原作とは違う結末でしたね。でも米倉さんらしくてこちらの方がすんなりと受け止められます。
夫・隆之(堺雅人)の本当の愛人は真弓(中島ひろ子)ではない!? 隆之と本当の愛人が手を組み、自分を真弓殺害へと走らせたのではないか……!? 隆之への疑心をますます強くする恭子(米倉涼子)。それに追い打ちをかけるように、友人の加代(鈴木杏樹)と隆之が親しげに一緒にいるところを目撃してしまう。隆之の頬にキスする加代の姿に、隆之の愛人は加代なのではないかという疑惑は強まるばかり。

 一方、恭子の犯行を確信する戸田警部(舘ひろし)は、恭子の犯行を立証すべく、証拠集めに奔走していた。そんな戸田のもとへ一本の電話が入る。声の主は、恭子の後輩・ゆかり(葉月里緒奈)。ゆかりは身分を明かさず、かつて恭子が隆之と付き合っていた女性に別れを告げる偽の手紙を送りつけ、その女性から隆之を奪ったことを話し出す。

 その夜、恭子は帰宅した隆之に、加代と付き合っているのではないかと切り出す。否定する隆之に、叔父をひき逃げしたのは隆之なのかと問う恭子。驚くことに、隆之はひき逃げを認め、怒りに震える恭子は、隆之を家から追い出してしまう。

 やがて、自分が手紙で隆之と別れさせた谷和歌子が、本名ではなく、芸名であることを知った恭子は、加代が和歌子なのでは……と疑い、確認に行った先で、昔の公演のパンフレットから和歌子の正体を知ってしまう。その瞬間、恭子の頭の中で、恐ろしい計画が生まれる。それを実行すべく、山中湖の別荘へと車を走らせる恭子。

 一方、恭子が犯人である物証をつかんだ戸田と美晴(ともさかりえ)は、瀬野家へと向かう。事情聴取に応じた恭子は、当初は犯行を否定していたものの、目の前に並べられた証拠の数々に、ついに真弓殺しの犯行を自供。動機は愛人への嫉妬だと答える。だが、戸田はどこか納得がいかずにいた。その理由は、事件前日、真弓の部屋から瀬野家へとかけられた電話。その時間、真弓は勤務中で病院にいたという。そして、真弓の部屋から見つかった恭子の毛髪も、なぜかヘアダイした時期が合わないのだ。再び隆之の周囲を調べ始める戸田と美晴。そして、すべては隆之の偽装工作で、隆之には別に本物の愛人がいたのでは?という結論にたどりつく。

 その頃、隆之は山中湖の別荘を訪れていた。その隣にいる女性は、かつての恋人である谷和歌子であり、いまは愛人である高橋康子(高岡早紀)。自分たちが別れた原因が恭子の偽装工作にあると知った康子は、隆之と復縁する一方で、恭子に復讐するため、雑誌記者として恭子に近づいたのだ。二人の犯行は、すべて恭子の推測通りだった。康子は恭子が真弓の部屋を出た後、同じように牛乳の中に毒を入れてもいた。恭子への復讐を果たし、幸福をかみしめながら、これからの人生に乾杯する二人。だが、次の瞬間、その未来は暗黒の闇へと葬られてしまう。

 翌朝、戸田は隆之と康子が心中したとの連絡を受け、山中湖の別荘へと向かう。死因は青酸カリによる中毒死。遺体の傍には遺書もあり、所轄の警察は心中事件と断定するが、戸田は恭子の犯行だと確信する。しかし、二人が死んだ時、恭子は拘置所の中にいたため、美晴以外は誰も戸田の意見に聞く耳を持とうとはしなかった。

 そんな中、恭子の裁判が始まる。弁護人はもちろん名取(渡哲也)だ。恭子は嫉妬心から真弓の殺害を思い立ったものの、殺人を犯してはいないと証言。すべては自分に真弓を殺害させるために康子が仕組んだことであり、牛乳パックに毒を入れたのも康子ではないかと続ける。さらに、自分は不妊症であり、隆之が愛人を作ったのも仕方ないのかもしれないと涙を流す恭子。二人が心中するまで隆之と康子の仲は知らなかったという恭子だったが、戸田には恭子が真弓を殺害し、隆之と康子も殺害したとしか思えない。

 数日後、瀬野病院の看護部長だった悦子(前田美波里)は、名取のもとを訪ね、恭子は不妊症ではなく、隆之がカルテを改ざんしていたことを告げる。悦子はそれを裁判でも証言。さらに名取は、康子も事件当日に真弓の部屋に侵入したことが証明されており、隆之と康子が真弓を殺害、その罪を恭子に着せようと企んでいたのだと主張。家宅捜査令状を持たずに恭子の毛髪を採取した戸田を違法捜査だと責める。そして、声高々に恭子の無罪を主張するのだった。

 半年後、無罪となった恭子のもとを、戸田が訪ねてくる。戸田はその後も隆之と康子の死は恭子の犯行だと信じ、捜査を続けていたのだ。そして、恭子が谷和歌子の本名が載っているパンフレットを見たことを突き止めたのだった。「あなたには二人を殺す動機がある。私は二人の死は心中ではないと確信しています。生涯をかけてあなたを追い詰め、必ずその罪を暴くつもりです」と宣言する戸田。

 その数日後、山中湖音楽ホールでリサイタルの練習をしていた恭子の前に、ゆかりが現れる。「これ以上、私を密告者にさせないで」というゆかりを、山中湖の湖畔へと誘う恭子。その翌日、同じ場所で、ゆかりの水死体が発見される。ゆかりが宿泊していたホテルの部屋には「瀬野恭子の罪と罰について」という手紙が残されていた。

 無事リサイタルを終え、拍手喝采を浴びる恭子の前に、戸田と美晴が姿を現す。二人に気づいた恭子は表情を強張らせるが、再び、強く美しい笑顔を見せる――。

 「一生をかけた勝負になりますわね、戸田警部。でも私は、絶対に負けなくてよ」



一番びっくりしたのはゆかりまで殺してしまう点。

やたらねちねちして気持ち悪いゆかりでしたもんねえ・・

原作では家政婦が最後に強請ってきてたんですよね。

やはりドラマらしくわかりやすさで登場人物の性格を変えています。


そもそも恭子がピアニストなのも原作と違いますし、この設定も凄いことですよね。

ピアニストってご存知の通り、一日10時間以上は練習するものですし、

リサイタルがあるならそれこそ神経すり減らして練習にあけくれてるはず。

とても他のことにかまけている時間も心の余裕もないですよねえ。

でも恭子はピアノに関しては余裕でしたよね^^;


そしていろいろと降りかかる難題に震えつつも、いろいろと策略したり実行したり。

その神経の強さに感嘆させられます。

追いつめられて関口真弓殺害に動き、短絡的に実行してはいますし、

その後も、錯乱気味でカウンセリング受けるように言われたりしていた恭子。

でも、真犯人を高橋だと知ってから、画策したあたりはちゃんと頭をめぐらしています。

舘さんが恐ろしく頭のいい女だとつぶやきますが

本当に先の先まで読んで切れ味抜群というところでした。


警察に自供しながらも、その前に既に、夫や高橋康子が別荘に来ることまで見越し

用意周到に準備しているのも見事でした。

犯罪に関してはほぼ原作どおりでしたけど、

結末を自殺してしまう原作と同じにせず、

最後に警部に挑戦するように不敵に微笑んだのは米倉にぴったりです。

しかもピアノリサイタルの壇上で。

2日間、本当に楽しませてもらいました。


米倉さんのこういう悪女のような役はまさにはまり役。

ただ口を「へ」の字に両端下がり気味なのがあまり好きじゃないです。

以前からそうだったのかどうかわかりませんが

この「氷の華」の米倉と、「モンスターペアレント」の米倉の口元が全く同じで

どうもこれだけが苦手です。

せっかく美人なので口角を上げて美しい話し方を心がけてほしいなあ~。

しかし、衣装は目の保養でしたね。

どんなものでも着こなせる人。

やはりキレイな透明感は米倉の持ち味です。



ところでどうしてこんな半端な時期だったのでしょうか?

夏の連続ドラマが終わってから次の秋編に入る谷間のころだったら

私なんかはだいぶ助かったんですけど^^;



まずは2日間、お疲れ様。

皆様、遊びに来てくれてありがとうございました♪



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