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逃亡と決めたならすぐに実行すればよかったのに朝まで待ってるなんて。変わらずハラハラさせるドラマだ。
親友であり共犯関係である二人。

それなのに裏切られたと決別してしまった。

戻れないところにいるのなら何があっても離れてはいけないのに。

「ナオミとカナコ 第9話」

戻ってきた林@佐藤を匿っていたことでナオミ@広末から平手打ちされるカナコ@内田。

友情の決裂にただ泣くだけのカナコでした。

しかし林は戸惑い、事情が呑み込めてないわけで鈍い(^^;

さようならと出て行ったカナコ。

残された林はどうするのか。

カナコは涙でナオミに謝罪を残しますが、ナオミは連絡先削除という決断でした。

その後に、林と連絡をとり,会うことにしたナオミです。


カナコは仕事が手につかず李@高畑に叱られますが体調に良い中国の漢方をもらうのでした。

李は二人のことに探りを入れ、少しずつ全容をつかもうとしてますがちょっとずれてるのが李の流儀ね(^^;

ナオミは林からカナコと仲直りしてほしいと頼まれ、手紙も預かりました。

しかしナオミは、林には明日チケットを渡すから中国に戻ってもらうと言いさっさと行ってしまうのでした。

そしてカナコは妊娠6週目!おめでたいのだけど相手がなあ・・しかもカナコは犯罪者!


探偵と陽子@吉田は達郎失踪の裏に隠された林の存在をつかみ、調査しました。

(林は)不法滞在者だったのに突然帰国したと探偵が説明すると、

陽子は即座に「パスポートもないのに」と素早く頭が回るのでびっくりでした。

確かにその通りだけど、普通の感覚で瞬時にパスポートに結びつく人は少ないんじゃない?

そして数日前から再び日本に戻ってきていると言う事実。

林と達郎には何かの関連があるから足取りを確認するという。

土曜の映像は達郎は映ってなかったが、「金曜日」を確認する方法を考えてみると。


顧客の斎藤@冨司は物忘れするようになったからと脳ドックを受けるつもり。

しかし、忘れることも悪い事ではないという。

夫の過去の女性遍歴も時間が経ち忘れていたから。

「忘れる」という方向付けは「カナコ」の裏切りを忘れろと言うことなのか?

そして、ナオミは上海行きのチケをとり、林に連絡。

変わらずパソコンに証拠を残してます。

「明日、16時55分の便で帰国してもらう」と電話しています。

これが、探偵側に筒抜けだったのでした。


パクチーが食べられるようになったカナコ。

妊娠したのでは?と言われてます。

李は従業員が林のことをべらべらしゃべったと怒っていました。

「林さんの事、向こうにしられたらまずいですね~」とカナコに耳うちしますが

事情をどこまで分かってるのかなんだかちょっと笑ってしまう感じ。


翌日、空港で15時に待ち合わせるはずだったのが、迷子の子供を見てつい助けてしまうナオミ。

カフェで待っている林。

そのちょっとずれたタイミングで探偵たちが到着し、林に「達郎~」と激しく寄っていく陽子でした。

戸惑う林は「アナタダレデスカ」と怖がってましたけど。爆笑でした。

落したパスポートを見て「林」と読めたわけで、弟とうり二つだと改めて陽子は認識。

その様子を遠くからうかがい林にはまた連絡すると素早く帰ったナオミ。

陽子の動きを不審に感じたわけで、家に帰り盗聴器を発見しました。


そして、達郎のDVが明らかになります。

それは元同僚で元カノ。

達郎のDVで人生が壊れたと、陽子や母親に無言電話し、中傷メールしたのでした。

そして陽子を襲った。

一連のことでDVがばれたわけで陽子の中でカナコの目のあざがフラッシュ。


李は「あのゆとり、日本語通じない」と言ってますけど誰のことなの?(爆笑

ゆとりというとちょっと前まで日本はゆとり教育でした。それを李が言うとやたらおかしくて。。

カナコがウソついたから信じられないとナオミが言うのを日本人みたいに小さいと言うのがまた爆笑。

李は自分だったら謝るし、損か得かで考え、得なら最終的にはつきあうという。

今は派手な黄色のコートの女が勘付いたから仲直りしないと損だと忠告するのでした。

派手な黄色というのがまた爆笑。陽子のコートが目立ちすぎました。

でも陽子が敵だと李はわかってるわけです。


マンションの防犯映像は本社のサーバーにデータが残っていました。

陽子と探偵は全部見ました。

達郎が帰宅したあとにナオミがやってきて、二人で重たい大きな荷物を運び出し

車にのせ、駐車場から出て行ったことも。

犯罪のストーリーができあがりました。

探偵は言いにくそうですが陽子は達郎の死を察知し、ショックでへたり込みました。


電話しても通じないからカナコはナオミ宅に直接やってきました。

データを陽子たちに見られたからすでに犯罪は気付いてる。警察がくるのも時間の問題。

絶対に捕まってほしくないから1人ですぐに逃げてほしいと言いにやってきたのでした。

そのタイミングでバッグが落ち、母子手帳を見られてしまいました。

父親は達郎。無理に相手させられたという。

しかしカナコは産むという。

もう子供の前で暴力振るう父親はいないから。

子供は私の子供なの。小さな手を握り散歩し柔らかい髪を撫で優しい母になる。

自分がいたらナオミの足手まといになるから一人ですぐに逃げきってほしいと。


ナオミは退職願を書き、家を整理し逃亡の準備に入りました。

あずかっていたダイスケもペットホテルに。


帰宅したカナコを陽子が待ち伏せ。

中国人の林を替え玉にして達郎を殺したことを知っているのだと言いますが、

カナコはシラをきり、「何のことだかわかりません」」と言い返しました。

「自殺して頂戴。悲劇の妻を演じて。」

死んでもらったほうがDVもばれずに都合がいいから。

私は達郎さんを殺してません。

上海にいったのではないですか?というカナコ。

たとえ暴力振るったとしても、殺すことないじゃない。たった一人の弟なのよ。

私には何の事だかわかりませんと冷たく応えるカナコでした。

再び平手打ちされるカナコ。

死よりも辛い現実が待ってるときつく言い渡して陽子は帰って行きました。


翌朝、カナコも荷物を詰め終えて、出ようとしたらナオミがやってきました。

一緒に逃げると言います。

どうやってもカナコを切り捨てられない。

それに逃げて子供産んでどうやって一人で育てるの?

私も一緒に育てる。

子供に父親の事をウソをつくならそれが本当になるくらいの覚悟を持って一緒に育てよう。

李を頼り、中国に行こうと言うナオミ。

友情復活した二人がエントランスから出ようとしたら警察がカナコに任意同行を求めるのでした。

そして陽子も車で乗りつけました。


***

ふう~~

やはり、ドキドキさせるラストになるわけね。

ここまできたら、もう逃げ切ってほしいと思わせる上手い展開でしたけど、

任意同行が来ちゃいました。


しかし、この二人の甘さといったら本当にアマちゃんすぎる。

ゆとりといったら、むしろこの二人の方がよっぽどゆとりなんでは?

そもそも犯罪者って、そのあとからびくびく用心深くするとかいうじゃない?

陽子が来ても警戒もせず、盗聴されてるあたりの甘さには驚きます。


しかし今週のカナコはオドオドしつつもきっぱり陽子に言い返していて

今までになく強く見えたのでした。

母親になる覚悟ができて多少は強くなったのかもしれない。

しかし別々に逃げるのはいいとしても、カナコは妊娠してどこに逃げるつもりだったのか?

しかもその後のことも何も考えてないみたいだし、本当にいきあたりばったりというところ。

そんなカナコだからナオミも切り捨てられないわけで・・

共犯者が一緒にいるよりは、関係を断った方がむしろ安全みたいですが、

どっちにしろ、後先考えないのは二人共に同じなのでしょうがないのね。

てか、親友で共犯者と言うドラマなわけですし。


それにしても陽子がやってきて

カナコにDV達郎のことは一言も謝らず、死んでくれと言い放つあたりはすさまじいね。

母親も陽子も狂ってる。達郎がDVに育つわけだ。

そして、林さんはおとなしく引き下がり、この人も番狂わせな登場ばかりしておかしいやらでした。


最終的に李と林さんが二人を助けてくれるのか?

それとも逮捕なのか?

最終回が楽しみでなりません。。。




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