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高2の夏、神谷新二(内博貴)は、引退する先輩・守屋(北条隆博)から、陸上部の部長を引き受けて欲しい、
と頼まれる。ここ春高陸上部をいい場所にしてくれ、という守屋の思いを受け止めた新二は、仲間たちや後輩にも心配りをしながら、厳しい練習を続ける。

ある日、新二は、Jリーグで活躍する兄・健一(錦戸亮)に呼び出される。健一は、新二をスポーツ店に連れて行くと、部長になったお祝いだ、といってスパイクをプレゼントした。新二は、いつか自分の試合を見に来て欲しい、と健一に言うと、そのスパイクを大事そうに抱きしめた。

そんな折、新二は、若菜(福田沙紀)から相談を持ちかけられる。短距離選手だった若菜は、顧問の三輪(内村光良)から、中長距離に転向しないかと持ちかけられて悩んでいるのだという。新二は、そんな若菜に、やれるかもしれない可能性があるのだから中長距離を頑張ってみたらどうか、とアドバイスした。その言葉に励まされた若菜は、短距離から中長距離への転向を決意する。

ある日の部活終わり、部室の外で偶然出くわした新二と若菜。なんとなく一緒に帰り始めると、新二の元に、母(長野里美)からのメールが届く。健一が久しぶりに戻ってきたから早く帰ってくるように、という内容だった。新二は、健一に会ってみたい、という若菜を家に誘った。

若菜は、新二の父(浅野和之)、母、そして健一らと一緒に食事をする。そこで、新二が健一を心から慕っていることを実感する若菜。新二は、兄のことは大好きだが、凄すぎて同じ男として苦しい、と正直に若菜に告白した。すると若菜は、いつも上を見て一生懸命やっている新二の方が凄い、と新二に告げる。

新人戦関東選抜大会の日がやってきた。スタンドには新二の両親も応援にかけつけていた。新二は、健一からもらったスパイクを履いて試合に臨んだ。春野台高校は、桃内(中村友也)、連(長谷川純)、根岸(遠藤雄弥)、新二というメンバーで4継=4×100mリレーの予選に挑み、トップでゴールする。

新二は、スパイクを手に、両親のいる観客席へと駆け上がった。ところがそこに、健一が事故にあったという知らせが届く。人ごみの中で、エスカレーターから転落したのだという。

試合を終えた新二は、健一が収容されている病院へと急いだ。健一は、幸い命には別状なかったが、落ちてきた人の下敷きになって右膝のじん帯と半月板を損傷してしまったらしい。と、そのとき、眠っていた健一が目を覚ます。そこで健一は、チームジャージ姿の新二を冷たい目でにらむと、そんな恰好で病院に来るな、と怒鳴りつけた。健一の態度に激しいショックを受けた新二は…。


部長新二@内博貴の誕生です。

いい場所にして欲しいという守屋の気持ちを受け継いできっといい部にしようと思ったのね。

兄の健一@錦戸亮からのスニーカーのプレゼントは嬉しいシーンでしたね。

スパイクが何とも軽そうで履き心地が良さそうでした。

試合を見にきてほしいと兄に言う新二がなんかかわいいね。

かなわない兄だけど兄に見て欲しい気持ちが健気です。

そして若菜@福田沙紀に相談をもちかけられる新二。

長距離に変わることに対して悩んでいたらしいですが、言葉を交わすだけでかなり浮かれて

います。一緒に帰ろうというと二つ返事なので倒れる新二に爆笑!!

若菜は結局、可能性にかけて長距離に変更した様子。



二人で帰るところに母からメールが。健一が帰ってきたから焼肉だそうです。

一緒にくる?と試しに言ってみたらこれまた二つ返事で、倒れる新二。お茶目ですね。

食事風景は和やかでした。健一のトロフィーとかいろんなものがあって兄の凄さを見せられて

いる若菜です。お兄さんの事本当に大好きなのね。若菜は素直に感嘆していますが、

新二はちょっと苦しい胸の内を打ち明けます。

うん、大好きだけど凄すぎて届かなくて苦しいんだ。同じ男として。

そうか・・それってわかるかもね。家族にスーパースターがいたらちょっとひがんでしまうかも

だからそれでも兄に届こうと思って必死な新二はまっすぐな性格でそれも美点ですね。

若菜もそこは感じています。

あんな大きな才能を持っている人に届こうとしてる。いつも前を向いて一生懸命に。すごい。

・・・あ・・・ありがとう・・ちょっと嬉しいですね。



そして関東大会の新人戦。両親が見に来ています。

4継なのでアンカーが新二。スパイクを見つめて必死に走りました。

掲示板をみたら見事1位で通過。

大喜びで両親のところに駆けつけると兄の健一がエスカレーターから転落したという知らせが

入っていました。人ごみの中で転落。悪い予感が胸をかすめます。思わずスパイクを落とす新二。



病院に駆けつけてみたら健一は命に別状はないものの、半月板損傷とのこと。

サッカーができるのかどうかも分からない状況。目を覚ました健一は駆けつけた新二に

チームジャージで病院に来るなと叫ぶのでした。帰ってくれ!帰れ!

健一の言葉にかなりショックな新二でした。


真っ暗な家に帰った新二はジャージを縫いでイスの背にかけたまま、休部することにしたようです。

内村顧問は無理にでも元気付けろというのですが、かなり気落ちしている新二です。

すっかり元気をなくして、引きこもりみたいな新二になっていました。

父親がリレーの事を褒めても兄の言葉のショックから立ち直れてないようです。

代わりに父親が謝っていますが、新二は兄が元通りにサッカーができないかもしれないことが

心配だというのでした。

連も新二の様子を心配して見にきていますが、どのくらい休んでいるのか全く部にはでていない新二。

100Mの夢をみるという。連や仙波やその先には健ちゃんもいて快調に飛ばして抜いたとたん

ひざが壊れてしまうという夢らしい。

おかげで走れなくなった新二でした。



ある日、登校前の新二のところに若菜が来ました。

お願いがあり、翌日のマラソンを見に来て欲しいというのです。

可能性があると言ってくれた新二の言葉を思い出して頑張れるという若菜。そして皆も待ってると。

若菜の言葉を思い出しながらスパイクを見ていると健一から電話がかかります。

以前、声を荒げてしまったことで気が動転していたからと謝るのです。部活頑張れと。

しかし新二は健一の足はこの世にたった一つの大事な足だから自分が事故に遭えばよかっ

たと言ってしまうのでした。

さすがに健一も戸惑いを覚えて、黙れと怒りますが、自分の言ったことも覚えてないそうで

悪かったといいながらも、気にしないで早く寝ろというのでした。

お互いを思うなかなか麗しい兄弟。

結局一睡もできなかった新二のようですが、出発の時刻には間に合わなかったようです。

次々と電話が鳴ったのですが出なかった新二。

最後の若菜の電話で終わったのですが、そこから子供時代の自分たちを思い出します。

やるからには高い目標を持てという健一の後を一生懸命に走って付いていく新二。

そしてようやく吹っ切れたように外に飛び出していきました。

両親が顔を見合わせて嬉しそうに笑ったのがよくできています。

駅伝は始まっていたのですが、たすきをかけて走る谷村美月さんを応援してました。

次は入り江。

若菜も見えます。

谷口ファイト!頑張れ!頑張れ谷口!

泣きながら応援する新二はそのまま路上に座り込みます。

涙腺が壊れたという新二です。自分よりも健ちゃんの方が辛いからとずっと泣けなかったとい

う新二に連が上着をかけてくれました。

やっぱり走りたいと思ったと泣きながらいう新二ですが、いつのまにか後ろに全員揃っています。

一人ひとり、涙でもどって来いのセリフです。

感動のラストシーン。


走るのって気持ちいいよな。

連が皆の声をまとめてくれたのでした。




2話は新二の葛藤がよく出ていました。

健ちゃんを慕う新二にとっては健ちゃんの怪我は自分の事以上に辛い出来事でした。

しかももとのようにサッカーできるかどうかも分からない。

走れなくなっていく新二。

昨日よりはよかったですね。

今回のツボは若菜と話すたびに倒れる新二でした。

こういうひょうきんでお茶目なところが人気なんでしょうね。


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