終わったらしいのですが、ウソだろうって感じでしたよね。次回も楽しみです・・と書きたい気分だ(笑
最終話 2014年9月15日

坂本(細田善彦)が起こしたバスジャック事件により、警察は杉村(小泉孝太郎)たちが羽田光昭(長塚京三)から慰謝料を受け取っていたことを知る。再び事情聴取を受ける杉村ら元人質たち。受け取ったお金は、事件の詳細が判明するまで警察が預かることになった。また、元人質たちが犯人からお金を受け取っていたことが世間にも知られると、「被害者面して、裏では大金をせしめていた」とネットなどで騒がれてしまう。
そんなある日、久々に間野京子(長谷川京子)が広報室へ出勤する。「間野はうそつきだ」と清田弁護士(野間口徹)から聞かされていた広報室一同は、間野とどう接してよいものか戸惑いを隠せない。そんな間野は、自分の置かれている本当の境遇を皆に告白する。その告白とは…?


その後日、森元常務(柴俊夫)の回顧録が完成し、レストランでお祝いをすることになった。園田編集長(室井滋)たち広報室一同を前に、妻・弥生(山口果林)との思い出を語る森は、妻が好きだった曲「テネシー・ワルツ」を口ずさみ、夫婦の歩みを感慨深く思い返すのだった。
そんなお祝いの後日、井手(千葉哲也)から杉村に電話がかかってきた。何か慌てた様子の井手は、杉村に森の家へすぐ来てくれと言う。程なく、車で急行した杉村は、信じられない光景を目にすることに。そして、井手から、ある事実を知らされる。その事実とは!?


坂本の事件があり、慰謝料がばれた人質たちは、世間に袋叩きにされるのでした。

被害者面して裏では大金をもらっていた・・ということになるのですね。

あれだけ葛藤してもらうことにした皆さんですが、こういう事態になるって想像してたでしょうか。

柴野はバス会社を休職、前野は盗撮動画をネットにさらされ、迫田さん親子は日商フロティア会員までが攻撃。

でも山藤警部は犯人隠匿の代償として受け取ったのでなければ戻る可能性があると言っています。

欲しい人も不要な人も複雑なお金だったことは否めないのでした。

人質たちがその後どうなったのか不明ですが、杉村は会社を辞めたと事情聴取で言いました。

ただ一つの懸念は、早川(富士)が御厨の件で警察に呼ばれないことを祈るのみでした。

今多会長はまだ入院中。

菜穂子は橋本と病院からの帰路ですが、

父は自分を一人で生きていけるようにはしてくれなかった。

自分は生まれ変わりたい。今までと違う自分になりたいと言うのでした。

つまりそれはあの夜の出来事を忘れてほしいと言っているのでしょう。

そして橋本はわかっていると菜穂子の前から去っていきました。


橋本は杉村から間野の調査について聞かれました。

過去の件でわかったのはDVの夫と離婚し、その夫にストーカーされていたということです。

そしてその後に亡くなっていたそうです。

弁護士は夫は亡くなっていないと言ってましたがウソをついたのは弁護士だったのでした。

これで、間野の話は信用してもよさそうです。

編集部では微妙な空気がでていますが、出社した間野が自分から説明を始めました。

相談した弁護士が嫌がらせをし、ストーカーを始めたのでした。

ちゃぶ台におかえりと書いたのは弁護士。

勝手に結婚すると言い出して、気味悪いメールを送ってきます。

警察に相談しても弁護士の方を信用するのが世間の常識。

引越のお金を借りてまだ返してないこともあり自分も悪かったと反省。

話を聞いた編集長は人間不信に陥ってる間野に力になってくれそうです。


森元常務の回顧録が出版されました。

そのお祝いで食事会をしていますがテネシーワルツがかかると

奥さんが好きな歌だと二人のなれそめまで語ってくれました。

♪去りにし夢~・・歌う常務。

そして、しばらくしたある日に、井手が杉村を呼び出しました。

それは、森元常務の家。

なんと常務は奥さんを道づれにして自殺したのでした。

井手は隠し通そうと大泣きしていますが、杉村はこれが森の遺志だから

そのまま警察に届けると説得しました。

井手の森への尊敬はよくわかりましたが、

最後まで嫌なやつだったのは変わりませんでした(^^;


それは井手が杉村に菜穂子と橋本が手をつないでいる写真を送ったこと。

見てしまった杉村は平静ではいられなく、菜穂子に聞き出しました。

菜穂子はそれは本当のことで、橋本と罪を犯したと告白しました。

橋本を愛してるわけでもなく、杉村への腹いせでもなくただ不安だったというのです。

いつか杉村がこの生活から逃げ出すのではと漠然と感じていたという。

いつだって自分には心臓のハンディがついてまわり自由に生きたくてもできないのと

犠牲を払ってる杉村を解放したいという思いがあり、

だから橋本を(利用して?)一線を越えたというのでした。

そしてお互いの人生を取り戻そうと言い出します。

自分のことを憎んでいいのだと。

泣きながら話す菜穂子に、やはり辛そうな杉村。

寝ている桃子に顔を寄せて堪えずに泣いてしまうのでした。

その後に睡蓮のマスターのところで休ませてもらった杉村です。

マスターは何も聞かずに、杉村の次の勤め先の近くに店を出すと元気づけるのでした。

初めて名乗りましたが水田と言うのでした。

さよならではなくよろしくと。


一週間後に荷物を取りにいった杉村のところに菜穂子の姉の小夜子が訪ねてきました。

しょせんお妾の子だからという小夜子に今後二度と菜穂子をそんな風に貶めないでくれと

語気強く約束させた杉村でした。

小夜子にしてみれば杉村への同情でしたが、もちろん杉村は菜穂子の気持ちもわかっています。

他人に夫婦のことで口を挟まれるのも嫌なものです。


退院した会長と杉村は一か月ぶりに会うのですが、

なぜ菜穂子に桃子を譲ったのかと聞きました。

杉村は桃子はまだ母親が必要だからとどこまでもやさしいのです。

しかし、この先を思えば会長の手元にいたほうが桃子も生きやすいと思ったのかもしれません。

会長はかつて菜穂子と結婚するに当たって杉村から何もかも奪ってしまったと謝るのでした。

会長は、自分が消えたときコンツェルンも変わっていくが

菜穂子をかついで利用するものが出てくるかもしれない。

杉村にその城壁になってほしかったが

菜穂子はその城壁から出たがったと辛そうに語りました。

そんな自立して生き直したいと言った菜穂子は

自力で生活し桃子を育てられるでしょうか?それは・・愚問か(笑


退職した日、間野は待ち伏せていましたが、まっすぐ通りすぎた杉村です。

間野は苦笑しつつも吹っ切れた笑顔に変わりました。

これで、杉村はなにもかも面倒なものを切り離したようです。

たぶん、自由に羽ばたくためにこれで良かったのでしょう。

そして杉村は長い間夢見た赤い自転車の代わりに赤い一両の電車に乗り旅立つのでした。

人が一番幸福なのは笑ってる時じゃない。

それは青い鳥の一説。

僕は今、幸福か。

もちろん幸福だ。

多くを望んではいけない

人生は毒と苦渋と理不尽。

そしてほんのひとさじの美しいもので成り立っているのだから。

***

To be Continuedで終わりました。

そのうちに続編かSPか・・

もしくは新しい「杉村と水田」の物語が始まるとか?


人質たちのその後ですが柴野はさばさばと復帰して運転手を続け、

田中は工場を回すためにせっせと働き、

前野は坂本に面会に行き以前のように親切にしているということです。

迫田さんは娘の強い意志で慰謝料は受け取らなかったということでした。

とにかく人質事件も今や風化して人々の口には上らなくなったようです。

悪は伝染するとその根っこを白日に知らしめてくれた暮木でしたが

思惑は半分ぐらいは達成したかもしれません。

けれど、まだ悪人たちは口をつぐんでチャンスをうかがっており、

また逆に過去を反省して生き直そうとペテロになった人もいます。

一石を投じたという点ではやはり暮木は凄い人だったのですね。


杉村は自由を夢見ていたことを菜穂子に見透かされていて

そのためだけに菜穂子が橋本を利用したのであれば

橋本が一番の被害者だったのですね。

その一方でいつか菜穂子を利用しようとするものが現れる可能性を指摘していた会長でしたが

橋本がまさにそれだったようです。

けれど退職したことでこちらもペテロでしょうか。


菜穂子の浮気の言い訳は理解しにくい面があり宮部さんらしくないモチーフでしたが、

杉村を解放する方向性はこれで良かったのだと無理くり思ってます(^^;

ずっと菜穂子と橋本の関係を怪しんで杉村は婿のままでいてほしいと願ってきましたけれど

一人になって旅を楽しんでる様子に杉村の豊かさを見た思いがありました。

あの人当たりの良さがたくさんの人に愛されかわいがられるようなので

これまでの縁を活かして次は赤い自転車探偵としてどうでしょうか(笑


Secret

TrackBackURL
→http://eri0309.blog98.fc2.com/tb.php/1813-d0205e61