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今週は父親の気持ちに焦点があてられました。

中学生ぐらいの子にはだんだん疎ましくなってくる存在か。



序盤、タイショウに絡み裕美が勉強教えるなどと言っていましたが、

これは本気のようです。

サトケン。お休みです。父親に野球の道具を捨てられて大暴れし

学校も欠席。引きこもってしまったのでした。

部屋が壊れ、モノが散乱していますが本人はベッドに横になったまま

動いていないようです。父親は学校を休むことで取り返しがつかないと、

青嵐に合格するためにはちゃんと学校に行くようにノックしていますが

無視するサトケンです。

でも夜中にこっそり家を出ていました。

行く先はいつもの河川敷?(橋の下?)


養護学校に勤める乙女先生。

乙女の帰りの遅い日は、男二人の食事ですが文句ばかりのようですね。

金八さんとしては乙女が誰と付き合ってるのか気になるところ。

夜中の1時に帰ってきた乙女。

下で待っていた金八父さんに正座して報告。

乙女の彼は、10歳上で、バツイチでしかも子供が一人いる人。

あわわです。思わず仏壇に報告するお父さん。。。

一緒に暮らしたいけれど、結婚しないという彼の言うとおりにすると。

そんな、結婚する気のない人と一緒に暮らしていいの??

真剣に考えてるなんて・・・お父さん、そら辛いよ!!


そしてサトケンの異変を告げる裕美と悠司。

メールの返事がこないこと、夜、河川敷にいたこと・・

いつもならボール投げして練習しているのに、グローブも持ってなかった。

さっそく家庭訪問した金八先生ですが風邪だという母親です。

会わせてほしいといい二階に案内されたものの、返事をしないサトケン。

心の扉を開くまでノックしましょうといい、帰ろうとしたら父親の帰宅。

素っ気無く来週は登校させると言う父親。

随分感じの悪いお父さんで金八先生も戸惑ってます。。

しかし、その後の飲み会で、サトケンの父親が「明和大付属」の話を

断ったと聞いてびっくりする金八先生です。

乙女の話はかなり深刻でつい涙してしまうのが父親。


裕美はサトケンとは幼なじみか仲良しのようです。

メールを送ってあげてとポスターに書いて貼っていました。

あまりにもサトケンを心配するのでタイショウがサトケンに気があるの

かと言いましたがそれはあんまりだと、裕美はタイショウが好きみたい

ですから。皆にちょっと怒られていたタイショウです。

そんなわけで一緒にサトケンの家に行きますが、熱があるからと

体よく追い払われてしまうのでした。

裕美の家の前で別れようとしたのですが、社会のノートを貸すからと言

われ店に入ったタイショウ。裕美だとばかり思っていたら、父親が現れ

包丁を研ぎだします。その包丁で辻斬りだとか脅かすので、タイショウ

もびびって外に出てしまったのでした。

裕美はいつものようにお手伝いしてます。そこに金八先生が現れ、

父親同士の気持ちが通じていますね^^

そしてサトケンの話。父親は昔は野球に熱心で土日といったら応援しま

くり、サトケンもプロ野球の選手になることを夢みていたそう。

ところが会社の支店長になってから人が変わってしまったという。

サトケンは家族三人の写真を見ています。昔を思い出してるのか?

金八先生も意外な話に驚きつつ帰っていきました。



翌日。タイショウは裕美の父親がヤクザではないかと裕美をからかいます。

さすがに裕美はショック。大泣きしてタイショウに食ってかかりました。

金八先生が現れ、その理由を知り、そこから山上憶良の授業へと続きます。

しかしタイショウの両親は酒ばかりのみ、母も見てみぬふりの家庭?

そこからみんな親はうざいと言い出しました。


山上憶良の授業。

憶良らは今は罷らん、子泣くらむ。

そを負う母も吾を待つらむそ。

子供や妻が自分を待ってるかもしれないから楽しい宴の途中だけど

帰って行ったという歌。

ここから一番最初の父親の思い出を話すように言う金八先生。

金魚すくいのお父さん。

遠足に来てくれたけど母親の中で父ひとり。馴染めなくて道端でおにぎ

りを食べたお父さん。


銀も金も玉も何せむに。

勝れる宝、子に及かめやも。

私にとってこの世の宝は我が子です。


ジャングルジムから落ちた自分の手を握ってくれた。

パソコンをセットアップしてくれた。

デパートで迷子になったときに現れたお父さんがめっちゃ優しかった。

裕美の父親の記憶は橋を渡ったときにおんぶされた思い出。

おんぶという言葉に金八さんが教科書に載ってない歌を披露。


若ければ道行きしらし、幣は為む

黄泉の使ひ、負ひて通らせ。

この子はまだ子供でちゃんと歩けないかもしれないから

死者の国に連れて行く使いの人よ、お礼をするから

おんぶして連れて行って欲しい。

この歌でぐぐぐぐ~~っとお父さんの愛が伝わり涙。


このように父親は子供を思っているもの。

最初からウザい親なんていないんだよ・・

愛というのはとっても大きい感情だから言葉にしてはなかなか伝わらない。

だからお父さんは無口になってしまう・・

だんだん金八先生も乙女ちゃんのことが頭を占めてきています。

父と母に愛され成長し、思春期を迎え、人を愛するようになる。

ここからルールがガラッとかわります・・

どんどん熱を帯びてくる金八先生がいつもと雰囲気が違う事に生徒達も

気づきます・・ついに金八先生。。涙・・およよ

親はさ、こどものことを愛してる・・特に父親はさ・・心配なんだよ・・あわわ・・

ちょっと休む。いろいろあったんだよ。

長谷川が心配して、学級委員、水持ってきてと言ったり。

こんな金八先生の様子を見たタイショウ。

ちょっと真面目な気分になったのですね。

再び裕美の店に行きました。


「何の用だ」

「いや、そのお・・裕美に謝ろうかなと思って」

「いねえよ」

座るように促され素直に座ったタイショウ。

で、何謝んだよ?え・・やっぱり俺帰ります・・と出て行こうとしたら

寿司を出してくれました。

食え!

ヤベエ、うめええ!!

裕美のお父さん、瞬間の笑顔!!





父親って、本当に子供にとっては無言の道しるべ?

一生懸命働いてもお母さんほど恩を感じにくい存在かもね。

で、中学ぐらいの女子なんかはすでにゴミ扱いし始めるし悲しい><

でも、愛してるのはみんな同じよね。

あまりにも愛が大きすぎて無口になるって金八先生が言ってたけど

うまい表現だわ。

この悲哀を乗り越えて、再び父権復活するのは

子供が自立したりするころなんでしょうか?

お父さんを偉大だと見直すのは同じ境遇にたったころかなあ。

子供が小さいうちはなりふり構わず親バカ全開で可愛がっていいのね。

サトケンの話はまた持ち越しですね。

野球を捨てても、学歴を持ったほうがいいと思うことが会社の人事に

あったということなんでしょうかね。


タイショウは裕美のお父さんに気に入られたみたい。

学力に難があるようで高校もレベルが下の方でいいと言ってましたし、

そんならいっそ寿司職人を目指すなんてことはない??

タイショウの両親は冷え切った雰囲気の家庭みたいだから

裕美のお父さんのように娘に熱くなれるのはある意味憧れもあるかも。



しかし、乙女ちゃん!これは大変なことになりましたね。

金八先生でなくても相手を良く考えたほうがいいような気がする。

でもこういう障害って本人達には盛り上がるんだろうな・・・

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