臨死体験でしたか!自分の中の何かが見させるのでしょうね。幻だとしても家族に会えて良かったのね。
時間帯が早いので録画になるのですが・・大事に見ました(笑


第9話 2014年9月1日

(写真)


杉村(小泉孝太郎)と手島(ムロツヨシ)、前野(清水富美加)、坂本(細田善彦)の4人は、ついに、謎のお金の送り主・早川多恵(冨士眞奈美)という人物に辿り着いた。多恵はバスジャック犯の幼なじみで、暮木(長塚京三)の本当の名は羽田光昭だといい、事件が起きたら被害者にお金を送るよう頼まれていたという。そしてほどなく、多恵の口から羽田の生い立ち、そして、彼の人生を変える悲しい事故のことなどを杉村たちは知ることとなる。また、日商フロンティア協会の代表・小羽と御厨、そして羽田の関係についても語ったが、御厨とは面識がないという…。

一方、杉村家のキッチンでは菜穂子(国仲涼子)が兄嫁である小夜子(安蘭けい)と食事を作っていた。そんなとき、今多会長(平幹二朗)の海外出張に同行している橋本(高橋一生)から、菜穂子の携帯に電話がかかってきた。手が放せない菜穂子に代わり、小夜子が電話に出てしまう。
そんなある日、森元専務(柴俊夫)本人から回顧録続行の連絡を受けた広報室では、表紙などの見本を間野(長谷川京子)が届けることになった……。


畑中村で材木商をしていたみっちゃん(暮木@羽田光昭)の実家が火事になり

幼児だったみっちゃんだけは二階窓から落としてもらったことで軽いけがで済んだと言うエピがありました。

この件で家族は全員死亡というのが火事の恐ろしさを物語ります。

その前年に祖父が死亡していましたが相続をめぐって裁判になっていた大叔父に引き取られたと言うのも

みっちゃんには不幸な出来事でした。

気付いた時みっちゃんの財産は何ものこっていなかったという。

高卒と同時に上京、自立したようですが、帰郷した際に東京は楽しいと言っていた割に

天涯孤独ということを感じさせるベンチでの夜過ごしでした。

しかしみっちゃん@羽田は明るくなり話が上手になったと早川(富士)は語ります。

転機は32歳の時、会社で研修を受けてトレーナーと言う資格職を得ました。10年務めたそうです。

御厨が研修を請け負う会社を興し、羽田を誘ったとか。

その前にあの編集長の事故があり・・・丸く収めてくれた御厨の方についていったのか・・

そして小羽を教育して「日商フロンティア協会」を成功させ二人は得るものを得て手を引いたと言う

経緯がありました。

坂本が詐欺師の誕生だと憎々しく反乱しますが、早川はみっちゃんは悔い改めたのだと肩を持ちます。


そのころ、間野はナイフを買っていました。

一方、菜穂子はバターロール作り。

兄嫁がやってきて海外支社長に杉村の話があるのかないのか探りを入れてますが、

菜穂子は夫は本作りが好きだし異動はないと否定しています。

そこに橋本から電話。

一瞬で兄嫁(小夜子)が出ましたが、橋本だと聞いて驚くもすぐに菜穂子に代わりました。

業務連絡を装いますが、菜穂子さん・・菜穂子さん・・って・・やっぱり怪しい(笑

律儀だという風に受け取った兄嫁です。

菜穂子、ドキっ。


再び、早川班。

人はどんな時に悔い改めるのか知りたいという杉村。

羽田は信州で川釣りをして溺れかけ臨死体験をしたといいます。

そこで火事で死んだ家族に出会い、お母さんに抱きついたのですが

それを振り払って、両親と兄は川向こうに消えてしまいました。

「生き直せ」という声が聞こえたそうです。

そこから悔い改め、養護施設や犯罪被害団体などに寄付を行い、

手に入れたお金を全部手放そうとしました。

生身の人間にかかわるとまた人をだますかもしれないから人間とはかかわりたくないとも。

しかし自分たちが加害者だと自覚がない人たちに目を覚ましてもらわないことには

何も変わらないと言う現状がありました。

プレミア会員の会合に出た羽田は彼らを自分が蒔いた畑に生えた悪い芽だと言う風に語り、

これらの中から無作為に高東、中藤、葛原を選び、罰する計画としてハイジャック事件を練ったようです。

早川は御厨については知らないと言いつつ、でも誰にも迷惑をかけないと言いました。

知ってるのでしょうね・・。もうこの世にいない人なのか。

臨死体験は羽田が持っていた最後の良心が罪悪感となって見せた幻だったのだと杉村は思うのでした。

10歳の時に別れた家族に会えたとしたら皆は羽田を生き直したと認めてくれたでしょうか。


間野と編集長が睡蓮で休憩中。

間野は住所が変わったとメモを渡しますが携帯まで変えているところが徹底しています。

やはりストーカー対策か。

引っ越したとはいえ隣駅なのは子供を預かってくれる人の近くにいたいから。


杉村と手島は中尾ミエさんののコンビニにいきますが、そこで高東の噂を聞きました。

向島のマンションで小さくなっているとか。

後に、この高東の顔を見たいと手島が探偵風の帽子でマンション前を張っていました。

出てきた住人で足が不自由な老婦人に高東さんですねと声を掛けたら、震えて去っていこうとします。

知りません、私が何をしたとおっしゃるんですかと叫びます。

でもあなたは勧誘したはずだと手島が言うと悪いのは上の人だと振り切って行ってしまいました。

少なくともこの人は悔い改めてはいなかったようです。



杉村は菜穂子の買い物のおつきあいですが、思うのは間野のことばかりです。

まるで井手の言葉の毒が回ってきているような。

当の井手はそのころ、小夜子さん(菜穂子の兄嫁)に声をかけていました。

森元常務はいったん回顧録中止にしましたが、編集長の猛烈なプッシュで撤回してくれました。

その表紙の素材をもって森の住む海風市に出かけた間野ですが、帰りのバスに乗りました。

その時、隣に居合わせたのが坂本!

薄い黄色は裏切り者ユダを表す色だとどこかで読んだ・・。

そう啓ちゃんは黄色のTシャツでした。

突然立ち上がった坂本は運転手に包丁をつきつけ「バスジャック」を宣言しました。

たった一人の乗客、間野にむかって手を後ろに組めと叫び、

そして携帯電話を出せと言いました。

しかし間野のバッグにはあのナイフが入っていますが・・。

窓から捨てられた間野の携帯。


菜穂子の買い物から解放された杉村です。

菜穂子は美容院。杉村は本屋。

つかの間の平穏の間に再び事件が起きていました。

悪は伝染する。人の心に深く潜伏しそして突然姿を現すのだ。


***

もともと裕福な家の出だったのに、運命に翻弄されて一度はどん底を味わったみっちゃん@羽田=暮木。

しかし、素質としてか血筋なのか人の心をつかむ話術を心得ていたことでトレーナー職に就いたことが

大きな転換となりました。

日商フロンティア協会の成功で引退したところで終わっていればどうだったのでしょうね。

やはり良心の呵責があったからこその臨死体験だったともいえるのでしょう。

ともかく、バスジャックを行い少なくとも石を投げたという点では

この人の生き直した意味があったようです。


坂本は慰謝料を何かの投資にしたのでしょう。

でも自分も逆に人をだます方向になってしまったことであのバスジャック?


さて、今回のハイライトは橋本の「菜穂子さん・・菜穂子さん・・」ではないでしょうか(笑

わざわざアメリカから電話してきたというのもどこか秘密の匂いがします。

菜穂子の危うさと、毒が回り始めたような杉村の間野への思慕などが

夫婦の危機を予感させてしまうのですが・・。

でもこの宮部シリーズが終わるのは嫌(笑)なので杉村は婿で

そして探偵でずっと続いてほしいです。

残り2話です。


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