恋をするってことは相手を思うってことだから、自分よりも相手なんですね。
今回は三者三様の恋模様のすれ違いが見られ、
どれもがどこにでもある出来事で
ほんのちょっとのタイミングのズレだということがわかりました。
それにしても健、切なくてかわいそうで・・・本当ならそれで万々歳なはずなのに
なぜにこんなに泣けちゃうんでしょう・・・
奇跡の扉を自分から諦めて閉めていてはいけない。
決め付けはタブーだ。
ハレルヤ☆チャンス、ぬお~~~と戻ったのは大学2年。
いきなり襟首つかまえられて幹の浮気(?)のアリバイ作りに利用されてる健。
あたし別れる!いいよ、じゃ合鍵入れとくから・・
簡単なんですね・・・
優子の激しいジェラに水をぶっかけられてしまいました。
健は1話から水ばかりかけられてますよね・・かわいそう
何で俺なんだよ!・・・タイトルでました・・あは
さっそく幹の荷物を運び込むメンバー。
今にも車を出しかけてるところに優子が追いかけてきました。
そして幹へ平手打ち。しかし幹に抱きつく優子。
幹は優子をぐるぐる回しています。
必殺メリーゴーランドというらしい
オデコにチューして、キスを返して・・結局元通りね。
学食では幹の彼女@優子について話す礼とエリ。
あそこまでプライド捨てるのは無理だという礼。
失いたくないものがあるときに格好悪くても一歩踏み出せるかどうかだと言うエリ。
エリも交際中の彼が離れていきそうで悩んでいました。
もうみんな高校生の時のような気軽さじゃないのね。
社会人と大学生のカップルである意味、世間の何たるかも
ヘビーなものも少しずつわかってきています。
礼につきあってほしいと(たぶん)エリが言いかけたところに多田が声をかけます。
コンペに出す3年生がだめになり、礼の作品を出したいという多田。
翌日が締め切りですがその日のうちであれば24時でも消印がもらえるそうです。
この日は礼の誕生日で10代最後をカウントダウンし、祝うべく準備していたのです。
迷う礼ですが健はこのコンペで礼が大賞をとることを知っていました。
だからこそ健は礼のために誕生日よりもこのコンペをプッシュします。
皆、それで納得しました。お祝いは翌日でいいか!
研究室にいる礼のところに健はお守りを持っていきます。
中吉。また憎まれ口をきく礼。くしゃみの健にうつさないでときついきつい
こんな礼と健のやりとりを聞いていたエリ。
幸せは遠い。礼は勝負をかけたことがあるの?
あったのです。健に対して中3のときにラブレターを書いていたのでした。
でも渡すチャンスがないまま今日まで来てしまったのです。
10代最後だというのにその手紙を未だに持っている礼。
健は銀行で残額を見ると777円。
そういえば最近、CDを買ってお釣りが777円でラッキーだと喜んでいたPさまです。
この符合が合ったのね
幹のバイト先に働かせてくれと頼む健。礼のプレゼントを買うためでした。
そこにエリはツルに付き合ってほしいといいます。
キタ~~~~って喜ぶツル。
エリが待っているのは付き合っている彼。最近冷たくなってきたようです。
彼がやってきてエリは体当たりでぶつかります。
もうわがままも言わないからというエリですが、
ごめんと行ってしまおうとする彼の腕にしがみついて
「いやだ、別れたくない!」
今の自分にはエリと向き合う気力が残っていないという会社員風の彼です。
それをじっと見ているツルもつらそうな顔・・・切ないね。
精一杯ツルの前で強がるエリですが、
お前がバカならおれはスーパーバカか・・・
じっとそばにいてやる!
ツルの言葉にエリもどんなにか救われたでしょう。涙のエリ。ありがとう・・・
二人ともに切ない。切ないけれどエリの傷が浅くて済んだのはツルのおかげ。
エリはツルに惹かれていくかな・・・
健はパチンコ店でバイトするも具合が悪くパチンコの玉を床にひっくり返してしまう。
帰るように促されてもどうしても礼のために買いたいものがあったようです。
そんな健の様子を礼に電話している幹。
ですが、とにかく健はつくね4姉妹の長いぬいぐるみとともに帰されてしまいました。
ベッドで寝ている健は後悔ばかりの様子。
せっかく戻ってきても何もできない自分。
バースの人形を見ながら健は苦しそう・・・。
そして健は考えました。
礼は多田に解決できない問題があったらどうするかと聞いていました。
多田の応えは思いっきり取り組んでだめならやめるというもの。
礼は、長い間持ち続けた健への手紙を持って走り出します。
どうしても10代のうちに解決したかった。逃げたくないという礼です。
多田はがっかりするも礼の気持ちを尊重してくれました。
自分の気持ちに素直であることは悪いことではありません・・・。
そして健のアパートに着いた礼。
ためらいつつもブザーを押し、健に語りかけています。
「健、礼だけど薬買ってきたよ。もう出会ってから12年経つでしょ。
いつも近くにいるからなかなか素直に言えないけれど
わたし、わたし・・・ケンゾーのことがね、ずっと・・・・」
そこで電話が鳴りました。
不審に思ってドアを開けると開いてる・・思わず中に入ってみますが
家には健はいなくて留守電が応対します。
そして話し出す相手は、健が合コンにいくはずだったというもの。
留守なら向かっているだろうと相手は切ってしまいました。
最も残酷なすれ違い
なんとその頃、健は中央郵便局の前で礼が来るのを待っていたのです。
ただ礼のために、コンペの締め切りのために。
礼は初めて手紙を書きますという素直な手紙を出しています。
高校の合格発表も健の方が気になったのに素直にいえなかった自分。
転校して健が消しゴムを半分にしてくれたときから特別な存在になったという。
ケンカもたくさんしたけれど健はわたしにとって大切な人です。
ずっとずっといちばんに・・・。
だから本当に言いたかったことがどんどん言えなくなっていきました。
でも今日言います。
ケンゾーのことが大好きです。
しかし礼はその手紙を飛行機に折って川に飛ばしてしまいました。
いつかP日記に書いていた神田川ってこれですか。
そして健は郵便局の人から時間を告げられ、諦めて帰ります。
アパートに帰ってみるとそこには薬があります。
お大事にとメモが置いてあるのです。
健はすぐに悟りました。
走る・・走る健!
いつだって礼のために走り続けた健です。
礼が大学に戻ってみれば多田がエントランスで待っています。
コンペの主催者に直接持っていくことで明日まで完成させようという多田。
礼は、二つ返事をしました。
誕生日の乾杯は缶コーヒー。
問題は解決したのかと聞かれ、終わったという礼。
そんな礼の様子をみて自分の経験を話す多田。
小学2年の時に雲をつかみたいと思い富士山に登ってみた。
けれど雲はつかめないことを知り、大泣きしたというのです。
それを聞きながら礼は涙がこぼれてしまいました。
多田が慌てて出したのは幸福の青いハンカチ?
早稲田マン同士の共通項か??
20歳の記念に写真でもと勧めてくれる多田先生ですが
一人じゃ寂しいから一緒にというのでタイマーセットで二人は
並んで座っています。
そこに健は走りこんできました。
二人の後ろから、覗き込むように部屋の外にいる健。
無情にもフラッシュが光り、
健は再び結婚式場に戻ってきてしまいました。
思い込みのすれ違いという展開に落胆してしまう健。
まだ付き合っていないという三上妖精ですが、
返事をする気力も残ってないような健。
次のスライドは浴衣を着た礼。
多田は礼に告白したという。
・・・この日を思い出すたび胸に激痛が走る・・・
健が少しずつ礼に近付いていった今までを突然切り崩すように
激しいすれ違いで健を突き落とすような展開でした。
礼に聞かれてしまった誤解の留守電は切な過ぎます・・・
ファンとはわがままなもので、
健が礼とうまく行き始めると、
めっちゃ礼を疎ましくなり、
こうやって健の思いが空回りすると
ひたすらかわいそうで健に成功してほしくなるもの。
全く自分勝手。
三上妖精の言うとおりですね。
めげてしまった健はもうタイムスリップもやめそう・・・
それでは運命は変えられないかも。
もちろん今だって変わってないけれど
妖精は少しずつ変化があると言ってたのよ。
やらずに後悔するなら挑戦してスッキリしたほうがいいんだって・・。
なんでこんなに健を応援してしまうんでしょう。
それにしても、今回は具合が悪いのに、
礼のために土下座までしちゃうし、本当に祝ってあげたいという気持ちになるし
シャンペンまで買っちゃう健だよ。
コレだけの気持ちをもってるのに
本当に運命ってイジワル。
こんな二人は縁がないのかなって思ってついうなずきそうになったり・・
ああ~本当、複雑な思いを噛み締めるばかりの今週話でしたわ
ツルとエリはすごくよかった。
当たって砕けたけれど頑張ったし、それをしっかり見届けてくれたツルもエライ。
幹と優子のカップルも素直に気持ちを出したことで
二人の危機を乗り越えました。
やはり、人間素直が一番ね。
今回は礼も素直さを出してくれたのに・・・ああ健が可哀想で泣けちゃいます