「監護者指定」を請求するという光が見えた。
今回はラス前だというのにかわいい坊やの姿がほとんどみられずがっかりでした。

子供がアレコレするドラマを見たくて視聴続けてきたのよね。

長い失意の末ようやく「監護権」獲得へと動く気配が見えたラストでした。


「はじめまして、愛しています。 第8話」

監護権とは「カバチタ」レというドラマだったかで初めて聞いた単語でした。

離婚する際、子供の「親権」を要求して争うわけですが、事情があって親権を父親にとられた母親が

「監護権」を勝ち取り結局は一緒に暮らすことができていたという話を思い出しました。

梅田夫妻にとっては紙の上でどうであろうと現実に一緒に暮らせることが大事だし、

ハジメちゃんの成長にとってもそれは必要なことに見えるので、

あとは相手がハジメを養育する資質に欠けることが証明できればいいのよね。。

それが上手くいけばいいのだけど実際は奇跡に近いと堂本(余)が言ってました。


でもとりあえず、梅田実家と追川実家の真っ暗闇に明るい光が射した回でもありました。

まず梅田夫妻は、ハジメ君がいなくなったことですっかりさびしくなり

ついに長野までいくのですが、様子を見る限りハジメはお手伝いさんが育てている状況の様子。

ハジメ(ヒカリ)を抱いたことで誘拐という富田靖子登場で警察沙汰になるところでした。

洋服もかわいいの着せられてたけれど大事にしていたおもちゃのピアノも捨てられ

決して楽しい生活できてるわけじゃないのは見届けた。

美奈(尾野)は感情的で、信次(江口)が冷静になるという今までと逆な展開ですが

それにより二人はお互いを傷つけついに美奈は家出してしまいます。


美奈が消えた家で、その結果酒びたりになった信次。

そこにアル中の母親(浅茅)が現れて酒だけは・・(やめてちょうだい)というのが相当な皮肉です。

信次にとっては亡くなった父親と兄が劣等感の元なのでした。

母(浅茅)がそれほどまでに父親のもとに行きたがり酒びたりになっていたからですが、

弟妹のために必死にがんばってきた信次には母親の不在は大きかったし、

今更謝られてもほっといてくれの気持ち。

だが介護士(もこみちの相手の方)が、信次を甘えていると断罪しました。

まるでハジメの試し行動と同じ、お母さんの愛を求めている姿と重なるというのでした。

加えて、もこみちや坂井真紀の応援が多少効果がありました。

自分たちに頼ってくれとか・・それは・・無理だと思うぞ。

そうそうもこみちはついに父親になる決心したというのでこの件は良かったのでした。

梅田実家にはこれまで抱えていたつきものが落ちたようなスッキリ感が漂いました。


一方で美奈は家出をした足で母親のお墓詣りに向かいます。

母は美奈と心中しようとしたけれど結果として自分一人だけ天国に行ったようでした。

父の追川(藤達也)も現れたので、美奈は母のお墓詣りをする父の事が意外に映り少し見直した様子です。

実家に戻りますがいつまでもいていいと言ってくれる父でした。

ブラームスの二重協奏曲は親友と仲直りした曲だからと勧めています。

でもこの追川父も不器用なのか自分の言葉で言えないわけで

その代りに「音楽」を語ることで解釈を相手にゆだねるところがあるのです。

だが今回の美奈はハジメや信次のことで父親として言ってほしいと要求しました。

しばらくしてリハに行った父が戻りコンサートをキャンセルするという話になっています。

才能がなくなり醜態さらすより引退したいという。

秘書は追川の演奏で一人でも多くの人に幸せになってほしいと語るのですが。

追川は海外の演奏だと失望や落胆が人々から聞こえてくる上に

自分自身が音楽を美しく聞こえないという悩みが発生している様子。

美奈は何も言えません。

追川は美奈に向かい謝罪しました。

自分は夫としても子供の父親としてもなるべきじゃなかった。

音楽ばかり愛して家族を愛せなかったと。

だが、美奈はハジメを育てて愛があったし、この上ない美しい光景だった。

信次は日本で最高のバカで、自分と違い愛のあふれる素晴らしい夫だから本物の父親。

だから信次を手放してはダメだと諭すのでした。

ハジメも何があっても取り戻せ。

この言葉で美奈は決心しました。


家に戻り信次と二人再び長野へ。

梅田夫妻はハジメがお手伝いさんと幼稚園から帰ってくるところに遭遇しました。

僕おうちに帰りたいと言っています。

そこに黒川親子(富田&志田)登場。

美奈は話し合いに応じて欲しい、さもなくば「監護権指定」を請求すると言いました。

ピアノも何度捨てられても持ってきますから。

嘲笑しながらそんなことで勝てると思ってるのかと富田が言います。

信じることにしたんです。

あきらめなければ奇跡は必ず起きると。

***

志田未来ちゃんがおどおどした母親で登場していますが

ゴヤのおぞましい絵を見ていたのよね。

あの富田祖母に育てられたらこうなるのもわかる気がしますし、

だから精神科に入院だったのかもしれない・・


もしもハジメが楽しそうにピアノ弾いてたとか親子で遊んでいたとかそういう様子が

遠目からでもわかるなら、梅田夫妻もあきらめたでしょうが

寂しそうな顔してお家に帰りたいなんて言うハジメが不憫でならないのよね。

しかも美奈にがっちりと抱きついてきたあの様子は引き離すのは辛かったはず。

病院経営の富田祖母は地元では裕福でしょうし、力もありそうですが

そういう意味なら美奈の父追川だって世界的指揮者だから名声的には負けてないのよね。

裁判になったら追川が証言してくれると思っていたので

富田祖母に押し切られていたこれまでの展開は歯がゆかったし、

もう行き着くところまで行った方がいいのかもしれないですね。


それでも一番大事なのはハジメの幸せなので

誰もが納得できる解決を期待しています。

初回の「天国と地獄」という件がまだ引っかかってるのですが、

もう十分地獄を見たから

「天国」を見せて欲しいと思います。

次回、最終回。

Secret

TrackBackURL
→http://eri0309.blog98.fc2.com/tb.php/2016-4b97ce6c