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柚子の事が気になってずっと見ていました。
先週あたりから弟、蓮の結婚問題が浮上しています。

連は柚子を一生面倒みていくと心に誓っていたので恋人にも一方的に距離を置いていました。

また夏梅の方でも柚子を連の恋人だと誤解していたんですね。

一見しても常人とは違う雰囲気ですが、しゃべってもさほど気づかれない程度の軽い障害ということに

なるんでしょうか。

そこで柚子が変わりました。

連が幸せになるためには自分が仕事を持てば経済的自立につながると思った様子。

そして夏梅も柚子を理解しようとボランティアを始めます。

すごく美しいというか・・羨ましいくらい気持ちの素直な夏梅に感動すら覚えます。

先週のエピでは柚子が失敗するのを夏梅が自分のせいだと責めるシーンもありましたが

家族じゃないですし予測困難ですよね。

他人が障害を理解していくという構図は絶対に必要ですよね。


しかし、連が夏梅の父親に正直に柚子のことを話すあたりから涙です。

家族に障害があるとき、結婚には「障害」となりそうですね。

これは現実として直視しなければならない出来事だと思いました。

単純に面倒をみることならいいのですが、遺伝があるのかもしれないという危惧はあります。

ただ、「誰にでも可能性がある」と言った紺野さんの言葉は光りました。

どんなに劣悪な遺伝子を排除したところで、それでも可能性はあるそうです。0.3%でしたっけ?

それにお産の時にもトラブルがあれば障害が残ります。

どんな人にも神様は平等にその可能性を残しているんですね。

もしかしたら「自分」だったかもしれないと考えたらその神のいたずらをすり抜けた自分に感謝するか

試練を与えられた人が神に感謝するべきなのか、厳粛な気持ちになってしまいます。

そして柚子の亡くなった父親が「自分の大事な子供だ」と言い切った事にも涙でした。

平岡祐太が非常にすばらしい弟、連を好演しています。

今までで一番いい役だと思います。


偶然知り合っていた柚子が連の婚約者の父親という図はドラマなので笑えますが、

最終的に、父親が柚子の気立てのいいところを認めてくれたというシーンはほっとしました。

ドラマ的にはコレでよかったのですね。

辛い現実はどうしても受け入れたくない気分になります・・・

でも実際問題として現実にはどうなるんでしょうか?


もしかしたら「自分だったかもしれない」

この思いをみんな持っていたら、世の中は変わるでしょうか?

現実の世界を優しさで一杯にできるような

もしかしたらそういうドラマになってきてるかもしれません。


以下はHPのあらすじの引用です。



柚子 (香里奈) の後押しもあり 夏梅 (臼田あさ美) と結婚しようと決めた 蓮 (平岡祐太) は、夏梅の両親に会うため藤川家に行った。だが、始めは結婚を了承した 父・啓祐 に、柚子に知的障害のあることなど自分のすべてを話すと、一変して反対される。

偶然、柚子と出会い意気投合した啓祐は、柚子の優しさや純粋さに触れ仲良くできることをうれしく思っていた。だが、柚子が蓮の姉と知らされた途端、柚子を傷つけるようなことに…。

第8話では、パン屋で失敗しながらも働く柚子、それを受け入れてくれたお店の人たち、偏見から、知的障害のある姉がいる蓮との結婚を反対する父親など様々な人たちの気持ちが描かれる。美代子 (岸本加世子) が 琴音 (福田沙紀) に語った柚子が生まれた時の話には心打たれる。また、美代子に悪性腫瘍が見つかったことで、今後の福原家がどうなっていくのか !? いよいよ終盤に向かい、目が離せなくなる。お楽しみに!


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