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11/30/2007 医龍2 第8話
小高先生@大塚寧々はチョコレートを捨てることができたのね。
本郷奏多くん@トモキの屈折したナイーブな役どころがハマってました。



若いときの写真を見ている善田院長。善田院長の隣に野口。これってご本人?そっくりさん?

本当に若いときの写真みたいです・・・

野口に向かって「俺がメイシンをつぶす!」と啖呵を切ったことを思い出していました。


小高は屋上でチョコレートを食べています。

そこに黒田家一同がいます。トモキは学校にいきなさい、と父親が。弁護士バッジ。

木原@イケテツはまた北洋の伊集院@小池徹平に遊びにきてます。

ま、小高狙いですが。伊集院は先輩の腕を見て差を感じたそうでかなり凹んでいます。

そして小高は退職願をしのばせて院長室に行きますが留守だと聞いていました。

先ほどの弁護士黒田はトモキの父親。

トモキは医療ミスで低酸素脳症になり片半身が麻痺した状態で車イスで登校。

黒田は医療裁判を扱う事になったのはこの医療ミスがきっかけだと言いました。

そしてトモキに二度と辛い思いをさせないためにも手術スタッフを事前に教えてほしいといい

ます。その医療ミスが麻酔事故だというのでてっきり小高先生がミスったのかと思ったらそれ

は違う先生でした。

帰りの廊下ですが、小高とすれ違った黒田は「この女がむちゃくちゃにしたんです」と

きつい調子で罵ります。小高がうつむくようにしているのがいつもと違うので朝田も藤吉も

意外な顔でした。


野口は善田と同じ写真をシュレッダーにかけています。

こいつだけは居なくなれと思う人間が世の中にいるものです。

それが何か?鬼頭は関係ない話には興味がないようです。

野口のもとに来たのは別の用事。

サイトビジットの正式な日程が決定したという。

心臓移植関連学会、協議会のメンバーが実際に施設を訪れて移植実施施設にふさわしいか

どうかを審査することだそうです。認可の最重要関門。人生最大の大事な日になるという。


帰りかけた黒田でしたが小高がオペに加わるのはダメだと言い出しました。

小高はトモキの母親。小高がまだ学生のうちに結婚してトモキが生まれたという。

麻酔科医となった小高はあっというまに多忙を極め育児どころではない仕事三昧の日々。

トモキの誕生日にその事故は起きたといいます。

その日夜7時には帰ると告げていたそうですが、急なオペが入ったようで、時間を忘れて

オペに没頭したということです。黒田が帰宅したときには喘息の重積発作で倒れていたそうで

す。救急車で運び込まれた当直の麻酔科は挿管できずに心停止。心臓マッサージで回復す

るも5分以上も循環停止となって脳にダメージを負い、片半身麻痺で以後車イスの生活。

トモキをあんな目にあわせた女を絶対に許せなかったという黒田。

離婚して親権をとりあげ、それ以来トモキにも会わせてないといいます。

この説明を聞いているとむずむずと気持ちの悪い違和感がこみあげてくるのですが。

小高がオペに入ったのは仕事だからしょうがないと思うし、家政婦がいたなら小高が帰る前に

まだ2~3歳ぐらいのトモキを一人にして帰るというのが解せないし、そもそもそれだけ忙しい

麻酔医を妻に持つなら父親としても協力すべきことがもっとあったのでは?

全部小高の責任で子供にあわせないというのも変です。

小高はこの件のショックが尾をひいて以来、自分を責め続けオペに入ることがなかった。

他の麻酔医がしたことなのにね。小高の責任って強いて言えばオペに入る前に電話一本

入れてあげればよかったということですよね。

黒田は北洋でオペしてほしいが小高はスタッフからはずす事が条件だという。

つじつまの合わないような感情だけのストーリーがちょっと違和感です。

今の奥さんはトモキのリハビリの先生なのだという。

朝田に川崎病の冠動脈流ときいている小高。オペ適用だといわれています。

子供はトモキは来たの?明日術前検査にくる。そう・・だまって去っていきました。



イーグルパートナー。

北洋の破綻は時間の問題だと言う片岡。その根拠はなにかと問われ言葉に詰まってます。

帰りエスカレーターで思わず拳を叩いていました。そこに善田が現れます。野口はすでに

ゴールドバーグブラザーズと手を組んでいるといいます。え?片岡は知らなかったのです。

野口は周りの善意を利用して上っていき、犠牲になるのは患者だけ。


検査に来たトモキを影からみている母親。トモキも顔を合わせますが目をそらしました。

外山のオペの助手をした伊集院は外山の完璧な手技を見て自分との差が著しいと落ち込む

のでしたが、野村がなぐさめています。マイペースでやればいいじゃないですか。


検査着のトモキを影で見ている小高。事故のあった日、トモキは早く帰るといった母親の言葉

を信じて喘息を我慢して待っていたという黒田。そしてカバンから手紙を取り出し渡しました。

過去にトモキに送り続けた手紙だったようです。

追い討ちをかけることでやり場のない怒りを出すというのも弁護士らしからぬ黒田。

トモキはリハビリを続けあと数年で元通りに歩けるようになる見込みがたったそうです。

力なく去っていく小高。この人はほとんどしゃべりませんね。


冠動脈のバイパスは伊集院がエキスパートだそうで前立ち。本人はかなり暗い顔をしています。

譲ってやったという外山。プレッシャーなのかなあ。


トモキと戯れる小高。お父さんの留守にチョコレートを内緒で食べるというのが楽しい親子。

バーでチョコレートを食べながらひとり酒を飲んでいると隣に荒瀬が座りました。

このバーは荒瀬が麻酔論文を書いてたくさんの命を奪って、浴びるように酒を飲んでたゆかりの店。

小高だけが荒瀬につきあってくれたといいました。誰がなんと言おうと一流の麻酔医だ。



伊集院は落ち込みが激しいようですね。外山の技術がすごいらしい。

松平が慰めているのですが席を立ってしまったよ・・


そしてオペ当日。

運ばれていくトモキ。朝田の顔をすがるように見る小高。よろしくお願いします。

何も言わないけれどお互いに通じるのがドラマです。


これより川崎病の冠動脈瘤に対する感動脈バイパス術を行う。

オペが始まりました。

肺が出てきて視野が取れないから呼吸を調節してくれと麻酔医に言っていますが・・。

再び呼吸をちゃんとしてくれという声があがります。

今度は血圧に難がでてきています。上から見ている小高は気が気じゃない様子。

そこに警告音。血圧の急激な上昇で感動脈瘤が破裂したと藤吉が解説。

輸血の準備、カニューレなど声が飛び交い慌しくなっています。

血圧低下40です。そこに外山が自分がやると伊集院をおしのけました。

そしてママ、小高がオペ室に入ろうとします。阻止する黒田。状況がわかってないのね。

いくら憎まれてもいいといいます。まず生きていくことが大事。この場を乗り切らないと。

そこから急にてきぱきとした指示が出されました。

手術の流れが変わったように見えます。

そしてオペは成功。


術後のケアに寄る朝田です。

朝田に頭を下げる両親ですがオペの成功は小高のおかげだと言うのでした。

外にいる小高のそばに来た黒田。

つき返した手紙は本当はトモキがこっそり机に入れていたという。

トモキは母親を求めてたんです。

オペ室に入るなとは言ったけど病室に入るなとは言ってない。

黒田としても精一杯の気持ちだったのでしょう。

小高はすぐに走り出しました。

病室に入っても何を話していいかわからない。つい検査のことが・・汗・・汗・・

でもトモキがチョコレートを出してくれました。売店で売ってたと。

お父さんには内緒だよ。昔の二人の合言葉がでてきました。笑顔の二人。

待ってたよ。ずっと待ってた。来てくれると思ってた。・・おかあさん・・・

号泣の小高。

唇に人差し指をあてる二人。



小高はもうチョコレートに頼りません。

朝田が通りかかったとき、チョコ中毒が直ったという小高でした。

振り向いた朝田は、お前の力が必要だとレントゲンを出しています・・・。

誰の?何だろう・・?みんなを集めろ。



鬼頭と野口。

認可になったら大々的に会見を開いてメイシンブランドを世に知らしめるという。

でも鬼頭は認定のために来たのじゃなくて世界最高水準の医療実現のためにきたと。

レポートを渡していました。


善田を訪ねた片岡ですが野口はまだゴールドバーグブラザーズと条件提示などを交わして

ないと言います。でも片岡が切られるのは時間の問題。

野口はただのブランドとして認定施設がほしいだけ。結果として患者を裏切ることになる。

・・移植を心待ち?・・・片岡のマスコットが揺れました。

私とパートナーになりませんか?ウインウインのかにかにサインをする善田。



そのころ、野口が笑っています。大笑いというか高笑いというかものすごい笑いです。

しかしそこで胸をおさえて倒れました。

野口先生心臓に病気があったの?


皆を集めろと言った朝田の言葉に全員が集まりました。

チームドラゴンが北洋にもできたのです。

でも伊集院てば一人外にいます・・・まだ落ち込んでるのか・・

                    


小高の抱えた過去の苦しみはよくわかったけれど

どうも状況が間違った方向を恨んでいるというか変です。

手っ取り早く憎む相手をみつけることで

生きていく原動力としていたのかもしれないですけどね。

でも本当の医療裁判としたらそのゴウダとかいうミスした医師が相手ですから~

とかなんとか言いながらも母と子の再会というのがちょっとうるっとさせられました。

これで小高が立ち直れて医師として活躍できそうです。

長い長い時間がかかったようですがその間、小高は何をしていたんでしょうね。

オペには入らないけれど麻酔医としては仕事があるのね・・?

ということで今週も一人チームに加わりました。


善田が片岡を引き込み、野口が倒れた今、

北洋が大きく飛躍しそうですね・・


伊集院の悩みは深そうだけど、早く立ち直ってほしいものです。

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