ラストは西行寺父の30年来の秘密・国家レベルの機密であまりに大きなリスクでリスクにも見えないのでした。
そういえば8話で私もお父さんはボケたふりの芝居してるだけじゃない?と書いてましたわ。

まったく30年も周囲をだましてきたとはっ!

「リスクの神様 第10話」

白川社長体制になり、危機対策室は解散。

各部署ごとに担当を創設ということになりました。

結城、種子島、財部と自由を満喫する風ですが神狩@戸田に対して西行寺@堤は

部屋を明け渡すから机の整理(=資料を見よ)と言う暗黙の指示を出していました。

もちろん裏の声は聞こえてなくても勝手に資料を探った神狩。

そういう西行寺は社長室長に就任。

神狩は西行寺が復讐のために白川の懐に入ったのだと信じていて敵視をむき出し。

しかし神狩が西行寺を追跡するのをさらに追跡して守っているのが結城。

アジアグローバル証券代表のフォー@木下と一緒になる西行寺を見て追いかけていきそうになってましたが

その神狩をいったん、手を引かせたのは結城です。

資料をめくった神狩はフォーの実態のない取引をみつけ、さらにメタンハイドレートの件もさぐり

財部に詰問しますが、「シェールガス」と言う単語で逃げられました。

神狩はすぐに坂手元社長を訪れますが、過去のライフの件で謝罪を受けます。

そして「30年前に旧ソ連と交わしたモニフスタン油田の契約が今年で切れる。」

というヒントになる言質を引き出しました。

バカンスを取ったはずの種子島はケイマンに行きやはり過去の件を探っていて

サンライズの不都合な秘密はケイマン諸島に集まっていたと西行寺に報告しています。

一方神狩は5年前にサンライズアメリカがシェールガスの事で調査した件を白川に報告。

神狩の暴走を恐れた白川は即刻営業にもどれと言いますが、ベニグスタン語の封筒を見せてしまいます。

西行寺にも神狩は過去にベニグスタンの女性と薮谷議員の密会を隠ぺいした件をちらつかせました。

西行寺父のかかわったベニグスタンの真相が分かれば西行寺は会社に復讐できると読んでいるのでした。

唇の端に笑いをにじませて無言で去った西行寺です。

神狩には不敵に見えた笑みでしたが、それはいいところまで来たと好意的なものだったのか。

次の段階では、薮谷と接触し、過去の密使との密会の件をもとに脅しをかけました。

しかし、30年前のことは覚えてないと言われるばかり。

そしてLIFEの生島電機専務@風間にも脅しをかけました。

過去の密会を公表すると言う脅しでしたが、30年前のサンライズとの契約資料を出してくれました。

しかしその帰りに書類を奪おうとする男が神狩を襲います。

それを助けるのが結城。

いつも結城が神狩を尾行して守ってくれてたようです。

そいつは以前、結城を階段から突き落とした男でしたが、深入りを辞めるように言われても

神狩はもうやめられないと言うのでした。

このままだと西行寺に会社をつぶされて社員が路頭に迷うと言うのが神狩の信条なのです。

結城は「サウスフロント社・ケイマン諸島・買収額2000億」の資料も見せています。

もうこのあたりで視聴者には神狩が西行寺の掌の上だとわかるのですが

一生懸命に頑張る神狩が健気です。

そして結城は原田がコンサルタント料として毎月5000万、年6億をケイマンに払ってきたことも教え

神狩に注意を促すのでした。

あわてて原田のもとに行きますが、ベッドにいない。

探したら屋上で苦しんでいるのでした。死ねなかったこと。

5000万送金の実態を探して不正だと確信したがそれは白川の指示でした。

ようやくすべてが読めたと思ったら西行寺が下で待っていてうなずきあい即二人で行動。

メンバーが出そろい「サウスフロント社」は

サンライズアメリカの用意した裏金をプールするダミー会社ということが分かるのでした。

なぜそのサウスフロントを買収しないといけないのか?

その根っこは30年前にあるのでした。

すべてはシェールガス事業の失敗をなかったことにするため。



30年契約だった旧ソ連、モニフスタン油田の契約が切れることになり、

それに代わるエネルギー確保が急務だった。

白川は正式な手続きを経ずにサンライズアメリカにシェールガス開発を指示した。

しかし後発で参入したそれは採掘困難な深層シェール層だった。

その時、世界の石油価格は急落。

掘れば掘っただけ赤字となり採掘は中止。

サンライズアメリカは2000億円の負債を背負う窮地になった。

追い詰められた白川はフォーに負債隠しを頼み

サウスフロント社にはシェールガスの採掘権と2000億の負債を移し、

サンライズアメリカの帳簿から損失を消した。

その負債のために裏金をつくり系列会社からサウスフロントへと流したと言う内幕でした。

サンライズ本社が買収することで2000億の負債と返済義務を本社に転嫁しようとしたのでした。


白川の思いはただ「エネルギー確保」。

石油は魔物。

成長する国家の根幹にはエネルギーが至上命題。

モニフスタン油田契約が切れるのは恐怖だった。

シェールガスも社のエネルギー事業のために自分が決断して賭けに出るしかなかったというのでした。

西行寺は罪を償うべきだと糾弾しますが「君の父のようにか」と逆に返されました。

見事な引き際だったと白川が言いますが西行寺はみじめだったと感じています。


そして西行寺父の事件の真相。

それは生島電機の資料にありました。

サンライズは30年前、経営支援と引き換えに高性能魚群探知機製造を依頼。

それは第三国を経由して旧ソ連領ベニグスタンに運ばれました。

おそらく潜水艇ソナーに転用するため。

つまりサンライズは石油採掘権を得る見返りとして

共産圏に軍事機器を供与していたということなのでした。

重大な国際協定違反。

それをアメリカが知ったら黙ってはいない。

だから西行寺父は30年間口を閉ざしてきたのでした。ボケたふりをして。


白川社長が就任したときもベニグスタンから裏取引の要請があったのでした。

坂手元社長と天童会長には断ち切らなければならないと西行寺は詰めよっています。


新体制となり世論は厳しいようですが、

危機対策室はまたいつものメンバーがそろっていました。

橘はエネルギー事業部に復帰できたようです。


たどりついたのか。・・・はい。・・・厳しい決断だった。

回想する父。

(社長)ソ連はさらに要求を出してきた。国際協定に違反する軍事機器供与だ。

採掘権は国の将来のために絶対に必要だ。それはサンライズの悲願でもある。

(西行寺父)わかりました社長。すべて私が背負います。


父は社長と応答しながらも脳裏に智の勉強する姿が映されていて

辛い決断だったということがわかります。

西行寺はお父さんが30年守ってきた秘密をあかしてお父さんの人生を否定することになると

すまなそうですが、

父はそれでいいとうなずくのでした。

***

ひい~~~あまりにも壮大な国家機密でした。

これまでのリスクを解決した件も絡めてきましたが

さすがに最終回はスケールが大きく、しかもお堅い内容でした。

でもこのくらいの方がやっぱり堤さんにはふさわしいのだわ。

これまではミステリー事件解決風で1話完結だったのに

最後はなぜか格調高くて急に厳かな雰囲気が醸し出されてました。

個人的にはもうちょっと普段のリスク解決のほうが面白かったかなというところですが。


そしてエネルギー確保のためには何でもすると言うその時の切迫度もさることながら

日本の資源の無さもあらためてじんじん脳にしみてきました。

悲しいわね。

それでも次世代のエネルギーをと探る道も多方面にあり

希望は捨ててません。


しかし、小日向さんと田中さんは朝ドラのメンバーですから並行しての撮影は大変だったでしょうねえ。

ともあれ、トップとは大変なものだということがよおくわかりました。


西行寺は神狩が育ってきて嬉しそうでしたね。

二人並ぶと絵になるしさ。

これはSPがあってもいいかもしれません。

内容的に説明するほどにややこしいシーンが多かったのですけれど

もうちょっとレベルを落せば見やすくなりそうな(・・;

ともあれ、私もおベンキョウさせてもらいました。

いろんな意味で皆さま、お疲れ様でした!






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