高校時代の3人組が現在の三人と全く似ていないのがダメやん^^;(見るとこ違う)
清らかな罪


梨花(原田知世)は、借金を肩代わりしたことに光太(満島真之介)が後ろめたさを感じないように

金持ちの演技を続け、休日を光太と高級ホテルで過ごすことにした。

だが、横領がばれるかも知れないという恐怖から、顧客に異変がないか確かめなくてはいても

立ってもいられず、ゆっくり休むことも許されない。

そんな中、梨花が自宅で預金証書を偽造していると、上海に単身赴任中の夫・正文(光石研)が突如、

帰宅する。


スイートルームってsuite roomという字面のように「続いている部屋」なはずですが

たまにsweetの方だという人もいて今やどっちも正しいのかな~ってあいまいさがありますよね。

この光太はすっげ~っと大喜びしてはしゃいでましたが

たぶん「甘い」方を堪能してるのでしょうね~。

しかしGWの間ずっと借りてるってすごいね・・。

おかげで、光太は梨花のことを石油王なみの大金持ちだと妄想しています。

梨花の狙い通りになったとはいえ、こんなことする必要があったんでしょうか?

家族で何かをしたことがない環境で育った梨花だそうですが

だからバンバンお金を使って見せたところが逆に光太には「かわいそう」だと思ったというのが

何とも微妙な空気が漂います。

そしてバイト代が入ったからと(たぶん1万程度)を返すあたりが小賢しい。

お礼を言うこともまっすぐな気持ちで間違いないのでしょうけれど

ホントは借金は怖かったと本音を言い、また甘えるところがうまいというか。

もうきっとこのおねだり感は光太の中に根付いたでしょうから、

無意識に無意識に、梨花の金を引き出す算段をしそう。


しかし、光太の恐怖は使い込みがばれそうな梨花の恐怖となり悪夢を見させてしまいました。

とてもゆっくり休める心境ではなく、平林と富士真奈美さんの家へと行くことにしたのでした。





木綿子(水野真紀)は節約にはまっていますが

タイムセールで子供と一緒にスタンバイのところを娘のクラスメートに目撃されたという件があり

子供がややかわいそうでしたね。

でも、楽しいと思いますよ~。

よく詰め放題とか、この時間だけ何%引きとか客寄せでイベントするじゃないですか。

ああいうのに乗せられても、負けずに神業でゲットする人がいるじゃない?

それも研究しつくして人生の楽しみとしてるのでしょうね~。


そしてもう一人、亜紀(西田尚美)は中学生の娘と2年ぶりに対面して

輝いているお母さんだとめっちゃほめられるのでした。

その後に、洋服を買ってしまいお勘定が22万とか・・。

高級なのがお好みだったのね。

ところが、離婚の原因は性格の不一致じゃなくてカード破産でした。

買い物依存症って治らないですよね。

高校時代の親友三人ともに「お金」の面では三様の「病気」のようなものが棲みついてるようです。



そして映画祭への道でアムステルダムへの旅費を何気におねだりする光太。

もう、梨花は光太の金づるだという方向で決定したようです。

カードの請求が給料を上回り、再び偽造するようになった梨花。

光太の祖父と富士真奈美さんから(わかっているだけで)500万ほど現金で預かり

そっくり自分の口座に入れてしまいました。

同じ手口でほかにもたくさん預かり証書を発行するわけですが

その都度コピーで作成し、大分、造り方が上達(?)しているようです。

念入りに確認するようなお客は敬遠して、あっさりろくに見もしない顧客の

偽の定期預金証書を発行しています。

「お金で左右される世の中への軽蔑を抱きながら

その一方で決してばれないように計算をしている矛盾から目をそらしている自分」

必ず返すという思いが今の梨花を支えていたのでした。

しかし、この偽造証書作成中に夫が突如として上海から帰国。

あわててごまかす梨花でしたが、夫は腑に落ちない顔しながらもなんとか騙されてくれました。

新しい洋服やあれこれをあわててかくしていますが、Yシャツもカードで買ったからと

言うのが夫には逆に梨花の大変さを思ったようです。

それがすねてる風に勘ぐられているのに反発したのか

梨花は「お金のために働いてるのではないから」とやはり上海には行かない返事です。

夫は梨花の変化にとまどったような顔をしつつ言葉を飲み込みました。



梨花は高校生のころ、お金を寄付するボランティアでも

感謝もいらないし、援助されてることを意識しないでほしいってポリシーがあったようですが、

それはそっくり今の光太に貢いだことの心境でもあります。

わざわざ金持ちの自分を演じて不要なモノを買いまくり、光太が負担を感じないようにって・・。


さて悪夢が現実となり会社の上司が顧客へと同行する件が浮上しましたが、

偽造した名護さん(富士)はうまくスルーさせました。

一方平林家では、昼からビールを出すわけで、上司がトイレに行ってる隙に

証書を隠したりと冷や汗で焦るわ・・なんとかごまかせてホッとしたり・・ドキドキしました。

まるで視聴者も横領の片棒担がせられた感有りです。

それにしても上司もビールを飲んじゃうなんてバカですよね。

現金を扱う(緊張を必要とする)業界が訪問家庭でアルコールを飲むなんてあり得ない。


梨花はお金によってもたらされる万能感を失うことで、

何もない誰にも愛されない本当の自分に戻ることが怖いのだということを

ようやく自分自身に認めたのでした。


しかし、光太が帰ってきた今、梨花は自分が誰から必要とされてるのか

わからなくなってきています。


*****


高級ホテルで一日を過ごすのがいかにも素敵みたいな印象でしたが

アタシ的に過ごし方がわからないというかどうやって過ごすの(^^;

何もしないってつまらないですよね。

サービスを受けるのが非日常的で楽しいのかしら?

ともかく光太からしたら梨花は金を運んでくれる存在で絶対に切りたくないですね。

だからまず、けなげに借金を返すマネをしてみました。

そして巧妙に電話がかかってくるように計算して旅費をおねだり・・。

やはり計算通りです。


梨花を必要としてくれる光太はつまるところ梨花じゃなくてお金が必要なのですが

何でも手に入れられどこにでも行けるというその性格上の「万能感」が

梨花の欲したものでしたから、双方の利益が一致したということなんですね。

お金は仮の姿であって理想とする境地に連れて行ってくれる手段という哲学でしょうか。

ある意味宗教ですね。

そういった梨花のポリシーはかつては親のお金で満たされたのでまだ迷惑はかけてなかったのでしたが

今回は人のお金なんでルールを犯してしまったという点に問題があるのです。


いずれは破綻するということが大人になり浮世に生きてる以上は理解できるでしょうから

迫りくる追っ手におののくことになるでしょう。

それがはっきりと認識できたときが逃亡の時なのかもしれません。

少なくとも発覚する以前に消えないといけないぐらいはわかってるのでは。

どんなふうにばれて逃げることになるのか心配ながらも目が離せない様相となりました。


現在を語る、水野さんと西田さんも梨花ほど極端ではないですが

やはり今の世に生きる病巣を持ってる感じです。

木綿子は節約がもはや趣味というよりもそれが目的になってる様子で

この人は生きたお金の使い方ができるかがちょっと疑問ですね。

また亜紀も収入以上の買い物に依存していた様子なので

こちらも相応の自覚をもてるのかが今後を左右するでしょう。


残り2話です。



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