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ロックハートな城でレタスを語る~(笑
ウロボロスの辛い最終回の後だったのでこちらは救いでしたが

なんせ中身が・・うぐぐ・・

出演者の熱演を思うとスタッフに文句言いたい気分ですが・・

でも、締めくくりは一つの成長物語だったともいえました。

それに深田さんの綺麗さに磨きがかかって十分楽しめました。


「セカンドラブ 最終回」

一年のプロデューサーのツアーは大成功をおさめたようで

慶@亀梨は一躍時の人となりました。

世界を動かした100人の一人に選ばれ週刊誌の表紙になっています。

インタビューされてましたが行き詰まっていた自分を救い出したのは結唯だと確信したのでした。

各地の写真を開いてみても結唯のいない自分は魂の抜け殻のよう。

ついに結唯を探すことにした慶。

学校に行ったり、実家に行ったり。

そうそう、有名になった慶にサインを求める職員という図が受けました~~

そういえば結唯ママだってがらりと態度豹変しましたもんね。

人は現金なものです。

そんな結唯ママとの会話の途中に結唯からの電話。

「今どこ?」って慶の定番セリフ。


一方、結唯は慶が発ったあと、自分に誇れる何かを見つけるために

学校を辞めて、農芸化学総合研究所に。

ここでは水耕栽培で野菜を作っていましたが、楽しそうに解説する割には

慶の思いを受け入れることはしませんでした。

また来るという慶に対してもう来ないでほしいと言うのです。

心を乱されるから。



そして慶にはハンブルグからの舞台総監督のオファーが舞い込みました。

しかし、結唯に気持ちが移り、仕事に入りこむことができません。

結唯はグローバルキャリア制度に応募。

海外で水耕技術を広めるという趣旨です。

慶の電話にはついにでませんでした。


綾子はチケットの手配など有能な秘書ぶりですが

結唯を追うのはやめてほしいと忠告。

しかしそれが逆に慶に火をつけたようで

結唯の職場で待ったりストーカー気味です。

無視していく結唯がちょっと怖かったりします。

結唯の同僚だった教師はパリから戻ってきました。

若い恋人が浮気をしたからとのこと。

でも後悔はしてないと晴れ晴れとした顔に応戦するように

結唯も同じように後悔してないと笑顔になるのでした。

ちょっとカラオケしたなぎなぎは慶のことを精神の若さと無分別と羨ましがるのですが

考えてみれば20代の若者との恋だったのですよね。

有名なダンサーだったから選ばれた人みたいな思い込みがありましたが

普通の恋だと思ったら、なんでもないありふれた恋だったはずなのに。

そして結唯はきっぱりと決別するために慶と会うことにしたのでした。


噴水のある公園。

ハグしあう二人ですが、結唯の別れを直感的に受け取ったような慶の顔。

結唯は高く飛ぶために選ばれた人だからこそチャレンジしてほしいとエールを送りました。

そして別れのラストダンス。

人生の扉を開けてくれた女神のために。

大粒の涙をこぼしながら無言で去っていった結唯でした。

さよなら愛しい人。


ハンブルグでの仕事をこなす慶。

なんかかっこいいわ~~(贔屓目です^^;

結唯はラボでの仕事をしながらキャリア試験の勉強しついに合格。

結唯の赴任先は・・・?


それから一年後

ドイツのとある場所に来たのは結唯でした。

女神さまが自分の前に現れたと知った慶ですが

大喜びで抱きしめます。

ハンブルグでレタスを作るという結唯でした。


***


セリフの少ない慶でしたがそれが逆に目で語るシーンとなり

なかなかどうして切なさを醸し出してくれました。

ストーカー気味だったり、今どこを連発したり

ちょっと猛進ぶりが際立つような慶のキャラでしたが

これが許されたのは世界の荒波を潜り抜けてきたという自信に

裏付けされたものがあるからかもしれません。


結唯母より「バランス」という言葉が出ていましたが

結唯も同じように慶を高いところにいる人だという絶対感覚があるわけで

だからこそ、自分ではないグローバルな人の方がそばにいるべきだという本能的なものがありました。

しかし自らその高さを目指したというのが大きな進歩だったのですね。


そして掴み取ったのがハンブルグのラボ。

偶然がスゴイのはドラマですから許してあげましょうね(笑

まさかの二人は同じ高みに上りつめたということで

セカンドラブへの道が通りました。


母親をどうしたのか?

あのなぎなぎや同僚教師は今後どうするのか。

そして結唯に告白した女子高生はその後どうしたのか。

様々な方向から問題を出してくれていたのに

全部置き去りにされた終わり方でした。

でもそれはおそらく、、、

それぞれの人生に時間が手助けしてくれていい方向に解決したはずですから~。



若いときに奔流にまかせた恋は時間を置いたことで熟成し

本当に必要なものを見分ける力を与えてくれたようです。

ラストの二人の笑顔が愛しくてたまらない情感にあふれていて

それまでの急ぎ足がちょっとだけ報われたと。


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