忘れる事なんてできない。やっぱり礼が好きだ。
溢れる涙を拭って結婚式場に戻ってきた健。
最後のチャンスの写真を前に、今度こそという真価を問われています。
その写真には、多田先生と向かい合う礼との向こうに、
健が覗き込むように立っているのでした。
ツルが背後霊だと騒ぐのを口を押さえて黙らせる幹。
この会場にいる幹は紛れもなく健の味方なのでしたが・・・。
この日に多田先生からのプロポーズ・・・
「こんなにずっと一緒にいるのに
ケンゾーは何もわかってないよ。
何も分かってない」
最後のチャンスを与える妖精。
お前にチャンスを与えたことを俺に後悔させないでくれ。
失敗にめげず再びたち上がる道を選んだ健は、
ハレルヤ☆チャンス、ぬおお~~と戻っていきました。
なんといきなり営業中。ひたすら頭を下げています。
ホワイトボードを売る仕事だったのね。文具会社?
仕事なんてしてる場合じゃないですけど・・一人外に出てしまう健。
ええ~~?まずいんじゃない?
礼に電話して「そこ動くなよ。今からそこいくからな」
それなのに係長が必死に走ってきました。
会社員じゃしょうがないもんねえ・・・係長と二人での営業活動の健。
この係長ときたら新人の健を泣き落とし作戦で追いつめています。
三つ子を育てていくのは確かに大変!!うんうん!!
名前は健一、健二、宗太郎・・ええ?健三じゃないの??
実は僕も好きな人がプロポーズされてしまうんです・・・
どうにか手を打たないといけないんです。
あと2つ売るだけでいい。ノルマさえ達成すればいいんだ!
そうかあ。そういうことね!よしがんばるぞ~OH
大学では伊藤先生がついにろくろと髭をはやして形は立派な陶芸人。
でも合言葉は「髭、嫁さん、ろくろ」だそうで・・相変わらず何か間違っています
バーガーショーグンではエリがバイト中。
自分たちがバイト、フリーターで焦ってるという話から、ツルの噂までして
しますがビッグな男になるというのはどうも背を伸ばすということらしくて
それがエリの口元をほころばせているようです。ツルの話をするとき楽しそうだと。
図星ですわぁ~~~
そのツルは、カメラマン助手の幹のもとにヘルプで参加。
監督も小さいので一気にツルに親近感?
怒られ慣れるというのはかわいがられるポジションだということですねえ。
そしていよいよ多田先生は礼に告白のチャンスをうかがっています。
付きあってほしいところがあると誘い出しています・・・
怪訝な顔をしながらも承諾する礼。
その頃健は必死に営業中。断られても断られても・・ただひたすらに売り込む。
しかし皆NOなのです。売れないものですねえ。
健はすっかりめげてしまいました。弱音の健です。
快く送り出せなくてすまないという係長。すぐに行って礼を取り返してこいと激励して
います。しかしこちらも不安がよぎる健は、もしも行ってもうまくいかないと弱気。
そうかな・・・なんと係長の奥さんはミスユニバーシアード代表だったとか・・
そんなすごい人だからダメかと思ったのに獲得した係長はすごいわ
「ダメでもともとっていい言葉だと思わないか」
全部だめだったら人生やってらんないけど・・・
でもたまにうまくいくことがあるんだ。
失敗しても当たり前。成功したら男前!
確かにゴロあわせも響きもいいカンジ
そしてそれなら心当たりがあると幹のところにやってきました。
監督のところにはソクラテスもいます。ツルもソクラテスもお気に入りのようですわ
何も言わずホワイトボード買ってほしいと頼みますが、なんと優子が妊娠したからと
幹はとても買ってられないというのです・・・ええ~妊娠@@@@@
でも健は必死に食い下がりました。
結婚式のスライドショーの写真がマジセンスがねえから
タイムスリップしたことを打ち明けてもさして驚いた顔でもない幹です。
その間に係長はシナリオ本の中のセリフに「なぜホワイトボードがない?」とか
なんとかうまいこと買わせるのに成功みたいでしたねえ。。この辺よくわからん
買ってくれたお礼にいいこと教えてやるよ!優子の妊娠はないって!!
ほえ~~そうでした。未来からきてるから結末を知ってたのよね!
一つ売れたのを契機に波に乗ったように次の会社で売れました!
失敗しても当たり前。成功したら男前!
健はにっこりと笑って走り出します。
しかし時はすでに遅く多田先生が礼を連れ出したあとでした。
何かの音楽ホールのような建物ですが、これは多田先生が初めて設計したらしい。
人生の節目には必ずここにやってきて決意を新たにしたという大切な場所。
僕と結婚してください。壇上に上がりさらにプロポーズ。
僕と結婚してください。もしも礼のナカでも答えが出せるのであればこの先の
人生もずっと共有していきたい・・・
でも礼は何もいいません。感激なのか迷っているのか・・本心が見えない礼。
さて幹も優子と向き合っています。妊娠で幹の気持ちを試したことに対しては
怒ってるけれど優子の気持ちもわかってる幹。
結婚するには金がかかるだろう?にこっと笑いました。それで通じる二人。
愛のメリーゴーランド??二人は結局結婚するのね!!
ぐるぐる回る二人を呆然とみるツルとソクラテス。
必死に走って研究室に現れた健。そこには礼がいません。
そして多田先生が礼にプロポーズしたと聞いてしまうのです。
岩瀬君が礼と過ごしてきた時間に比べたら僕らの時間は短いかもしれません。
そんな切り出しについ「じゃあなぜ結婚なんですか?」思わず言ってしまう健。
ちょっと意外な反応だと多田先生も思ったようですが、穏やかに続きます。
焦ってるつもりはなくて自分の答えはでてしまっているから礼も同じなら、
二人の時間を始めたいと思った。
いつの間にか研究室から走りだしていました。走る健。
今日は走ってばかり。
弱気な自分を振り切りたくて気が付いたら走り出していた。
俺はだめもとをやりにきたんだ。
その日はなんと健が初任給で焼肉をおごってあげる日だったそうです。
おお~過去の健も殊勝なところがありましたねえ。
一足先についたツルは礼が多田先生からプロポーズを受けたという話を聞き、
自分もと気持ちが上向き「結婚してください」何度言っても結婚はダメだったが、
「俺と付き合ってください」に変えたら「いいよ」ツル、大成功
こうやってエリとツルは付き合うことになりました!!
健は走ってくる途中でDKNYの看板を見てびっくり。この縁に何かを感じたのです。
銀行に行き有り金全部引き出しました(よね?)残金は23円。焼肉どうなる??
本当に無駄だと思ってんのか?俺に後悔させないでくれ!妖精の言葉が甦ります
何が正しい道かわからないけどひたすら走り続けた。離れていこうとする君との距離
を少しでも変えることができたんだろうか・・・一つだけ確かなことは、どんなに離れて
も礼、お前のことが世界一好きだ。
こうして健と礼は向かい合いました。一番辛い記憶をやり直すために。
多田さんから聞いたという健に、礼は屈託なく自分に結婚なんて遠い世界だと思って
たと、でもプロポーズは受けようと思うと言い出します。驚いたけど嬉しかったから。
でも即「やめろよ。そんなに簡単にプロポーズなんて受けんなよ」
健、ちゃんと言えてるし。それでも礼は「健の言いたいことはわかるけど・・」と。
「だったらもっと考えてからだっていいだろう。たった一年ちょっとだろ。
一年で多田先生の何がわかんだよ」健も必死の攻防。
もっと多田先生のことを知りたいし向き合っていきたいという礼。
「相手のことよくわかんねえのに結婚ってなんだよ。大して知りもしない人と結婚して
どうすんの。てか、そんなんで結婚するのバカだろ」
健も一生懸命に阻止しようとしていますが、礼の答えは過去と同じでした。
「こんなにずっと一緒にいるのにケンゾーは何もわかってない」
何をどうわかってほしかったのでしょう。多田先生の前にプロポーズ?
黙って賛成してほしかった?自分が勝手に健を吹っ切ったことを知って欲しかった?
結婚を前に揺れる女ごころってやつでしょうか?礼はくるっとうしろを振り向き
顔を歪めたまま行ってしまいます。そんな礼に健は走りよりました。
後ろから抱きしめる健。あすなろ抱き?ぐっと目を見開く礼。切ない目の健。
「頼む!行かないでほしい。俺と結婚しろよ」
ついに健は言えました。少しの間があったけれど、静かにその手をほどいていく礼。
どうして、どうして今そんなこと言うの?本当に何もわかっていない。何にも。
礼は行ってしまいました。すがるような目の健を一人残して。
噴水のところに座る健は給料三ヶ月とはできなかったけれどと指輪を取り出します。
水しぶきにきらめいて大きなサイズと言った指輪は悲しく健の指で光る。
健の目にも涙が光る・・・
待ち合わせのレストラン。礼は強張った顔だったようですが、次第にほぐれて
いきます。多田先生も緊張のあまりうまくナイフが使えていません。ふっと笑った
礼はプロポーズを受けるといいました。
健はそのころDKNYのところでうつろな顔。またお前か・・・礼にあげるはずの指輪を
看板の冠のギザギザの突起にはめました。かわいそうに、健・・・
ふと見るとレストランには礼と多田先生がいます。
なんと礼は先生から指輪をはめてもらっているところでした。
ショック
本当に打撃です。ダメもとはやっぱりダメなまま終わってしまった・・・。
その頃記念写真という二人がたいたフラッシュで健は結婚式場に戻りました。
写真には何の変化もありません。同じようにツルが背後霊と騒いでいます。
すっかり諦めて意気消沈の健。そこに「最後のお写真が・・・」と司会が・・
「え?」思わず叫ぶ健に視線が集中。これで満足?幹が仕掛けてくれたのでした。
その写真は建築の受賞記念だそうです。何故かみんなで写っています。
妖精が現れ、次こそ正真正銘のラストハレルヤチャンス!
好きだって、す・・で終わっていた健だったのに、
いきなりあすなろ抱きにプロポーズまでしてくれたのです。
いいなあ・・礼
でも礼の気持ちは、不安定ながらも多田先生の方を向いています。
何ででしょう。
健を今でも好きだけど・・という顔でしたが、何にもわかってないという礼。
女心は複雑でまことにややこしい。
健はプロポーズの指輪まで買って行ったのにねえ。
噴水の前の健に切なくて号泣でしたよ・・ぐすん
健を除いた二つのカップルは順調なのに。
ツルはいきなりプロポーズ。
言葉を変えて「味噌汁を作ってください」には受けた。
エリも結婚までは考えられないけど付き合うんだったらいいってことね。
エリもツルのよさが分かってるし、主導権握ってるし、予告ではキスしてたしね。
もう一つの幹もちゃんとうまく行ってる。
年上の女をしっかりと養っていくという気合いが入ってて頼もしい。
しかしせっかくのプロポーズ。健にしてはそれこそ清水の舞台から飛び降りて
大怪我までしそうな程の決意だったのに。
係長もほのぼの人柄でしたが、ダメもとはいい言葉だと教えてくれます。
「失敗しても当たり前。成功したら男前」
たまに当たるから、人生いいことがあるんだ。
頑張れ健