何てことでしょう。この愛くるしさに私はすっかり魅了されてしまっています。
くりくりした目の愛らしさと歯並びのかわいさ。
にこっと笑う頬に思わず吸い寄せられます。沢尻エリカさん・・
皆様、一押しスターになりそうな気配をひしひしと感じませんか?
さて今週の1リットル。「障害者手帳」あまりにも重いテーマでした。
先週に引き続いてこのテーマ。
脚本の江頭さんはきっとこの事について訴えたいものがあったのでしょう。
障害者手帳は「障害を克服し有する能力を生かし社会経済活動に参加する」
事を前提に交付するそうです。
先週、母の潮香の悩む姿でしたが今週は父親の苦しみを引き出していました。
亜也自身は意外とすんなりと受け入れているのに
家族が苦しむその複雑な葛藤はどこからくるのでしょうか?
行政のランク付けの壁。人々の視線。レッテルを貼られることの不快感。
どんなに平らかな心でいてもどこかに抵抗を感じるのはおしなべて世間から
受ける見えない差別の壁があるからではないですか。
あえてその壁を突き抜けたご家族に改めて大きな拍手を送りたいと思います。
ところで亜也は一時退院の許可がでます。
先週から一気に病状が悪化しているのを痛々しく感じますが、
とにかく家に帰り、登校できるのは嬉しいことですね。
だって遥斗との語らいの場が必ずこのドラマには必要なんです。
体育を見学しているときに倒れた亜也。
その後の医師藤木直人と遥斗との会話にも興味が惹かれます。
「治るのか」「自分で調べろ」「・・ならわかるだろう」って。
医師として万能ではない苦悩とこれから新薬の可能性の希望を持ちたい、
この二つが揺れ動いているのよねきっと、藤木兄~~。
あとちょっと溜飲が下がったのが遥斗の父親が深入りするなと言った時、
「わからない」と答えたことかしら。
ドラマとしてはこうでなくちゃ~~と思います。
今週のもう一つ気になるテーマです。
動きにくくなった亜也を友人達は付き添うことで支えます。
その度に心苦しく「ごめん」を繰り返す亜也です。
しかし、友人達はできることをやっているだけで普通なのですね。
このとき、以前読んだ一編を私の脳みそがプレイバックしていました。
それは、筆者が道を歩いている時に車椅子の少年から溝にはまった
車椅子をどかすのを手助けしてほしいと頼まれるのです。
そして筆者は了承し手伝ってあげるわけです。
その後、その少年は爽やかに「ありがとう」と言って去っていくのです。
たったそれだけなのに筆者はが~んと頭を殴られたように衝撃を
受けていたんだそうです。「ごめん」でもない、恐縮するでもない、
ただ「ありがとう」ということに。
できる人がたまたまでき難い人に普通にさりげなく手助けし
されるほうも普通に感謝する。
そのたったそれだけの当たり前のことに気付いたということでした。
そして亜也もこのことに気付いたのですね。
普通にさりげなく・・・「ありがとう」と。
では皆様、ここから一気にエンディングへと向かいましょう。。
シュートの練習をする亜也。へたくそといわれ・・
遥斗に片付けるのを手伝ってと自然に甘えてるじゃない。
病気を知られていることだけでなく親近感とそれ以上の何かを感じているのね。
泣かないように見張ってほしい。
河本先輩へ涙を堪えながら電話するシーン。
ホントは泣きたいの知ってるから「冷たい奴だ」とあえて『泣いてもいいんだ』と
言ってるのに、亜也ったら強がって罰金取られるからなんて・・・
うっかりこっちが泣いてしまうでしょ。
見える形で気遣う級友達とは反対ではあるが、いつも亜也を見ているんだと
その理解のぬくもりを感じさせ、しなやかな感情を見せてくれました。
若いっていいわね~~。
遥斗君、君に亜也を任せるよ。
PS 亜湖、とうとう知ってしまいましたね。ショックでしたがこれで今までの
不可解現象が解消されましたね。すぐには理解できないでしょうけど
きっとこの先、お姉ちゃんの良い味方となってくれるわね。
お願いします。
番組の最後に原作者の写真が流れます。いつもながら涙を誘われています。
このシーンを出すことで福祉ドラマ、お涙頂戴に偏らない製作者側のプライドを
感じています。でも私、今日も顔が腫れていて外にで出られません・・・