっとしたのよね)
でも今日は、もうサイコー!!ステキな友情復活ですよ。
亀ちゃんたら目を微妙に泳がせてチリのブタのお守りを二人にあげています。
「家内安全?」 (ふふ、この感覚が野ブタさんね)
「安産のお守り?」 (誰が生むのよ、なしてだか、もうPちゃんったら)
何のお守りと聞かれ「友情・・とか」 (ああ~んもう亀ちゃんったら照れちゃって・・)
やっぱり亀ちゃんかわいい!かわいすぎだわ!
「友情か」ってPちゃん、がっつり抱きついちゃって
「これでオレ等、離れない体になった・・」(はは、相変わらずスキンシッPちゃん。)
亀ちゃんがもぞもぞ離れようとするのが最高です。(あのう変わってあげましょうか。)
スタートからこんな楽しくて喜ばせてくれちゃって、んまぁ、どおしましょう・・・。
ところが修二が家に帰ってみると、不気味!蒼井が上がりこんで料理を!
おっどろいた。怖いですね。修二のこわばった顔がリアルです。
雰囲気を察した蒼井はチリのブタお守りをゲットしてから写真を渡しさっさと退散。
しかし、修二はハンバーグもゴミ箱へ。
さすがに毒はないと思うがそりゃ嫌いな女の作ったものなんて恐ろしくて食べられな
いですよね。わかるわ。 しかも「嫌いとかそういうレベルじゃない・・」って。
深い根強い憎悪が感じられてわなわなです。怖すぎます。 蒼井、何考えてる。
クラスではまだ無視されてる修二。 ・・・い、痛いのよ、私のこの胸が。
でも自然に流す修二。強いねキミは。
しかし、良かった。もう修二の心には頼りになる彰がちゃんといるんです。
そしてその不気味な蒼井の写真を見せ、相談。彰はショックそうですが
リアクションがおっとりしすぎ。全然怒ってるように見えないのよね(笑)
「ぶっ飛ばしてきます」ってコンコン右手を左手で押さえ、何だかかわいいわ~~。
やがて蒼井も三人の仲に入りプロデュース4人組となりました。
まっとうな意見というのかしら。今風にいうなら「モテ」とかいうやつね。
スカート短く、髪型もすっきり、話し方もはっきり。でも「野ブタの味」が消えている。
プロデュースって何でしょうね。人気者にするのが目的とはいえ「らしさ」の無い
ただの人形では底が見えてつまりません。そのあたりはクラスメートも敏感に
察しているみたいですね。野ブタさんもやはり何かが違うとわかったみたい。
蒼井が執拗に戻すのを拒みますが、3人組の結束は固いですね。
特に彰のセリフ、ええがったよ~~。
「俺の仲では野ブタと修二が一番。俺は二番なの。
人は試すものではなくて育てるもの。愛をもって」 感動ものでした。泣きそう。
こんな風に修二と彰は野ブタの心を守り大事にしていますが
ショックなその日は来てしまいました。蒼井の黄色ペンキがついたポーチです。
かまをかけておじいさんに会わせてという野ブタ。賢いですが蒼井のしらばっくれた
顔にはますます不気味さが宿り薄気味悪いものがあります。
泣き出す野ブタさん。かわいそうに、信じていたのに、ひどいですね。
まり子の登場がぐっと皆さんの目には温かく見えましたでしょう。
やっぱりまり子はいい子だ。思えば「大事な人、一人だけ信じてくれればいい」と
修二には言いましたよね。あの時のまり子の気持ちが早く修二に届いていれば
よかったのに。修二の孤独な背中にそっとお弁当をおいていきましたね。
いつも心を和ませてくれます。そして、今日は野ブタさんの頬を焼き栗であたため
優しい表情で慈しみ癒し包みこみます。まるで母の愛を持つ女神様のよう。
・・・・・ここでハート持ってかれた男性諸氏、多いでしょうね。
しかし、修二と彰が恐れた、野ブタの不登校が始まってしまいました。
突撃の蒼井を見るクラスの反応に、修二はついに立ち上がりました!
「みなの声をカメラに映して小谷さんに届けたい。今回だけでいいから聞いてほしい。
俺の言うことが皆に届いてないと思うと怖いです。死ぬほど怖いです。」
亀ちゃん、細い体を深く深く折って一生懸命訴えて、よく頑張ったよ。
うんうん、もうそれだけで十分伝わったから。そしてタニも「届いてるよ」と。
うわ~もう、ワタシ、感涙です、どうしようもありません。(涙、涙、ずるっ・・)
さて、いつもの三人組に戻り突撃の決め台詞を考える三人。
「食べ物のIT革命」
「クチの中がコッペパン」
「クチの中が薩長連合ですたい」 いやぁ全くこの二人のセンスって・・・
全然おかしくないのよね、だけど何だか笑える。こういうのっていいなあ。
そしてここからがラストシーンへとつながる不思議な夢をみさせました。
蒼井が野ブタさんを呼び出し「許して欲しい、さもなくば飛び降りる」と。
本音は「私がいたことを憶えててほしい」ってことでしょうか。
誰かに認められたかったの?過去に何かあったのかな?何かを失ったのか?
謎に包まれた、蒼井の言動には首を傾げるばかりです。
しかし、びっくり!心臓に悪いです。いきなり飛び降りないで!
こんなシーンを見たら簡単にひょこっと境を越えられてしまいそう。。。
夢でほっとしました。修二も彰も、野ブタさんも、ただ校庭を見下ろすばかりです。
そして野ブタは蒼井の手を取り
「よかった、生きていて本当によかった」と。
じ~~ん。(涙です) 本当によかった。しかし、何で4人ともに同じ夢?
・・・今週は女性二人の台詞がとっても心に染み入りました。
「人間を助けられるのは、人間だけかもしれない。」
「誰かがいれば取り返しのつかない場所からでも戻ってこれる」
・・・修二の独白が続くなか、来週は転勤が。これがお別れなの?
今週のメッセージは命の大切さ。受け入れる勇気。そのままの美しさ。
許すということ。全部、日常の些細なところに転がっています。
あなたと大事な人の間には、いつもこんなことで泣いたり怒ったり
喜んだりしています。けれどどんな時でも友情を壊すことはできないでしょう。
もし別れがきても、次に会うときには笑顔の私たちでいたい。
そんな穏やかで温かい関係を作っていきたいと。
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