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もう一度私を信じてくれませんか?堂本灯@上戸彩が泣きながら池上享子@富田靖子に訴えました。
初めての仕事に張り切っていたのに、依頼者が事件を起こしてしまった。

夫を刺してしまったのでした。それは自分のせいだと大泣きした灯。

そして享子の娘を施設に預かりにいくことになります。


しかしそんな灯のもとに夫側の弁護士が損害賠償1000万を請求し、示談を求めます。

卑怯です!灯は「池上和彦はドメスティックバイオレンス」だと強くいうのですが、相手は動じません。

「それがどうかしたのか?」弁護士にとっては依頼者が全て。

勝ち取るためなら依頼者の不利など全く関係ないようです。

灯のクライアントは加害者、全治1ヶ月とはいえ実刑を免れるためには池上和彦の嘆願書が必要。

次に会うときには、示談額の提示をお忘れなく。

憎たらしい顔でした・・・・あの例の裁判とかぶってしまいます・・・。


さて児童養護施設に真希を迎えに行くと泣き声がします。真希が他の子のぬいぐるみをちぎったの

でした。でも真希は無表情。保育士が足りないからと言われ、灯が預かることになりました。

その夜、母とちょっとした口論をしてしまった灯。真希を預かったために母親に仕事を休んでほしいと

いうのでしたが母親も保険の仕事があるというので「仕事の重さが違う」と言ってしまったため。

ちょっとした拍子に皿を落としてしまい割れる音が響きます。

その嫌な音に、ベッドにいた真希は父親が母親@享子を殴っていたことを思い出してしまいました。

ぬいぐるみを抱きしめベッドに座っています。

様子を見にいき、毛布をかけようとした灯の手を真希は自分に導きます。

「触っていいよ。パパいつも怒ったときこうするもん。ママとケンカしたあと、いつもパパ触るの。

そしたら、パパ、凄く喜んでママのことをぶたなくなるの。ママにも教えてあげたの」

灯は何のことかわからず混乱しますが、思考がつながりました。そして涙がこぼれます。

ようやく池上享子が何も語らずにいた理由を知ったのでした。

これが世間に知れたらセンセーショナルな話題となり真希の将来は閉ざされてしまう。

真希を抱きしめ涙する灯。


正論しか思いつかない灯は享子への接見でも夫の娘に対する性的虐待の証言をするように勧めます。

証言することで情状酌量になり親権も持てる。供述しなければ実刑になり真希ちゃんは・・?

激しくクビをふる享子。虐待の事実は真希の将来を台無しにしてしまう。

ここだけの秘密にしてください。お願い、誰にも言わないで・・。泣き続ける母親・・。

絶句する灯。


その足で池上和彦の入院する病院に行き池上夫をなじり、嘆願書を書くように告げ、

そして二度と二人に近付かないようにと声を荒げる灯でした。

その様子はあまりにも稚拙で法律を熟知している人には見えません。

そこに老獪な夫側の弁護士も現れ、ルール違反だと灯を脅します。

その相手に和彦の「性的虐待」を告げ、示談と嘆願書を出すように話す灯ですが、

相手は逆に、にたりと笑います。「奥さん、供述なんてできるんですか?」

世間というものがよくわかっているのです。

灯は問います。あなたは池上和彦の犯罪行為を見逃すんですか?

そして老獪弁護士は応える。私、弁護士ですよ!当たり前じゃないですか!


杉崎@北村一輝に「法律は誰も守ってくれないのですか?」と激しく問いかける灯。

「法律は武器だと言っただろう?使えばいい、お前も。使ったら楽勝だよ」


杉崎の出した宿題が当面の灯の課題。

必死に勉強する灯のところに加藤成亮がやってきます。

ちょっと聞いてみる灯。クライアントにとって幸せって何?

加藤は「勝つことかな。裁判に勝ってクライアントの幸せを勝ち取ることかな・・」と言う。

シンプルな応えだけどその通りです。


そして灯は一つの道を見つけました。

享子への接見で「最後に一つだけ私の話を聞いてください・・」灯が示したことは・・・。

次は杉崎に自分をクビにしてくださいと申し出ます。享子の担当を外れるということです。

それで後悔しないんだな?一礼して灯は部屋から出ました。

そして享子の事件は杉崎が担当。老獪弁護士に挨拶にいきますが灯の事を聞かれ、

「自分から降りたんですよ。今の子は無責任で」などと言ってますが・・・実は裏があった・・・

とりあえずこのことで相手が油断したのは間違いないです。そして示談はしないと言いました。

怪訝そうな顔の相手弁護士。



雨の日。享子の裁判が始まりました。

開始の宣誓からはじまり事件の概要と進行していきます。

そして堂本灯の証人申請。既に着席しています。相手側は享子の担当弁護士だと拒否しますが、

既に担当を外れているという杉崎でした。裁判長は灯の証人を認めました。


そして、和彦のDVと娘への性的虐待が明らかになっていきます。

「真希ちゃんを泊めた夜、私は自分の母親と口論しました。そんな私に真希ちゃんは私の手を・・・」

涙を浮かべながら証言を続ける灯。

相手弁護士から横槍が入りますが「弱者を救えなくて何が法律ですか!」と応酬。

裁判長の注意を受けます。

大粒の涙を流す享子。ついに享子が口を開きました。「私が・・私が・・全部話します・・・。」


こうして初めての裁判は弁護士席ではなく証言席を選んだ灯。


判決は懲役2年10ヶ月。執行猶予4年。

軽い判決になりました。

池上親子に会う灯です。

真希は「ひかり」と名を変えました。

母親は「この先、強くなります」と灯に誓ってくれました。

名を変えたことで別人が誕生し、興味本意で調べられても探る事はできない。

戸籍法 第107条。



良かった!

この母子に幸あれと心から願った事件でした。

終わりよければ全てよし。

灯が弁護士として知恵がついたことが頼もしかったですね。

名前を変更できるのは知っていましたが、どういう場合に裁判所が認めるのか

今一つ理解できなかったけれどこういうことだったのね。

法律は弱者を守ってくれないと思っていたけれど探せば道は見つかるものですね。


次は少年法?

難しい事件ばかり扱うのね。

次も新しい視点から法律を武器として使える灯であってほしいです。


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