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卓袱台と怒声、飛び交いましたね(^^;
夏ドラマの最終を飾ったのは昼顔でしたが、有終の美とはいかなかったです~~orz

最終話 9月25日木曜 よる10時(最終回15分拡大)
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 紗和(上戸彩)は、貸別荘で北野(斎藤工)の帰りを待っていた。紗和の夫・俊介(鈴木浩介)、妻の乃里子(伊藤歩)と会って思いを伝えた北野は、約束通り紗和の元へと戻る。ところがその夜、紗和たちの元に、探偵会社の調査員とともに俊介や乃里子、慶子(高畑淳子)らが現れ、ふたりは無理矢理引き離され、連れ戻されてしまう。

 数日後、紗和は利佳子(吉瀬美智子)と再会する。紗和が北野を諦められずにいることを知った利佳子は、ここまできたら自分の意思で決めるしかない、と助言する。しかし、利佳子自身は、加藤(北村一輝)と別れるべきかどうか悩んでいるという。スポットライトを浴びる加藤の隣に立つのは、離婚でもめている子持ちの人妻ではない、と言うのだ。

 そんな中、加藤がバルセロナから帰国する。一方、笹本家と北野家は、弁護士を間に入れて話し合うが…。



三日で帰ると紗和を別荘に残し、北野先生は東京へと戻りましたが、

紗和宅では紗和サンと一緒にならせてくださいとひたすら低姿勢で土下座するのでした。

一方、妻乃里子へもどんな条件にも応ずると離婚前提です。

乃里子は妊娠をちらつかせ酔っぱらって窓から乗り出したりと引き留めようとしますが

「どんどん最低になっていく」と自嘲気味につぶやくのでややほだされた北野は少し迷うのでした。

でも、結局は荷物を持って「早く行って」の声に押し出されるように外に出ました。

これが罠だったとも知らず。

北野が出てからほくそ笑んだ乃里子は探偵?に電話し、北野の行く先を尾行させるのでした。


それとは知らず戻ってきた北野に紗和は安堵し、ハグしつかの間の平穏を楽しみました。

そしてその夜、一気にやってきた軍団が乃里子と父親、紗和夫の俊介と姑・・(オーマイガ!!!!!!

あのドタバタがただただ恐ろしかったです。

あたしゃトラウマになりそうだっちゃ('д')

紗和・・紗和・・というセンセの叫びとごめんなさいの紗和の泣き声、

紗和がドアに支え手にしてたのを乃里子が叩き外したあの瞬間とが

脳みそでぐるぐる回ってますわ。

こんな風に引き離されるものなの?唖然というか違和感というか・・怖い!


そして何かの調停。

あっという間に北野センセってば乃里子側にいるじゃん・・・ビックら・・びっくらよ。

たとえ、本心を隠してたとしてもあの場で紗和を貶めることを聞かされるのは嫌なもんです。

しかも紗和までもが応戦してるし。

これでいいのよね、諦められるようにしてくれたのよね(←紗和の心の声)だって。。。

そして二人が一瞬でも偶然でも会ったら月30万一生払うことが乃里子の要求だそうです。

娘は夫を奪われた被害者だと乃里子父が言うのでした。

これって有効ですかね?

でも北野センセも紗和もハンコついてたから書類の上では契約なりってことでした。


そんなこんなでこっちの頭が追いつかないのに利佳子の方でもひと騒動。

それは加藤画伯が盗作したことを自ら公表してしまったことでした。

利佳子夫が包囲網で追い詰めたし、子供たちはママ恋しさで画伯を鬼みたいに思ってるし

しょうがない展開ではありましたが、

元サッカー選手の若い男が(智也でした、あは)やってきてタイマンはるというアクシデント。

その後遺症で右手は動かしにくくなり、病院ではお互いに別れを言うのですが

こちらは二人ともに心を残しての別れで、ちょっと後を引く上手い余韻がありました。


こんな二人を見ていた紗和もやはりちゃんと別れを言いたくなったとか。

一瞬でも会ったらダメなはずですがチャリを飛ばして北野の学校に行くのでした。

ドラマは偶然が大好きなので、なんとぉ~この日が北野の最終日。

生徒たちに別れを告げるのは校長の差し金で事務的でしたが

その後に放送室で生徒たちに向けて発信する北野先生でした。

泣きながら話してましたが、こんなキャラだったのかって印象が大きく変わりましたわ。

将来誰かを真剣に愛してください。

誰かを愛すると見慣れた景色がいつもと違って見えます。

自分以外の人間の幸せを願う、そんな大きな喜びを知ります。

先生もある人に出会い愛し別れることによってその喜びを知りました。

ただ会って抱き合うだけが愛の営みではない、

離れ離れになっても相手の幸せを願い続けるそれが心を持ったホモサピエンス。

人間と言う生物の愛なんだと。

だから真剣に愛してほしいと願ってます。

なんかこっ恥ずかしい内容でしたけれどいいことを言ってくれましたし、

例の問題のある生徒には響いたというか届いてましたのが不幸中の幸い(^^;

そして偶然に北野の声を聴き、しかも「ある人」として自分が登場しているわけで

紗和は脳みそが沸騰してしまったようです。

できるなら駆け寄りたかったけれど私たちは会うのが許されないのです・・・と。


帰宅した紗和は靴ひもに火をつけスニーカーを家の中に投げ入れました。

しかし、法律では罰せないと放免です。

俊介が掃除中の失火として証言してくれたのでした。

ボヤということで自分で償うようにだって。

思えば1話で不倫の果ての放火で火事になった家を見ていた紗和ですが

同じことをしたのですね。

そして俊介がようやく「離婚」を言い出してくれました。

放心状態で心がここにない紗和を家に閉じ込めて置いてもしょうがないことに

今更のように気付いたようです。

ずっと穏やかな暮らしを二人で続けていきたかったと言うのですが

紗和の求めることは違っていたってことでしょうか。

お別れの日、姑は、

許したわけではないけれど紗和とのおしゃべりは楽しかったと言い、出ていきました。

深々とお辞儀をした紗和です。ちょっと涙。


北野は引越の日ですが

「ごめんなさい今なら私、・・」という乃里子をさえぎりました。

たぶん、今ならあなたの気持ちがわかるといいたかったのでは。

覇気をなくして萎みに萎んでいる北野先生の様子はなぜか哀れです。

紗和、紗和と叫んだ夫でしたが、

今の抜け殻みたいな状態になっても一緒にいることを望んだのですね。


家を出た紗和と引越の車はすれ違いますがお互いに気付きませんでした。

神さま、ごめんなさい。

またあなたに怒られそうな気がします。

懲りない紗和なのでした。


***


結果として、紗和の家庭だけが離婚でした。

1話で紗和は離婚してもいいのではと書いていましたが、その通りになりました。

この夫は紗和にはあまりにも気の毒すぎました。

穏やかな人生になるにはもうちょっと老成してからでもよさそうな気がします。

自由を手に入れて、紗和は新しい恋をして人生を謳歌してくだされ。


利佳子は子供が小さいので仕方がない面もありました。

もしもラブを水面下で続行するならば

子供たちが成人した後でも再燃ということだってできるでしょう。

ただ熟年になったとき愛だけで走れるのか疑問はあります。

若いキャバ嬢に交じって頑張った吉瀬さん、執心した男がいたのがさすがでしたね~。


しかし、北野先生は乃里子父に頭が上がらない風でしたが

何らかの力を持ってる人だったのでしたか?

乃里子がファザコンなだけ?

一番嫌いなキャラでしたけれどこの役をしっかり演じてくれた伊藤さんてある意味素晴らしい(^^;

ただ北野先生のあのポエマーな放送には痒いものがありましたけれど

自分の意志を発しただけ偉かったですね。

乃里子の寿司に「あ~ん」って・・飼いならされてる感が何ともいえず・・

生物教師として学者肌なので人間界のドロドロには触りたくない性質もあるんでしょうね。

斎藤工さんの以前の「ガラスの家」では父親の奥さんを奪って

最終的には海辺の町で塾講師をしながら二人で愛の生活してましたけど。

今回は情けないのひとことで、残念感が漂う結果となりました。


でも、このドラマってストーリー的にいくらでも続きができそう。

たぶん、続編、SP、同じメンツでの今後・・

何かあると思いたいですね。

そんなわけで皆さんのお怒りを

ちょびっとばかり期待に変えて

丸く収めて明日に行きましょう(^^;





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