あなたは時々さびしい顔をするなんて言われたら、違うドラマになってしまいます(^^;
深田恭子があまりにもかわいくてきれいで素敵なのでそれだけで鑑賞十分・・とはいえ

せっかくいいドラマなんだから、間違った方向に誘導だけはしないで~。

【第2回】家族の太陽

総合 2014年4月15日(火) 午後10時から

【再放送】総合 2014年4月22日(火) 午前1時25分から(月曜深夜)

養育費も慰謝料ももらえずに幼い娘を連れて嫁ぎ先から戻り、腎不全を患う女性からの「SOS」。自宅を訪ねると、アルコール依存症の父、寝たきりの母、そして引きこもりの弟・光良(渡辺大知)を抱えた多重問題の家族だった。
苦渋の決断で幼い娘を一時的に施設に預けることを勧めた涼だったが、その時、光良が部屋から飛び出し、家族をばらばらにしてはダメだと訴える。涼と二人三脚で、光良の社会復帰の努力が始まる。



いやもう茫然と唖然でした。

両親が心臓病の母とアル中の父親は肝臓で寝たきり。

離婚して戻ってきた娘(郷田朋子)は腎不全で幼子をかかえ

息子(光良)は引きこもりで何年も部屋から出てこないという家庭。

一家にどかどかと襲いかかった困窮のスパイラルみたいなものですか。



荒涼とした部屋を見て前回のごみ屋敷みたいに臭うのかと顔をしかめてしまいそうなところ。

でも少なくともなんとか動ける女性がいるのでそこまでひどくはない模様。

しかし、まったく生活が立ち行かないというのは見ての通りで

どこから手を付けるべきかという問題なのでした。


いつものように涼(深田)が熱心に家庭の内部に入りこみます。

一緒に行った女性が先週の担当者(桜庭みなみ)と違う方(小橋めぐみ)だったのでどうしてなのかと疑問でしたが

そっちの方が本当の担当者で涼はヘルプで一緒に行ったみたいです。

そして当然のごとく涼のほうが一生懸命にこの家庭を立て直そうとするのでした。


ポイントとしては

病人を入院・治療させること。

子供を預けるか同居だとしても、誰かが面倒見る状態にあること。

そして、収入の手段をつけること。


保険にも入ってないであろうこの家庭で病院に行くという発想はなさそうでしたが

緊急で生活保護を申請すると、即、健康保険が発行されて病院に入院できるようでした。

それにより母親はすぐに入院。

そして姉ですが、やはり透析治療が必要なわけでそのためには子供(花音)を預けることが必要という判断に。

そこでやっと「光良」が、開かずの扉を開けたのでした。


生活保護を申請するときに、働ける状態である息子がいると認められないみたいですが

彼が「就労」を努力している、つまり求職中であることが認められれば生活保護は出るのですね(?)

そういうことになっていましたが、姉の朋子も透析で入院するなら

花音ちゃんを一か月ぐらい児童養護施設に預けたらどうかと提案をされていたところでのタイミングでした。

母と娘はお互いに必要としているからということで、光良は花音を預けるのは反対の意思表明でした。

しかし、その後も引きこもり状態で、自分から動きません。

この若さで引きこもりなのが残念ですが、たぶん自分の肩に一家五人の生活がかかっていることで

恐ろしさをひしひしと感じて無意識に逃げていたというように見受けます。

そりゃ誰だっていやになりますよね。



何日も通い続ける涼に対して扉越しではあるけれど、

光良は「俺だってこれでいいとは思っていない」と言いました。

少しずつ変化の兆しが見えます。


ついに姉が病院に入院することになり、アル中の父親と花音ちゃんと光良の三人が残った郷田家。

光良も昔はちゃんと働いていたようだけど人との関係がうまくいかなくて気づいたら家に閉じこもったということを

涼に告白しています。

このままではいけないから誰かに扉をたたいてほしかったと。


そして涼がとうとうアルバイト先を見つけてきました。

きっかけは涼が自転車で通ってくるのが窓から見えたという話を聞き出したのと

自分の自転車があることを光良が言ったことから、自転車でできる仕事の探しに特化した涼でした。

新聞配達のアルバイト。光良にぴったりではないですか。

それにしても家の脇にあった自転車に絡まった枯草をほどき油をさし、なんでもしてしまう涼です。

サイクリングに連れ出し、少しずつ外の世界へと光良を誘い出したのでした。

新聞配達の仕事を光良はちゃんとこなして頑張っていました。


しかし父親の肝臓が悪化し倒れたために入院という事態になり花音を預けたらどうかという話が浮上。

父親の看病が必要になるので光良のためにもそのほうがいいのではないかと提案に対して

逆上した光良は再び部屋にこもってしまうのでした。

せっかく見つけたアルバイトをなげうつような無責任さにあきれますが

涼が代わり新聞配達をしてあげるというのが驚きます。


涼が個々の事情に深く立ち入りすぎるというのが社協職員には好ましく写らないような話題になっていましたが

誰でもできることではないから余計にそう思うものかもしれません。

ただ先週で理解者になった桜庭は「涼はただ待ってるだけなのだ」とみんなに言うのでした。

心を開くのを待ってるのだというその真意は伝わったかどうか。


とにかく桜庭と小橋の二人が光良を説得に走り、小橋に至っては自分の婚活と重ねて訴えて

扉に体当たりして光良の心の壁を壊すのでした。

極めつけは外で待っている涼の姿を見せること。

感極まって(?)光良は涼のところへと走ります。

その光良の手を涼は握るのでした、雨にうたれながら。

そういうことでおそらく光良は再びアルバイトに戻ったと推測しておきます。


福祉課長の北村さんがミーティングにやってきましたがどうやら議題は涼の提出みたいでした。

「引きこもり青年たちの居場所づくり」

「就労支援のための地元企業の開拓プロジェクト」

今回の光良のことがきっかけでこの発案になったわけですね。

実現を疑問視する北村ですが里見が言い出すとできると思うから不思議だとモロさんに返されてました。


ある朝、すっかり自信があふれ見た目も変わった光良と涼のツーショットならぬツーリング(笑)

郷田家はよくなりあともう少しで花音ちゃんも戻せる?ような話をしています。

まるでカップルに見えなくもないような二人の姿に目を見張りました。

そして、去り際の涼に

ときどきとってもさびしい顔をしますねと声をかける光良でした。(むむぅ・・


そこに現れた課長。

以前すれ違った時に涼は何を恐れていると問われたわけですが

今は逆に涼が課長こそ何を恐れているのかと返しています。

川に向かって手を合わせた課長(北村さん)を目撃したあの日から。



その夜、涼は川に灯篭を流しました。

1月17日、あの阪神大震災の日です。



***

どうやら、震災の時の火事で弟の手を離して(離れて)しまったことが

涼を深く傷つけ、時折暗くさびしい顔をさせているということなのですね。

こういう辛い経験をしたからこそ他者の悲しみや辛さを自分のことにして感じてしまい

一生懸命に手助けしてしまうという涼にしたようです。



それにしても郷田家の再生はなかなか見どころがありました。

弟の光良が健康な若者である以上、一家の大黒柱みたいに働くのが当然という感覚はありますが

それを押し付けたらこの繊細そうな若者はたちまち遠くに行きそうで怖いという側面も見えましたもんね。

涼はどうしたら光良に寄り添えるかを思案したようですが

切り口は自分の弟を思い出すという言葉からでした。

それにより少しずつ心を開いた光良だったようです。

そして何度も涼が郷田家に通い詰めたのも功を奏したわけです。

これが、意地悪な強そうなおばちゃんだったりおじさんだったらこう上手くはいかなかったでしょうし

綺麗なお姉さんが何度も来てくれたから・・ってのは絶対ありそうな気がします(笑


とにかく光良が働くようになったのはとってもいいことでした。

もう彼はでてこないのかしら?

何かと涼を支えてくれる地元青年団を結成して会長とかに手を挙げてくれてもいいんですけどね。


そんなわけでドラマとして都合よくまとまった気はしますが

今週もひとまず良かったと思います。

次回もプアの根元をしっかりと見ていきたいものです。







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