クロサギ3、クロサギ4
「クロサギ3」

氷柱ちゃんから一筋の涙が落ちていくころ、Pちゃんの目にもせき止められた一粒が


宝石のように光り暗闇の濃くなりつつある空気を透明に変えていくような美しさに


ハッと胸をつかまれていました。何も語らないのに、その光の宿る目には暗さが重く


のしかかり、過去の酷さをその一瞬に込めた力に圧倒されていきました



オープニング。相変わらずサスペンダーから始まりますね


初めの頃に違和感を持って見ていたとしても目が慣れてきたのではありませんか?


Pちゃんは10代初めから毎日数時間のダンスレッスンを積んできたらしいです。


それがあの鍛えた身体につながったのでしょう。たるんだ皮膚を見るよりかよほど


美しい姿。この冒頭には特に感想はないけれど、長い努力の結実として見事さを


称賛しておきたいと思います



今回の詐欺の手口は宝石詐欺。前回Pに助けてもらったゆかりは同じ詐欺にあった


という敦子を連れてきます。その話を聞くPってば、テーブルの上のパフェは6本?


皿のものも平らげ、さらに追加まで注文しています。おいおいそんな甘党だったの?


口の周りのチョコをふきとりたい衝動を抑えつつ見入っていると拭ってるその指を


なめるP。ドキッちょっと・・つかまれるじゃない  だが言う事は何気に辛口。


  「詐欺に遭うのが趣味なのか?」



手口は単純。シロサギ清水@堺は敦子を口車にのせて宝石店に入り込む。品物を


外光で見たいと外に出てそのまま持ち逃げする。宝石店員は敦子を勝手に娘だと


錯覚し、その錯覚のもとに人質というスタンスで敦子を利用した詐欺。敦子は宝石店


に300万払ったと言いました。Pは情報を買うだけだと言い、例によって、


  「オレが騙し、取り返してやるよ」と宣言。  ・・・戦いはスタートしました。



場所は桂木のレストラン。奥でいつものように切っているのはごぼう?なんで?


漬物からきんぴらに?失敗して指を切ってしまう桂木にかいがいしく世話をする


奥貫さん。二人を「バーンっ」と射抜くPもやってられない表情だったりしますね。


情報料は1000万。こうして準備は整いました。



清水が「エメラルドカット2.1カラット・・」と携帯で話す側をホームレスに扮したPちゃんが


通りかかります。すでにPちゃんは絶対に違う人になりきっていて、全くわからない。


だけど左目に一点赤斑があるんですよね。これだけでかろうじてPちゃんだとわかり


ました。この目の一点がちょっとかわいかったりします こうして清水を目の端に


捉え、闘志を高めていったのでしょうか。作戦はウエディングプランを使う事から。



ホワイトウエディングプランの相馬の名刺を貰い、相馬になりきるP。すでにウエディ


ング会社の名簿は頭に叩きこみ、準備にぬかりはありません。錯覚で敦子を騙した


なら徹底的に錯覚を利用していこうと練り上げた計画でした。Pちゃんの申し出を


引き受けるために清水のテストは「磯部」という社員を出して反応を覗うというもの。


記憶を辿り必死に思い出し、そしてテストは合格。Pちゃんはシロサギに信用されま


した。次回は既に商品取引。110万の指輪ということで話をとりつけます。


売値の話を聞かれたくないからとホテルの部屋に移動し時間をつぶすPちゃん。



実はこのPちゃんがめっちゃかわいいベッドにダイビングし、カップラーメンを食べ


りんごの皮をむく。ちょこっと首をかしげる様が相変わらずPちゃんがPちゃんである


ことを証明しているようなむちゃくちゃな可愛さトランプカードをスペードとつぶやき


歯を磨き、お昼寝までしちゃった何分待たせたのかしら?アラームが鳴る携帯を


目をしかめて見るPちゃん。この目にちょっとズキン本当に寝ちゃってたりして・・。



こうして清水の信用を重ね、次は本番です。それは政治家の賄賂というふれこみ。


5千万の指輪!どんだけ大きいダイヤなんだろ?宝石の価値って本物の石だとして


見ても大きさやカットや純度など言われてもやっぱりわかりません。値段を判定する


人も適当だったりするようですし。でも5千万出したという証明実績だけは付くので


それが価値となってついていくかしら?しかし、Pちゃんは錯覚を利用するのですから


今回はお金は用意しませんでした。お互いを全て嘘の人物に仕立て上げ、全部錯覚


させました。あのジェラルミンのケースだって清水には札束が詰まってるように錯覚


させていましたね。そして部下(相馬)をおいていくという手口。それは取りも直さず


序盤で敦子を騙した手口と全く同じです。人質として相馬を利用しました。ただ相馬


には実質何の損も与えてないのでまだ救われていますが。


とにかく指輪をいただき、さっさと逃げました!エレベータが閉まる寸前に眼鏡をとる


Pちゃんの甘~い笑顔がなんとも嬉しいじゃないですか・・


相馬が清水に近づいてきた時はやはりドキドキしましたね。「お父様」と先に言われ


たら一貫の終わり。お互いが確認し、騙されたと知ったときの清水の暴れ具合は最


高でしたね。そしてベルボーイのPちゃんに激萌え~ 似合ってますわぁ・・・


「もしもしすっげ~悪い人がいるんです」・・爆・・ (そんな電話普通しませんよ~)



こうしてクロサギは見事シロサギを喰ってしまいました。


気になるのは桂木がコーヒー店でバイトをする氷柱に目をつけたこと。


「コーヒーでも飲んでいくか、美味い豆がある」珍しい物言いにすぐにピンとくるP。


   「わかってる、もうここにはこさせない」


   「おまえが来ないという手もある。」


しかしこれには無言のまま立ち去りました。氷柱のバイトもやめさせようと。



アパートに戻ったPちゃんはちょうど氷柱の帰りに遭遇しました。


   検事志望だから正論ばかりふりかざすけど、法律の正体を思い知ったんだ。


   負ける試合は絶対にしない、被害者より自分がかわいい。


   オレが金だすから出て行ってくれ。


氷柱は自分がPちゃんの過去を調べた事をうっかり口にしてしまいました。


   いろいろって6年前の事件の事?


   知らなくって・・私・・。


Pちゃんの過去にずかずか入り込む氷柱に思いっきり、返していきます。


   知ってたらなんだ?俺の問題だ!


   安っちい同情はいらねえんだよ! 


   さっさと出ていけ!


氷柱の目から見るみる涙があふれ流れていきました。


   あなたは、それで幸せなの?


見つめ合う目。Pちゃんの目にも美しいダイヤのように光るものが見えます。


しかし、必死に堪えて落ちることはありません。


   幸せって・・・



*******************************
とうの昔に忘れていたもの。黒崎にとってシアワセとは?


黒崎はシロサギによって家族を失い、その恨みを、シロサギを喰う事で復讐をしてい


た気分だったのでしょう。


恨みと復讐だけの人生でいいのか?


氷柱の問いは黒崎の究極の真理を覆すようでもあります。


黒崎の暗さは背負った残酷な過去がある限り、消えることはないでしょうか?


氷柱は黒崎の秘められた苦悩を探りだしました。


こうして二人は一点で交わり、魅かれるものをうっすらと感じ始めていくのでしょう。


二人の心の通い合う様を見たくはないけれど、いつか癒されていく黒崎の姿は


見てみたいですね。


今週のPちゃんの一番は、やはりラストの涙・・・


こんなキレイな宝石があるなんて・・・


やっぱり切ないわ・・Pちゃんのこのドラマ・・。


*****************************************************************


ドラマ評で島村麻理さんから「暗闇の王子」と評してもらいました。それによると  


    被害者という傷を負った若者はど大人になればいいのだろう。


    痛快にして切なく


    ワルを重ねるほど愛に渇いていく「暗闇の王子」の今後に


    当分振り回されそうな気配である。


    山下の歌う主題歌も切なくてよい。     (朝日新聞4/27)





「クロサギ4」

きらきらの目にマークが3つ!うう~~~ん、光りすぎ、キレイすぎだわ

今週のPちゃんはオデコ前開が多くて、目が強調され、吸い込まれ、引きずられ、


いつの間にかPちゃんとだけ向き合ってた私。相変わらずPの世界を堪能したわ



いきなり東京産業新聞の黒崎登場。チノ色のジャンパーにボサ髪とひげ、ちょっと


汚くてうさんくさい風体の業界人。そしてタバコを吸うP。ふと眉をしかめて、目を細


めてみせる。吸い込んでみたけどちょっと試しただけのような吐き出し方が好き



角菱建設の専務の江口は手抜き工事で10億円横領の疑いをかけられていたが


業界人黒崎が助っ人に出てきます。数字のチェックをし銀行を洗い不正がない事


を調べたPは代わりに自分が取り戻してやると宣言。戦いはスタートしました。


今回のシロサギは白石。何度か登場しているが初めて本筋に乗りました。


東京第一銀行に転職、東一証券に出向中。つまり株屋。Pがいつものように桂木に


出向き情報を受け取るがそれは1億!それほどの価値のある人間だということか。


カウンターのP。レモンを手の甲に回転させて遊んでいましたね。器用だわ~


「1年間真面目な会社員を演じ周囲の奴らから信用、勝ち取るんだ・・バーーン!」


なるほどPの出した白石像はこれでした。



ついに白石と対峙するP。緊張の一瞬。ほぐしたのは白石。コーヒーに合うせんべい


はどうだ。なかった。。水とコーヒー、コーラ、お茶。どんな符号だろう?けげんな顔の


Pに白石の笑顔は屈託なく。浜下グループの何?遠縁の者です。若いのに任されて


いるのはそのためでしたか。喜んで検討しましょう・・。何ともいえない感触。黙して。


首ふりつつ唇を親指でなぞり、左眉にしわ。Pは瞑想に入っています 沈思黙考



白石の検証はP情報の信憑性を裏づけ接待へとPを呼び出します。今からぁ~??


声が裏返りそうなPが入ったのは、とあるクラブ?ホステスの出迎えに恐れを抱いて


すぐにくるんと回れ右。さっさと帰ろうとするPがかわいい~~~~~のだっ


ここでのシーンは全部萌え~仕事の話では?と問うPにワインを飲ませる白石。


一気飲みしてくらっいつものば~ん!トイレで顔を洗いネクタイをゆるめ、ふうふう。


Pちゃんてば左の眉のところにしわがよるのよね。ぐらぐらのPがほっとけない雰囲
気だったりする



そして江口に報告するP。二日酔いのオデコにはひえぴたが。このひえぴたPがやけ


に潤んだ目を強調し激カワなのだわ浜下化学工業の浜下という名で白石に近寄


り、スカイバイオインダストリーという会社を買収して新会社を作るという話をもちか


けたこと。心配する江口に実在する会社ではあるが買収の話は外部には漏れないと


安心させるP。



氷柱は帰省して母の前で素直に吐露しています。


 「正しさだけじゃ人を救えない。わかってるけど諦めたくないの。


 人を傷つけて生きてる人をぶっ潰すと決めたんだもん。」


氷柱のいいようにやりなさいと言う母。こんな話をしながらふと氷柱はPの


 「オレは検事を知っている。負ける戦いはしない」と言ったことを思い出しています。


そして同じ頃、Pも


 「あなたはそれで幸せなの?」と涙した氷柱を思い出していました。


二人は同時期にお互いを思い出してた!こんな風に二人の時間が重なりあうの?


重苦しい表情のこんな後にPはいただきますとラーメンを食べていましたね。
左利きのPちゃんにいじらしさが漂う頃




株は情報操作。一儲けしたあとで安く買う方法をと持ちかけてきました。ついに白石


はPの出した餌に食いつきましたぜっ!ここからが勝負。Pはさらに餌をまいてみる。


産業廃棄物の処理システム開発を決めた。これは特許クラスのもの。これでどうだ。


あとは噂を流し株が上がるのを待てばいい。上がりきったら一気にデマだと流す。


Pは15億を現金でと持ちかけ、まんまとし止めた気分。確かに上がりきったところか


ら急に値を下げ始めた。PM2時。白石が売ろうとする寸前。呆然とする白石。


だが白石の仕掛けはこんなものではなかったのは皆さんご存知の通りでした。



後に知ったこと。浜下バイオテック。Pが架空の会社を作ると言った会社名で偽造の


「新株式授権証書」が出回っていたこと。それは新しい会社が発行する会社の株を


予約する新株予約権。有望会社だと吹聴し証書を偽造し大企業を騙して一儲けして


いた。白石の目論見では100億になったはずが、株が下がったために50億だったと


のこと。しかしPは白石がこういう手段でくるとは考えていなかった。自分を利用され
て悔しがるPの表情に萌え~こんなPの悔しさをぬぐってあげたい・・(以下自粛)



田舎から帰ったつららが階段のところで荷物をばらしてしまっています。お惣菜の容


器を拾ったP。慌てて拾い集め部屋に入ろうとするつらら。その荷物の中に容器を入


れ去ろうとするところに氷柱はふと自分のことを話してしまいます。


自分の父親も母から金銭を巻き上げて家を出ていること。母の入院費用さえも奪っ


ていくこと。真面目な母が苦労し、まともに働かない父が威張っている。父親を憎み


牢屋に入れられればいいと思っていたこと・・etc 苛立つPは柱をバシっと叩き、


   P) それがどうした!


 氷柱) わかんないけど・・言いたかっただけ・・


つららもPに訴えたいものがあったのでしょう。同情じゃなかったのよ。


私もあなたと同じなのよ。だけどあなたの生き方はどうしてなの?



ラストシーン。コーヒー豆を持ってレストランに入ろうとする氷柱。その姿を見咎めた


Pも中に入ろうとするが早瀬に阻止されます。桂木の意向だと言って。


満面に笑みを浮かべた桂木は氷柱が入ってきたのを歓迎し、


    コーヒーでもいかが・・・。


***************************************
ゆかりがPの部屋前で待ち伏せ。出た!と言いながら逃げの態勢がおかしい。


「氷柱にほれてる?」と聞かれ右手を左耳にあて、聞いてる様子が可愛いかった


今日のPちゃんの一番は、ひえぴたをオデコに貼り、ネクタイを緩めた表情。


とにかく目のキラりん具合がすばらしい


神志名も白石も、過去を持ち、自分の信念を持って仕事に邁進していることが


判明しましたね。特に白石は黒崎と同じようなものを持っている様子。


これから二人はもっと絡んでくるとのことでした。


氷柱はPに惹かれてきていますね。自分の事情まで話してしまった。


これを受けて次週はPが氷柱のために何かしてくれそう・・。



ええ~~ちょっと苦言。


山崎さんが貫禄あり存在感あるのは認めますが毎回、口にいれたものを吐き出す


シーンを入れるのはいかがなものか。はっきりきっぱり、お断り申し上げたい。


ただの汚さ以外の何物でもなく、せっかくの場面がいきなり反吐になりそう。





Secret

TrackBackURL
→http://eri0309.blog98.fc2.com/tb.php/1880-fe42f064