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判決は個々の判断にお任せだったのね。どうしましょうかね?

不破弁護士が刺され、様子を見に行った灯@上戸彩。なんとテレビで見た原告のお母さんがいた。

鈴木政恵さん。この人の代理人になることを決める灯。

刺された痛みは、不本意な弁護で胸を痛ませることに比べたら天国だという不破弁護士。

狙われて恐くなかった?もちろん恐い。でも自分の仕事に胸を張れなくなるほうがもっと恐い。


そして灯は辞職願をエムザに出しました。エムザを敵に回して弁護士としてやっていけるのか?

わかりません。でも何もしないで後悔するよりは進んでみたい。一度信じた人をとことん信じて歩いて

いくことにしたと語ります。信じる人を裁判で裁くのがあなたの信じる道なのかと森岡所長は訝しげ。


引きとめようとする片瀬@加藤成亮ですが、なりたい弁護士は片瀬とは違うと言って去っていく灯。

外に出るとマスコミが待っていました。

クライアントの利益を優先するあまり被害者の痛みや苦しみを顧みようとしないことが弁護士の正義

なのか?私はそうは思いません。マイクに向かってまっすぐに言い切った灯でした。


家に帰ると母が勝手にエムザを辞めたことに対して怒っていました。一番心配なのは危害が及ぶこと。

でも弁護士(法代理者)に対して暴力が向けられると普通の何倍以上もの重い罪になりますよ。

誰かがやらなきゃいけないことだからとつぶやくけれど「親より先に死んだら許さないから」と泣かれた。

懲罰的損害賠償請求は裁判で認められた事はなくいわば法律のタブーでした。


杉崎の部屋で待っていたしおりはマスコミが押し寄せてきて思わず外に出てしまう。

どういう関係?と聞かれて「7年も経つのにはっきりしてくれない」と逆切れ状態^^;

ということは・・・そうだったんだ。ようやくわかりましたよ。

杉崎は川に向かって弁護士バッジを投げ捨てました。



一番のyポイントは予見可能性。杉崎は富田大介が再び罪を犯す可能性があることを知っていながら

弁護したのか?記録にある富田大介の電話は繋がらない状態になっていた。

窓から外を見ると変な男が灯の家の方を覗いてる。不気味。

杉崎先生はわざと負ける気かもしれないという森岡。勝つ気が無い人を弁護するのは難しいと。

富田大介は?と聞かれ、彼は大丈夫だときっぱり言う工藤@りょう。


第1回裁判が始まりました。弁護士倫理責任に基づく損害賠償請求事件について審理。

エムザの行った弁護士活動と富田大介の再犯の因果関係は明確にある事が判断できると灯が朗読。

対して工藤は富田大介の犯行の予見は不可能で損害賠償の法的義務はないと応える。

杉崎は富田大介の再犯の可能性はゼロでは無いと思っていたがそんな事はどうでもよかったと。

私を裁くということは日本の弁護士を裁くということを忘れないでください。

鈴木政恵は当時の杉崎から弁護士のさじ加減でいくらでも帳消しにできるから示談に応じるように

脅かされたと証言。


黒川と森岡はワインで乾杯。自分達のやりかたでこの社会を守ると誓っています。


灯の後をつける不審人物。工藤から電話。灯にも証人になってほしいというものでした。

敵対する弁護士に証人を頼むなんて大胆な発想です。

そこに先ほどの男が・・。なんと杉崎だったのでした。灯を尾行して身を守ってくれてた様子。

理想に使命。青臭いといわれる灯。誰も青いことを言わなくなったら汚い世に飲み込まれるだけ。

杉崎は調査事務所より富田大介は毎晩クラブで5万も使っていると情報を教えてくれました。

ダレの金?それは決まってますよね。

今言ってもいいですか?「サングラスかけるとチンピラみたいです」・・あははは・・・



クラブに行き富田大介を捕まえた灯。

聞いてみると工藤から100万の小切手と勝ったら100万で懐柔されたという。

杉崎は富田が再犯する可能性を知っていながら弁護したと不破に語ったはず。

でも富田はそれを今になって勘違いだと言い出します。

「人が一人、死んでるんです。あなたには証言する義務があります」強くいう灯。

金を出さないなら帰れという富田。

随分安いのですね。人ひとりの尊厳をたった200万で売り渡して。

そんなお金を手にしたら永遠に立ち直れませんよ。自分自身に胸を張れなくなる。

今こそ変わるんです。この裁判はチャンスだと言う灯。なかなか上手い説得です。

あんたバカだろう。無視されたけれど「法廷で待ってる」という灯でした。

不破に報告する灯です。最後は信じるだけだというのでした。


病室から出ると暴漢が待ち伏せ。灯はそのまま地下に連れて行かれます。

世の中で一番強い力は暴力だと言う男。マスコミが黙ってないと反撃しますが芸能人でも結婚したら

すぐにそちらに興味は移る。今の裁判から手を引け!返事は?殴られた灯。

「誰か、ボイラー室!」すぐに杉崎が警備員とともにやってきました。カバンでひっぱたいた!

不破弁護士が刺されたときのアリバイも調べるように言う杉崎。

ナイフで脅されたときにすぐに携帯を入れたようです。杉崎はそれをそっくり録音してました。

心配すんな。誰にも指一本触れさせねえ。手を差し出されたけどそれは拒否してた(笑

私は弁護士です。絶対に負けません。涙の灯。


第3回裁判。

依頼者との信頼関係で弁護をするという灯。その人の真実を見抜けるはずがないと謂う工藤。

でも「信じることはできる」という灯に思わず笑う杉崎。でも工藤も笑いました。

弁護士は依頼者を信じることができる。信じた結果責任を負うのは当然だというのでした。

論理的ではないと終わりました。廊下では工藤としおりが火花が飛び散った。


第4回裁判。

富田大介が証人でやってきました。驚くエムザの面々。

杉崎は富田のために熱心に働いてくれる弁護士だった。でもただ裁判に勝てばいいという考えが見えた。

「俺だって人間なのに」とつい思ってしまうような弁護士だった。心から反省していると富田を弁護した

杉崎ですが本当にそう思ってくれてるように思いましたか?「わかりません」

でもそう思ってくれてるとは感じた事はなかった。

突然杉崎が発言

そりゃ、思ってなかったもの。彼らは私が弁護士として優秀かを証明する駒でしかなかった。

相手も同じ人間だと言うことを忘れていました。


工藤はこの発言は正式じゃないから削除といいますが、灯は手続きより大事なのは

その人の本当の重いです。法律とは人の思いを守るためにあるのではないですか?

しかし裁判長は杉崎発言を認めないといいました。


こうして1年後に判決の日が来ました。

勝っても負けても今日で終わり。いい弁護士になれよと杉崎が声をかけてくれました。



杉崎はしおりに裁判終わったら旅行でも行ってそれから考えると言いました。

やっぱり先生はバカですとうれしそうなしおり。


判決前にエムザの皆と会う灯。

森岡はこれからの灯は辛い道が待っているけれどずっと見てると言ってくれました。

そして工藤も別の裁判で会いたいと。

片瀬もいい弁護士になるための勝負だと言いにきました。


判決を言い渡します。主文・・・・


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最後は曖昧だったのね。花びらをつかんだからちょっとはいい予感?

弁護士倫理を罪に問うのは難しそう。

実際、杉崎の発言も正式じゃないと認めてくれなかった裁判官でした。



灯はこれで人道派ということになったのね。

これからは弱者救済に真っ直ぐに進めるわけね。


そして何よりも良かったのはしおりと杉崎の関係が

8年かけてやっとはっきりしたということですね。

おめでとう、パチパチ



毎回灯の暴走にはがゆくイライラさせられてきたけれど

信じる道を歩むという姿勢は立派。

金に転ばない弁護士がいてもいいよね。




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