こうやって子供たちを囲い込むわけですね。そして将来は本当に提供者になると・・・。
今週のハイライトはあの血まみれのズックかな~。

森には恐ろしい魔物が住んでいて子供を見たら食べてしまうという教えの通りに

なったわけですね。

これで子供たちはすっかりおびえもう外に出る気など失せてしまったでしょう。


外のことを知らない子供たちに

新任の龍子先生は、サッカー選手のことを教えることで

大きな世界が開けていることを知らしめるのでした。

サッカー選手を描いた子供たちがいたために、

次郎先生は、社会を知らないはずの子に反抗心が宿ることを危惧していました。

そしてそれは確実に子供の心に芽ばえ外の世界に興味が移っていったのでした。

好奇心から単純に外に出て見たかっただけの子供が二人ともに「提供」の犠牲となりました。

外を見てしまった子が学苑に戻れるはずがないのですね。

子供の臓器ほど欲しい人は多いらしいのです・・・。

脱出した子供にチップを埋めこんでいたのもびっくりでした。

あのズックにGPSが入ってると思ってたのに子どものどこに仕込んであったのでしょうか。

これにより龍子先生は自分の軽はずみな言を激しく悔い泣きぬれていました。

あの学苑にいる教職員たちもこういった過程を経験して悟っていったのかもしれません。

ただ言葉では校長に賛同しつつも恭子の質問には涙で否定の顔をするのがやっと。

勘のいい恭子には薄々と真実が違うことがわかったようです。


しかしびっくりな設定ですよね。

「クローン」というフレーズは出てないですが

細胞に針を刺すシーンでクローンを想像させていますし、

マダムさんが子供たちを見て「Gショックなおびえた顔」になったことで

普通の人間じゃない子供を見る眼としての表現にしていました。

つまりGショックな子供たちなのね・・。

子供たちはボロボロな衣服でも狭い世界でも素直な風に育っていて

「天使」と呼ばれ「提供」することも従順に受け入れてるのが不気味です。

あの細胞のワンシーンさえなければ単純に擁護施設の子供たちを

どこかの宗教のように言葉巧みに洗脳しただけに見えるのですが、

やはり本当に「クローン」として人工的に誕生させたのでしょうか。

その部分が曖昧なまま話は進行していきますが、

今は細胞の時代なのでなおさら違和感なのかもしれません。

先週は、冒頭とラストで春馬君の姿があり、

臓器提供後に始末したように見えたのですが違う人物だったと教えてもらい、

矛盾は消えました。


こういった特殊な世界を描きながら

よくある男女の三角関係のストーリーにも見えるのがこのドラマの深いところ。

発端は美和と恭子の間に生じた相性のひずみみたいなものでしょうか。

絵の上手な恭子にライバル意識を持つ美和と

小さな子供でもちゃんと競争する媒体はあるんですね。

見えない格差、差別が優越感や劣等感を引き出すというどこにでもある諍いが生じるわけです。


そして恭子が大事にしているCDを隠したのが美和なんでしょうね。

あのとき探しても見つからなかったCDが、大人になった美和(水川)の病室にあるのでした。

なぜ、ここに?という部分ですが、時間が経ち説明もない状況です。

それなのに犯人はだれ?と美和が問い、恭子(綾瀬)が自分だと答えていました。

美和が驚いた顔になっています。


恭子のすべてを奪ったのが美和という憎悪のこもった顔ですが、

トモ(三浦春馬)も恭子のすべてだった男という関係だったようです。

それも美和が奪ってしまったわけですね。


ただ現在、三人の間では明暗(?)がわかれ

恭子は介護人で始末する側(?)、

美和とトモは提供する側にいるのでした。

二人共に臓器を何度か提供して、体力も尽きているような状況ですが

恭子は淡々と始末するだけと無表情な冷たい顔になっています。


とんでもない無機質な世界で生きてるようでもあり

そこにある命や愛の感情もあるわけで

そのギャップがドラマとしての見どころでしょうか。


今週の美和の手のオブジェは何かをつかみ取ろうと迫ってくるものがあり

マダムさんでなくても怖いものでした。

次回、どうなりますかね。

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