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タイトルの意味がラストシーンで初めてでました。
いい恋をしたんだねと今なら言えるような穏やかなラストでした。



はぐみ@成海璃子を連れ出した森田でしたが、一足遅かった竹本@生田斗真と花本講師は

悪い予感がしてはぐみを探します。

その頃二人はどこかのビルの屋上にいました。手が元通りに動かないかもしれないという状況に

見舞われたときは恐くて仕方なかったけど、まだ痛みを感じることができるから、それは諦めるなと

言うことだと思う・・・。森田に訥々と話しています。きっとまた森田に褒めてもらえるような絵を描くから。

森田には手が届くはぐみだけどこういうはぐみだからどうしようもないんだと淡々としています。涙で。

たぶん、二人は思い合ってるけれどお互いを自由にして高見を目指すということなんでしょうね。

そういう愛があってもいいですよね。何たってゲージツカだかんね。

そうして捜索中の竹本たちのところに帰っていったはぐと森田の二人でした。

花本先生からかなりしばかれてますわ~~



ぼーっとしているあゆみのところに野宮が鳥取から車を飛ばしてきました。

ずっと泣いてただろう?ちゃんとわかってる野宮。だからもう一人で泣くのはやめよう・・・

大粒の涙があゆみからこぼれました。



はぐみはリハビリ。竹本は宮大工の研究。

森田は卒業制作に没頭。画商は売れるものを作れとうるさい。その辺のものを売っていいというと

大喜びです。この人みたいな現金な人も珍しい。



竹本はママチャリの旅を地図にしゲームをつくりました。はぐみのリハビリらしい。

筆を持たせたりシールを貼ったりなかなか上手いことを考え付きました。

地図をみると東京から北上して岩手まで行ったみたいね。そんな遠くだなんて思わなかったよ~

ステージをクリアしたら旅の思い出を聞かせてくれるそうです。

ゲームと理学療法士のリハビリと二本立てで頑張るはぐみ。みかんを取った話や、大工さんたちに

出合った話をしています。クローバーに切ってノリで貼り付ける作業もできるようになりました。

そしてクレパスで白い部分を塗ってみる。クレパスを持てるようになったはぐみ。

楽しそうに塗りつぶしています。


庄田先生は森田から閑そうだといわれてますが、森田の卒業を見守るのもやや淋しいみたい。

森田ってば8年もいたんだねぇ。木彫りの何かを制作していますが進まないようです。


理花さんは部屋の荷物をだしているところ。あいつなら大丈夫だと花本先生が言っています。

ありのまま全部受け止められてしまったからだって。真山のことですね。


日本地図完成しました。海も渦を巻いて独特のはぐみ風味の地図です。アートだなあ・・・

かなり絶賛している竹本。はぐみもこれでまた絵が描けそうだと自信が持てたといいます。

だから竹本にも自分のやりたいことを頑張ってほしいと今度ははぐみからエールです。

う~ん・・・竹本はやや苦しい顔でしたが、これで決心がつきました。

はぐみも絶対に絵を描くと誓うし、竹本だってこのままじゃいられないはず。


理花を見送る真山。一足先にスペインに行く理花です。真山はビザを待ってから追いかけるようです。

とうとう恋が成就しました。真山は本当に嬉しそうです。理花さんも何気に微笑んでいたのが良かった。


はぐみはまもなく退院。竹本は途中まで作っていた卒業制作に再びとりかかりました。

そして竹本は以前の大工さんに電話。もしまだ席があいてるならもう一度という気持ちでした。

虫がいいとは思うけど、と恐れながらも勇気を出したのが報われた。まだ誰も補充してないとか。

棟梁がよほど竹本を気に入っていたという話です。良かったねえ。これで一歩踏み出しました。


退院祝いと真山の追い出しのパーティ。

みんなで集まるのは最後というのでちょっと暗くなりますが森田が盛り上げようと必死です。

あゆみの父ちゃんがはぐみにラブ攻勢なのがややおかしかったりします。


そして真山は出発。機上の人になりました。

事務所の滝沢沙織とあゆみと一緒にいたところに野宮がプロジェクトとかで東京にもどってきました。

鳥取名物あごちくわというの?おいしいみたいね??本当にあるものなのかな?

滝沢が「幸せにしてやりな」と野宮の肩をつついています。気をきかせて消えるのでした。

あまり元気じゃないというあゆみにドライブに誘う野宮。まだ真山をひきずっているというあゆみ。

思ったより切り替えられないそうです。そういう気持ちで野宮に会うのも野宮にも悪いし自分でも

良くないと思うといいます。そうか・・わかった。黙って聞いていたけど「じゃあね、バイバイ」と

とっとと行ってしまいました。ええ?何この展開・・・

とおもいきや目の前にもどってきた野宮。

俺ねあゆみちゃんのこと好き。正直真山のことをいつまでもひっぱられるのはきつい。

でもそれってさ離れて解決する問題じゃないし、だからさ、一緒にいよう!!

ひえ~さすが野宮はオトナですな。

あゆみも涙でした。ありゃ~手を繋いでるんじゃない??



卒業制作提出期限前日にどこかに消えた森田。とうとう卒業できなかった・・・

庄田先生ゴメン。だって。アパートに帰ったら「竹本また会おう」の貼紙。

アパートに3年分の家賃を前払いしていったそうです。

そしてはぐみには「生涯のライバルと認める」と賞状が。天使のアートの置物みたいでしたが

ロマンチックでしたね。これも森田作なんでしょうか。

森田の目的は世界192カ国に自分のアートを残すことだそうです。出発も行く先もその日の気分。

とりあえず第一カ国は地球儀を回して出たナミビアだそうです。


竹本も卒業制作完成。それを見上げるはぐみは竹本の作品を評しています。

これから竹本に直してもらえる神社やお寺は幸せだといいます。

手をぬいたりずるをしないで心をこめて全力で直してくれる。正面からまっすぐ一生懸命に。

そんな姿が目にうかぶと言ってくれました。

はぐみの評価は的確で嬉しいですね。ありがとうと笑顔になる竹本です。

そしてさようなら。淋しいけれど進まなくてはね。


竹本もいよいよ出発。

アパートに別れを告げることになりました。部屋の外にでようとしたらローマイヤ先輩がクラッカーを。

旅立つときは笑顔の方がいいそうです。いつでも帰っておいで。思わず抱きつく竹本。

すごく包容力のある先輩でした。


長距離バスに乗る竹本。ふと窓外をみるとはぐみがやってきました。外に出てはぐみに会います。

いってらっしゃい。いってきます。また会おうね。うん、絶対だよ。そして差し入れ。バスは出ました。

はぐみから受け取った包みはサンドイッチでした。

ハチミツがたっぷり塗られ、四葉のクローバーが乗っています。

一日に探しても1枚がやっとという四葉のクローバー。どんなに探してくれたんだろうね。

2年間の片思い。上手く行かないと手も出さず諦めていた僕にきっかけをくれたのははぐちゃん。

うまくいかない恋に意味はあるのかと考えていたけれど、意味はあったのだと今ならわかる。

はぐちゃんと出合ったから今の僕がここに「いるんだということ。

時が過ぎて思い出になる日がきっとくる。でも思い出す。あのかけがえのない五人で過ごした日々を。


そして僕は胸を張っていえる。

僕は君を好きになってよかったと。


なきながらサンドイッチを食べる竹本。


桜が舞うなかではぐみはキャンバスに向かっていました。

柔らかな笑顔とともに。





終わりましたね。

全員片思いじゃなかったですね。

真山は悲願の理花さんとスペインに。

真山を恋していたあゆみは野宮のオトナの愛に触れて変わっていきました。


5人中4人が巣立っていき、はぐみ一人取り残されたようです。

斗真ちゃんの半ズボンは終始一貫してたんですね。

寒いような日も変わらず半ズボンでした。

斗真ちゃんのようなかわいさがあるから似合ってたともいえます。

煮え切らないような優柔不断な雰囲気と、優しさのかたまりのような竹本のよさと

両方上手く演じてくれて斗真ちゃん、よくがんばりました。


片思いの恋は辛いけど、はぐみの態度も良かったですね。

恋は恋としておいといて、自分のテーマを見つけることが大事だとエールをくれたはぐみ。

若いのになかなかステキなメッセージでした。

そして宮大工の道を見つけた竹本。今度こそ自分の道をまっすぐ進めそうです。



それにしても森田の奔放ぶりも面白いし、

ローマイヤ先輩の慈愛に満ちた聖者の雰囲気もなかなか愉快でした。

こんな青春を過ごせたというのは本当、一生の宝ですよね。


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