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09/05/2014 聖女 第3話
まりあがレースをかぶるとてきめんに聖女!被告人は悪女ではありません!岸部さんが言い切りました。
遅刻すいませぬ。熱に倒れてました。夏バテですわ(疲労困憊

第3話『プライド』


2014年9月2日(火) 午後10時~10時48分放送予定【総合】

再放送:2014年9月9日(火) 午前1時25分~2時13分放送予定[月曜深夜]【総合】


晴樹(永山絢斗)と黒坂(田畑智子)は基子(広末涼子)の故郷を訪ね、彼女と母・雅恵(安藤玉恵)のことを調べるが、極貧親子の金と欲がらみのひどい噂しか得られなかった。東京に戻った晴樹は事件弁護にのめり込み、婚約者の泉美(蓮佛美沙子)と気まずくなる。所長の前原(岸部一徳)は厳しい裁判を覚悟するが、殺人未遂事件の被害者・千倉(大谷亮介)の意識が戻り、基子は犯人でないと証言しているという情報が飛び込んできた。



まりあ@基子のルーツを調べるということで北九州へと旅立った晴樹と黒坂でした。

それを前原所長@岸部さんから聞かされたまりあは浮かない顔・・

あまりほじくってくれるなというところでしょうか。

実家のある一帯はお好み焼きにみせかけてそこで女性を選び二階で売春行為をすると言う仕組みだそうです。

そこにまりあたち母子も住んでいたということです。

凄く汚いボロ家にしか見えないここで?

あまりにもうら寂しくまりあが外の世界にあこがれたのもむべなるかな。

まりあが中学時代に引き取られた親戚のクリーニング店では、

おじさんがまりあの入浴を覗きお小遣いをあげていたという話が出ました。

高校の同級生は必ず東京の大学に行くと話してたことを披露しています。

親戚に医者や弁護士がいるというビッグマウスだったということです。

何を聞いても暗澹と浮かない顔になる晴樹。

対して黒坂は上昇志向の強い金とプライドに執着した女だと冷静に判定。

東京でも名門女子大に通うことで高級な女になれると勘違いしてたのではと言うのでした。

晴樹は「一人だけ愛した人」を探したが見つからなかったと言いました。

もしかして愛しの教え子晴樹では?と黒坂が水を向けると怒り出す晴樹です。

黒坂、勘がいいけど、みんな承知の上って気がしないでもない(笑

ある日、教会に行ったまりあはそこでマグダラのマリアの話を聞きます。

娼婦なのに聖人になれたというマリア。

イエス・キリストの復活に立ち会いその教えを世にひろめた聖なる女性だと神父さんが

説明してくれました。

それまで神など嫌いだと反抗的でしたが、ここからマリアに傾倒していった節が見られました。

そして10年ほど前に再会した時には大人のまりあになっていて昔願っていた通りの女性になれたと

喜んでくれた神父でした。

しかしまりあはただ泣くばかりでいいえと答えるのみです。

どこで道を間違ってしまったのでしょうと言ったのでした。

そんなまりあはこの教会で洗礼を受け、二度とこの町には帰らないと去っていたそうです。

街で聞いた話よりはまだ神父さんの方が愛がある話し方で晴樹には救いがありました。


その後、面会に行った晴樹と黒坂ですがまりあの不機嫌さは高まるばかり。

あんなところにルーツなどないと言います。

母は娼婦で、戸の向こうでは座って聞いているまりあの顔がありました。

お金を払わずに逃げた男を追いかけて財布から取り上げたまりあ。

しかし母は、下品なことはするなと言うのでした。

自分を落としたらどんな綺麗な顔してもダメだと言います。

基子はきっと愛されるから自分で自分を落としたらいけんと教えてくれたのでした。

しかし働きすぎて母は亡くなり、町に来るはずのレジャー施設は頓挫し、

ただまりあは変わりたかったと言うのでした。あの町を出て。


晴樹は浮かない顔ですがとうとう婚約も延期を宣言。

看護師の泉美@蓮佛も、ものわかりのいい顔ですがさみしさを禁じえずつい反感を述べています。

晴樹の中にどんどん入り込んできたまりあの生い立ちの悲惨さとそれに対するように

ミステリアスな聖らかさがミックスしながら脳裏を100%(笑


そして晴樹の兄はひげを落としました。

すっきりした顔立ちはイケメンではないすか。

これでひきこもりは脱しそうです。

お母さん(筒井さん)、大喜びですね!!

しかし、何を企んでるんでしょうね・・

もちろんあの当時のまりあとかかわっていたと想像しています。


公判前の整理で検察側と顔合わせをしました。

一回目の殺人容疑は阿川事件。

眠れない阿川にまりあが睡眠薬を渡したのですがガス自殺か事故で死亡。

この件は、自殺ほう助の可能性はありますが時効でもあり免訴を訴えました。

2つ目の殺人は坂東事件。

崖の上でのバランスを崩した体制で落ちていく相手が捕まった足をまりあも必死にもがいたことが原因。

緊急避難的正当防衛?

一件目のガス自殺ほう助以外の2件は無罪の主張をした前原@岸部所長。

「被告人は悪女ではありません。公判で明らかにして見せます」と高らかに宣言したのでした。


前原所長が千倉氏の病院を訪れるとちょうど意識を取り戻したところでした。

まりあさんと叫び続ける千倉氏。

彼女を助けてください、彼女は何も悪くない。

妻と別れるから結婚してくれと言ったんだ。二人で暮らそうって。

彼女は笑ってありがとうといってくれた。嬉しいと。

彼女はだれよりも美しい、そう聖女だ。

聖女そのものなんだ。

あまりにもグッドなタイミングで居合わせた前原所長は

証人申請をすると張り切っています。これは勝てるかもしれないとほくほく。

しかし晴樹は再び憂いな顔。


そしてまりあのところに面会にいきます、弁護士でなくただ晴樹として。

一つだけ謝りたかったことがあり、それは前にあなたはすべたがウソだったとひどいことを

言ってしまったこと。

良く考えたらこうして今の僕があるのはまりあがいてくれたおかげだと気付いた。

あの頃勉強を教えてくれたおかげだと。

まりあが消えて何も信じられなくなったけれど勉強だけは自分を裏切らなかった。

勉強することで救われていき、真実を追求する仕事を選び弁護士になったと言いました。

まりあは母がいつも「聖女のような女になりなさい」と言っていたことを話しました。

男に利用されたらいけない。

誰もが拝みたくなるような聖女になりなさいと。

あの頃、晴樹といたときだけそんな女になれた気がしていた。

本当は全然違うのにね・・・。

「あなたは僕の・・僕の・・」

「私あなたを愛してた・・あなただけを愛してた」

見つめあうふたりは拘置所のガラス越しに手を合わせるのでした。


そして第一回公判が始まりました。


*****

あの母親と基子@まりあが全然似てないのですが基子という名だけは納得できるって感じ(^^;

でも、ああいう仕事しかできない環境だったのに

子供には気高くいなさいと教えてくれた母親も夢見体質だったし、いいお母さんでした。

男嫌いだったけれどマグダラのマリアを知ってから、

どんどん聖女風(?)雰囲気を身に着けていった基子@まりあ。

街の人たちの冷たい視線のなかで神父さんがいい人だったのも救いがありました。

そういう意味で白い服を着続けるのも印象操作なのか聖女をイメージする戦略なんでしょうか。

魔性といいますけれど、計算高くしているのかすらわからないのよね。

大したものですわ~~!!

で、晴樹は見事まりあの手の中にからめ捕られたようだし、

「愛してた」と言ったのも、作戦なのか

本心の真実なのかも翻弄されまくってます。


そういう意味ではあの目覚めた千倉さんも相当な魔術にはまったようでした。

まりあさんは聖女だとさかんに聞かされた奥さんも気の毒っちゃ気の毒。

一見、裁判は有利な方向に進みそうな気配ですが

そうは問屋がおろさんとばかり検察がにたりとしてるのも怖いですね。

なんとなく晴樹の側について無罪であってもいいような気になってくるのは

やはり魔性にやられたのかしらアタクシも・・?

次回もむっちゃ楽しみです~~!

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