最近話題のカルト集団満載。超面白くてヤバかったですよぉ~~~!
映画の「20世紀少年」もカルト教だし、ドラマのブラッディ・マンデイもカルト教がモデル。

日本人てのは信心深いから、何かを祀り上げて祈り願うことでよりどころとする点が多いのですな。

などと一人納得してましたが、ドラマの主題は「怨み」です。

このカルト教に取り込まれた家族の怨みがこの教団に一矢報い、そして崩壊へと導きました。

これがなかなか面白かったですわ。


きっかけは兄の運転する車で妹が事故死。

悲嘆にくれる母親と残された家族ですが、そこに紹介で占ってもらったのが運のつき。

なんだっけ?先祖の何かがどうしたとか・・忘れた・・

そこは表向きは占いでも実態は某新興宗教。

言葉巧みにあれこれと並べ立てられ、その気になった兄と母親は出家。

父親だけが取り残されました。

失踪ですから警察に相談し捜索を頼みますが、

事件性がなく民事不介入ということで相手にされません。

壷などの霊感商法を指摘しても、その霊験については言及できない範囲であり

詐欺とは一概に言い切れないということです。

また信教の自由として成人が自分の判断で選択するものは憲法でも保証されてるので

その訴えに対して警察は無力です。

ということで「怨み屋」に依頼することになりました。


内部潜入。

これがまた興味深くておんもしろいのよ~。

まず信者は集団生活だから雑魚寝みたい・・。

修行と称して壁に向かってなにやら唱えて祈ってましたけどね。

洗脳というかマインドコントロールの凄さをまざまざと感じます。

全員集合して教祖をあがめるのも面白かった。

ああ・・そういえば教祖は佐野史郎さん。もうね、ぴったりなんで爆笑よぉ~~!

ブルーバタフライという新種の覚せい剤をつかうことで陶酔感を味わわせ、

信者を掴み続けるという策もありました。

あともう一つのキーワードに「エコ」もありました。

基本、自給自足です。電力も風力発電を作り賄っていました。

洗脳が切れたか何かで正気に戻った信者は家に帰ろうとしますから

脱走しようとするわけね。

そうすると寄ってたかって「魂の浄化」という名目でリンチをし、あげく殺してしまう。

そういうのも含めて教団内部で処理します。

すなわち死体は粉砕処理され、畑の土に肥料として巻かれる・・・ブルブルです~。

先の依頼者の兄はそういうことでリンチに遭い、肥料となったという話でした。

この狂気も日常の中に織り込まれると感覚が麻痺してしまうのでしょうね。

異常を異常と思わなくなるのが宗教なのですね。

滑稽で笑い話のように思えるけどこれは実話をベースにしているとのことです。

他人事ではないのです。

弱った心に甘言で取り込まれ、覚せい剤でマインドコントロールされたら

正常な判断力もなくなってしまうかもしれないということ。

気をつけなくてはなりません。



ドラマは殺人が起き、霊視をする公開放送で爆笑な展開を見せ、

やがて、教祖に辿りつき、そこで隠された真相があったという方向に向かい解決。

また、この宗教と密接な関係にある政治家リストを暴露したりと

政治家と宗教のかかわり方も風刺しています。

さらに依頼者も高額な報酬を支払うために横領までしていました。

教団に付け入る隙を与えると間違いなく人生は崩壊してしまうということです。


そんなわけでドラマの筋書きよりも教団の日常のあぶり出しが面白くて

そちらの印象が強かったです。


この「怨み屋本舗」はシリーズみたいで今回で2度目でした。

1度目も見たかったですね。いつか再放送で見れたらいいなあ。

主演の木下あゆ美さんは名前も初めての人ですが

美人で魅力的な女優さんでした。

そうそう相棒に寺島進さんが出演だったのでかなり親近感で面白かったのね。

3話も早く見たいです!


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