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08/10/2014 HERO 第4話
マイルドなヤンキーって(笑
今週、最もあたくしのハートをつかんだセリフはこのHEROでした!

まずレビューはしない系のドラマなんですが、今週まともに見たのはこれだけでしたので。

てか先日録画見たばかりなんで記憶的になんとか残ってるの(^^;

こちらはストーリーも面白さは安定していて間違いないですし、

会話の飛び方状況がとにかくウケるので城西支部全員、好きです。


今週はマンホールのふたや公園の遊具だとか

公共の金属物質をはずしてどっかに売り飛ばすという

よくある与太者の悪さレベルの犯罪だったのが

実はホームレス殺人が隠されていたという事件でした。、

裏に犯罪のひねりがあったという、いわばそういう骨格なのですね。

犯罪事件そのものやパターンなどはいろんな刑事事件ドラマで

使い古されたものなので物足りないのでしたが、

でも、なんといっても今回はヒロイン@麻木の素性が明かされたと言う点で楽しくて、

北川さんのあの鋭い目つきはそこから発していたのかってくらい納得しました(爆


本人曰く、木更津という地方都市では

ちょっとかわいい子にはいろいろ目をつけられることが多いから

保身のためにそういったやんちゃなグループに所属して

庇護してもらうという大義名分でヤンキーになったということです。

なので、どっぷりなヤンキーではなくマイルドなヤンキーだそうです。

だいたい、やんちゃなことも大してしないでガードも堅かったとか。

いちいち、ふう~んとうなずく木村さんの目の表情がくるくるとテンション高く楽しかった。

あ、木村さんのファンとかそういうのではありませんが美しい人は好きです。

とにかく久利生の「元ヤン」いじりが面白くてたまりませぬぅ~のでした。


そして、なぜ麻木が事務官になったかというと

このままではいけないと一念発起して(?)短大に進み

勉強して事務官の試験に合格というコースだそうです。

いやここで「スゲえ」と久利生の目が変わりました。

本当にこれはすごいことなんでしょうね。

マイルドなやんちゃをしていた麻木が短大出身でありながら事務官への道は

その環境からしたらものすごい努力したケースではないかと。


で、今週のハイライトは麻木に対して昔のヤン仲間が暴徒となり襲うシーンですが

ここに久利生が助けにくるというあれです。

王子様、嬉しいとばかり麻木がなんともすさまじいしがみつき方をするのでした。(唖然・・・

北川さん、役得です~(^^

***

久利生が助けにくるのには付箋があり

先だって麻木が携帯を忘れるというシーンをちゃんと作ったあとに

再び携帯を忘れて、久利生が届けに走るという構図です。

そこで、襲われそうになっている麻木をナイトのように守るのでした。

実は「カバチタレ」でも暴徒が襲撃するシーンがあり

そこで「法律家」を襲うとただでは済まないと深津ちゃんが懸命に叫ぶのですが

同じように久利生も自分や麻木の身分を「法」の代表だと明確にすることで

襲ってきた元ヤン仲間(推定)を撃退しました。

ということでその意味を理解できた相手もバカではないですよね。

暴力を使わずに撃退したのはいいことなんでしょうが、

身分の上下みたいなものをふと感じる僻みもちょっとわいたりして(ははは・・空し。

これが、社会的地位や背景が何もない高校生ぐらいならば

四の五の言わず、タイマンで(平等に?)強い方が一本だったのでしょうが

時間が経ち、その間にどれだけの努力をしたかで

このような格差を生み出せたと言う点で

逆転のチャンスはいつだってあるというモデルケースになりました(違うか・・笑

とにかくいい水先案内があり面白かったです。


そして今週の見どころはもう一つ、美鈴さん(大塚寧々)の登場と

最後の宇野(濱田)のGパンですかね。

美鈴さんを巡っての事務官対決とか、形から真似てみた宇野とか

一つ一つがクスっと楽しめるエピ満載でした。


このドラマってすべてがうまく絡めてちょうどいいバランスかと思います。

凄惨で凶悪な事件はあまり出てきませんし、

程よいところで、お説教という名の人生訓話を久利生がするみたいなもので

犯人を諭すシーンが必ず挿入されていて

しかもちゃんと時流を拾っているのも技ありではないかと。

見やすいという点でもとってもいいです!!





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