04/25/2015 アルジャーノンに花束を 第3話
静かに目を閉じたPさん、見ました?美しすぎて絶句ですわ。
先週の予想では術後のPさんも今週話で見られると思ってましたが
そう簡単なことではなかったですね。
ラスト、明鏡止水の心境でしょうか、凛とした咲人@山下の美しさと言ったらもう人間業を超えてました。
「アルジャーノンに花束を 第3話」
今週のテーマは二つ。
まず人体実験。
治験を急ぐ理由には隠された事情があったのでした。
この実験のスポンサーの娘=梨央(@谷村)が、
脳の委縮が進行しいずれ植物状態になるという病気だったのです。
若年性アルツハイマーみたいな症状でしょうか。
別荘で遊んでいるときに突然意識をなくして咲人に「誰?」と問う瞬間がありました。
あの時の双方の混乱がライトな様子だったのでその深刻な事情はすぐに消えたのでしたが。
ともかく、まず咲人が治験して成功を確信後に梨央に投薬・施術するということです。
昔のお殿様の毒見みたいな咲人の役割。
生まれながら人は平等ではないという見えないけれどその現実は確かに存在しています。
しかしこの時代、それは少なくとも表面には出てはいけないこと。
それでいてラボの研究員だれもが咲人の命を軽くみているという暗黙のルールに
殺伐とした恐ろしさを感じずにはいられません。
その一方で治験者に選ばれることは希望でもあるのです。
まず咲人本人の希望であり、利口になって母に愛されたいという願いがあるわけです。
この実験に成功することで知能が宿ったならば
美しい音楽に感動し、文学に涙する感性だって得られ、
何よりも知的能力は無限でどの分野においても可能性は広がるでしょう。
蜂須賀教授は第一の治験者を亡くなった「息子」を投影するかのように思っていた点があり
それは純粋に実験の成功を願う神聖な部分だったことでしょう。
しかし研究のために莫大な費用を提供してくれたスポンサーの意志は反映させなければならず
おそらくそれは良心との間で振り子のように揺れ続けたに違いありません。
そして希望という名においての実験続行は必然だったのでした。
もう一つのテーマは咲人の淡い恋のようなもの。(しかし≠恋ではありません・・)
お嫁さんとは世界で一番好きな女の子。
なんというかわいい表現でしょうか。
Pさんが咲人を好演しているというこの事実だけでかわいくてたまらず癒されてしまいます。
たぶん、母親に対する思慕とお嫁さんという定義が同じものとして
咲人の心は受け止めてる風に見えるのがまたいいのです。
ドキドキすることが好きということだと教えられ
遥香@栗山の胸に手を当てたりしていましたけれど
赤ん坊がママの胸に寄り添うのと似たような無垢な愛らしさがあり
女性に対する恋である必要が全く感じられないのがこの企画の良さを示してるように感じます。
この遥香が咲人の中に努力の精神を発見してくれて
治験者としてふさわしいと教授に提言してくれました。
また、隠れた事情(人体実験)に反発し震えながら怒ってくれたのも遥香であり、まるで母親のようです。
二人の間にできた絆は恋人のようなものだったとは言えないまでも
大きな愛に似たもので満たされたのは違いないようです。
それを蜂須賀教授は「嫉妬」があったという方向で受け止め
遥香本人は「アルジャーノンのママ」という立場で感じていました。
ただ咲人自身ははハッキリとしたものはわからなかったでしょうね。
でも、ロールシャッハテストは最初はただの色にしか見えないのが
ラストには遥香に見えたと言っていたので
何らかの大きな感情が育っていたのは間違いないでしょう。
母親だけがこの世の思慕の対象だったのが
アルジャーノンママ(遥香)も別のドキドキの対象になったのは吉とでたのかどうか。
一旦拒否した手術を再び行うところまで行ったのは何よりも遥香への思いがあったからです。
そして、二度目の手術台で静かに目を閉じたのでした・・神々しく輝くPさんに目が釘づけ・・
***
今週のもっとも楽しいシーンは
やはり別荘のシャワーのところでしょうか。
柳川@窪田と檜山@工藤と咲人@Pさんの三人、じゃれあうどこにでもいるグループです。
見られたと怒る梨央と舞に平伏する三人がおかしくてほほえましいのも大サービスでした。
おっぱい見たという咲人に説明しろという柳川とかね(笑
サービスといえば窪田君の上腕がワンダフルと大評判でしたね!
ともかく、若い者同士の楽しさは随所にきちんと配合されていて抜かりがありません(^^
さて、この梨央は興帝グループ令嬢でしたけれどいずれ意識が無くなっていく病気なので
自分が自分でなくなるのが怖いと言っていました。
父親が研究所のスポンサーであることは知ってはいても
おそらく咲人が自分の毒見係とは知らないでしょうね。
病気を自認しているせいか咲人に対して純粋に(差別も偏見もなく)好意を見せているのも
好感が持てますが
もしも自分のための実験台だと知ったらどういう行動や態度にでるでしょうか。
それにしてもPさん、美しさはなかなか理解者を得られないといいますが
あまりの自然体で咲人になっているため
どこから見ても咲人なんですよね。
そしてその無垢な様子に愛しさがあふれてきてたまりませぬ・・
次回は術後のPさんですね。
なかなか大変そうですがそれもまた楽しみです。
どんどん引き込まれていきますね。
そう簡単なことではなかったですね。
ラスト、明鏡止水の心境でしょうか、凛とした咲人@山下の美しさと言ったらもう人間業を超えてました。
「アルジャーノンに花束を 第3話」
今週のテーマは二つ。
まず人体実験。
治験を急ぐ理由には隠された事情があったのでした。
この実験のスポンサーの娘=梨央(@谷村)が、
脳の委縮が進行しいずれ植物状態になるという病気だったのです。
若年性アルツハイマーみたいな症状でしょうか。
別荘で遊んでいるときに突然意識をなくして咲人に「誰?」と問う瞬間がありました。
あの時の双方の混乱がライトな様子だったのでその深刻な事情はすぐに消えたのでしたが。
ともかく、まず咲人が治験して成功を確信後に梨央に投薬・施術するということです。
昔のお殿様の毒見みたいな咲人の役割。
生まれながら人は平等ではないという見えないけれどその現実は確かに存在しています。
しかしこの時代、それは少なくとも表面には出てはいけないこと。
それでいてラボの研究員だれもが咲人の命を軽くみているという暗黙のルールに
殺伐とした恐ろしさを感じずにはいられません。
その一方で治験者に選ばれることは希望でもあるのです。
まず咲人本人の希望であり、利口になって母に愛されたいという願いがあるわけです。
この実験に成功することで知能が宿ったならば
美しい音楽に感動し、文学に涙する感性だって得られ、
何よりも知的能力は無限でどの分野においても可能性は広がるでしょう。
蜂須賀教授は第一の治験者を亡くなった「息子」を投影するかのように思っていた点があり
それは純粋に実験の成功を願う神聖な部分だったことでしょう。
しかし研究のために莫大な費用を提供してくれたスポンサーの意志は反映させなければならず
おそらくそれは良心との間で振り子のように揺れ続けたに違いありません。
そして希望という名においての実験続行は必然だったのでした。
もう一つのテーマは咲人の淡い恋のようなもの。(しかし≠恋ではありません・・)
お嫁さんとは世界で一番好きな女の子。
なんというかわいい表現でしょうか。
Pさんが咲人を好演しているというこの事実だけでかわいくてたまらず癒されてしまいます。
たぶん、母親に対する思慕とお嫁さんという定義が同じものとして
咲人の心は受け止めてる風に見えるのがまたいいのです。
ドキドキすることが好きということだと教えられ
遥香@栗山の胸に手を当てたりしていましたけれど
赤ん坊がママの胸に寄り添うのと似たような無垢な愛らしさがあり
女性に対する恋である必要が全く感じられないのがこの企画の良さを示してるように感じます。
この遥香が咲人の中に努力の精神を発見してくれて
治験者としてふさわしいと教授に提言してくれました。
また、隠れた事情(人体実験)に反発し震えながら怒ってくれたのも遥香であり、まるで母親のようです。
二人の間にできた絆は恋人のようなものだったとは言えないまでも
大きな愛に似たもので満たされたのは違いないようです。
それを蜂須賀教授は「嫉妬」があったという方向で受け止め
遥香本人は「アルジャーノンのママ」という立場で感じていました。
ただ咲人自身ははハッキリとしたものはわからなかったでしょうね。
でも、ロールシャッハテストは最初はただの色にしか見えないのが
ラストには遥香に見えたと言っていたので
何らかの大きな感情が育っていたのは間違いないでしょう。
母親だけがこの世の思慕の対象だったのが
アルジャーノンママ(遥香)も別のドキドキの対象になったのは吉とでたのかどうか。
一旦拒否した手術を再び行うところまで行ったのは何よりも遥香への思いがあったからです。
そして、二度目の手術台で静かに目を閉じたのでした・・神々しく輝くPさんに目が釘づけ・・
***
今週のもっとも楽しいシーンは
やはり別荘のシャワーのところでしょうか。
柳川@窪田と檜山@工藤と咲人@Pさんの三人、じゃれあうどこにでもいるグループです。
見られたと怒る梨央と舞に平伏する三人がおかしくてほほえましいのも大サービスでした。
おっぱい見たという咲人に説明しろという柳川とかね(笑
サービスといえば窪田君の上腕がワンダフルと大評判でしたね!
ともかく、若い者同士の楽しさは随所にきちんと配合されていて抜かりがありません(^^
さて、この梨央は興帝グループ令嬢でしたけれどいずれ意識が無くなっていく病気なので
自分が自分でなくなるのが怖いと言っていました。
父親が研究所のスポンサーであることは知ってはいても
おそらく咲人が自分の毒見係とは知らないでしょうね。
病気を自認しているせいか咲人に対して純粋に(差別も偏見もなく)好意を見せているのも
好感が持てますが
もしも自分のための実験台だと知ったらどういう行動や態度にでるでしょうか。
それにしてもPさん、美しさはなかなか理解者を得られないといいますが
あまりの自然体で咲人になっているため
どこから見ても咲人なんですよね。
そしてその無垢な様子に愛しさがあふれてきてたまりませぬ・・
次回は術後のPさんですね。
なかなか大変そうですがそれもまた楽しみです。
どんどん引き込まれていきますね。
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途中で一瞬・・・「五番目のサリー」とか「24人のビリー・ミリガン」というダニエル・キイスの他の著作を思わせる描写があって・・・ちょっとドキドキしたわけだが・・・。 これは・・・「まぜるな!危険」のマークをつけておかないと・・・いけない部類である。 結局、現時点では多重人格や解離性同一性障害には踏み込
キッドのブログinココログ 2015/04/26 Sun 04:32
咲人(山下智久)は、知能を飛躍的に向上させる研究チームのリーダー・蜂須賀(石丸幹二)から「魔法をかけてあげよう」と言われます。
程なくして咲人の適性テストが始まりますが、芳しい結果は得られませんでした。
しかし、咲人を被験者として推薦した遥香(栗山千明)は、咲人のテストに対する熱意や向上心には特筆すべき点があると主張します。
蜂須賀は遥香に、咲人の人間らしい感情の観察をする...
ぷち丸くんの日常日記 2015/04/26 Sun 19:51
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