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水没する恐さがむっちゃ迫ってきました。
アメリカで大被害をもたらした超大型低気圧の嵐が大西洋を渡り、イギリスに到達。スコットランドの港町・ウイックは突然の大洪水に見舞われ、水没してしまう。
専門家は、この洪水は低気圧による海面の上昇現象“高潮”が引き起こしたものだと説明。嵐はイギリス本土から遠のくという見解を示すが、実際は高潮を発生させながら徐々にロンドンに向かっていた。
その頃、ロンドン市街を洪水から守るテムズ川の巨大な堰“テムズバリア”の責任者・サム(ジェサリン・ギルシグ)は、その日の午後7時頃に訪れる年最大の満潮に備え、ゲートの封鎖準備を開始した。その際、サムは、有能な海洋技師であり、海洋センターを営む別れた夫・ロブ(ロバート・カーライル)と顔を合わせる。
その矢先、ロブの父であり、優秀な環境科学者であるレナード教授(トム・コートネイ)が、サムを訪ねてきた。彼は、例の嵐と高潮がテムズ川の満潮時にちょうどロンドンにやって来ると告げ、それらが重なった場合、テムズバリアは決壊し、ロンドン市街は大洪水に見舞われると忠告する。
長年、仕事ひと筋で家庭を顧みなかった父に反感を抱いているロブは最初、レナードの予測に耳を貸さなかったが、サムの説得で最悪の展開を直感する。
一方、事態を認識したキャンベル副首相(デビッド・スーシェ)は訪豪中の首相に代わり、危機管理委員会を招集。非常事態宣言を発令し、災害対策や市民の避難に乗り出すが、大洪水の発生までに残された猶予はあと3時間しかなかった…。
そして、午後7時…。レナードの予測どおり、バリアはゲートの上をはるかに超える高波により決壊! ロンドンは、テムズ川流域の地区から大洪水に見舞われていく。百万人を超える市民は、逃げ場を求めてパニックに。テムズゲートから命からがら逃げ出したロブとサムは、レナードとはぐれてしまう…!
その後、無事救出されたレナード、ロブ、サムは、テムズバリアのゲートを開いてロンドンから水を海へと押し戻すという危険なミッションに挑むのだが…!?



最初に水没した町がウィック。普通に夕食の時間を迎えるころに、ドア下から水が入り、何だろうと

不審に思ったところで、いきなりわ~~~っと大量の水が窓やドアの隙間を突き破って入ってくる。

家の中で老女が流されてあっと言う間に水の中に消えてしまった。何かを考える時間が全くなかった。

3階ぐらいの屋根裏までどうにか昇っていった女性が屋根裏の窓から助けて、窓を開けてと叫んで

いた様子が見えた。外から見ると町の様子はその3階の天井の小さな窓ぐらいが出ているだけで、

ほとんど水没。確か水高7メートルと言ってました。

ということは高層マンション住まいであれば3階からぎりぎり助かる高さということになりますか?


そしてこの低気圧の嵐はロンドンに向かってきます。

ロンドンを流れるテムズ川の堰「テムズバリア」を監督するのがサム。そして元夫のロブ、ロブの父親の

レナード教授が顔を合わせ、そこから解決に向かうところが見所であり頼もしくも有ります。

まず、気象庁や専門家の意見というのは、過去数十年のデータをみることでの予測であり、

まさに今のこの嵐の流れを見ているのではないように見えたのが滑稽でもありました。

レナード教授はこのテムズバリアの建設の時に、意見書をだしていますが、そのときの予想が

的確であることを政府の危機管理委員会が後に認めています。


危機管理委員会が招集され、非常事態宣言発令。

ロンドン市民の避難などには軍隊が大きくモノをいうことになります。

こんな時に秩序正しく大勢を避難させる使命は結局は不届き者の横行を退けるために必要なのですね。


いろんな人間ドラマのエピを挿入していました。

車で逃げる人たちと車の窓ガラスを壊していく窃盗団の勃発などどこにでもありそうな光景です。

また地下で逃げ遅れた作業員が後にサムたちと合流したり、濁流に飲まれて手を離してしまうシーンな

ど、人間の生と死はあっと言う間に明暗が決まってしまうことに粛然とした気持ちになります。

しかしこういった非常事態だとある意味しょうがなかったと自分に納得させることができるかどうかが

今後の生き方を左右しそう。こういう不幸を乗り越えて人のために尽くすようになるか、

自分の中で処理しきれずに心の平衡を壊してしまったりとか。普通だったら一生入院生活だと思う。

やっぱり手が離れたらそれは負い目になりそう・・。


もう一つ、車が水没しそうになるシーンもありました。

中に乗っていた親子がどうにか窓ガラスを突き破ろうとしますが、水圧がありとても開けられない。

ついこの前、大雨で水没した車の事故がありましたよね。普通に道路を運転していたのに、

突然水の中に没してしまうってどれだけパニックになるでしょうね。かわいそうに・・・。

こういう時に備えて、以前見たテレビでは、ビニールの袋に小銭を何個か入れて、遠心力で振り回し、

窓ガラスの1点に強い衝撃を与えることで破ることができると実証していました。

さすがにこれは自分では実験できないけれど知識として覚えてはいました。

あの事故以来、業者の売り出しで先端の尖った強いハンマーを車に常備する人が増えたそうです。

映画の親子は後部の荷物を入れるところのドアを蹴破り開けて外に脱出。本当に間一髪、

水が溢れたところでした。


テムズバリアを突き破って潮流が押し寄せ、ロンドンが水没するのは時間の問題。

この打開策としてテムズバリアのゲートを開くという案を敢行。

難は手動でゲートの解除をしなければならないこと。

もう一つ、軍の委員の案があり、それは爆撃してゲートを破壊すること。

すでにゲートにレナード教授が入っていました。

奥深くもぐり二度とこちらには戻れないことを知りながらロンドン市民のために命を投げ出して。

そしてロブたちが力でハンドルを回し続けます・・。

爆撃機が破壊するために飛び立ちますが、ぎりぎり間に合い、ゲートが開きました。

ここでも危機一髪。中止!で終わりました。

嵐の傷跡は無残でも高波が引いていけばいずれ街に平和が戻ることでしょう。

ロンドン市民のために命を差し出したレナード教授に合掌でした。





終わってみると、東京湾は大丈夫かと心配になります。

東京を流れる隅田川が氾濫し、高浪がこのように襲ってきたらまず間違いなく低地は水没でしょう。

映画では高いところへ逃げるように指示が出されてますが、

山があるわけじゃないし、どこまでも平地が広がるこの都会で、結局はマンションの屋上に逃げるのが

一番だということでしょうかねえ。

でももしもマンションも崩壊したら?パニック以外のなにものでもありません。

以前見た、日本沈没と重なってしまう災害でした。

とっても恐かったです・・・

この映画は、劇場未公開だそうで、初登場が地上波というのが珍しいパターンでした。

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