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01/21/2009 神の雫 第2話
「天地人」だって@@何かつながってるんでしょうかねえ・・
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藤枝の店でムートンの1985をこれだけは飲めないと雫@亀梨和也が言って終わった先週でしたが、

もう次の対決に入っています。

霧生@戸田菜穂がその案内人。そしてロベール@竹中直人が立会人。

第1回は一青@田辺誠一の勝利。

第二幕は父親の遺言状を開封し、そのヒントによりワインの銘柄と年度を当てるということ。

最終的に7本のワインになり、より多く当てたほうを勝利とし、ワインコレクションを相続できるという。


第1の使徒

私は森の中をさまよっている。木々から生命の香が漂う中、

私は森にあるはずのない花や赤い果実の香に気づき、はやる心を抑えながら歩みを速める

すると森が開けたその奥に深い霧に包まれた泉があった。

泉の対岸に美しい光景があるのを感じたが霧が邪魔をして先へ行けない。

辺りを見回すと桟橋らしきものがあり、泉を渡る。

途中風が甘い花と野生の赤い果実の香を鼻腔に届け、

次の瞬間、対岸の光景が私の目に飛び込んだ。

おお見よ、泉の向こうで絡み合う二匹の蝶を・・・

私はその奇跡のように美しい光景をしばし見入っていた。



一青は大体の見当がついたと出て行き、雫は父からの挑戦状として遺言状を受け取りました。


会社にいる雫は遺言にあった泉の蝶が気になりますが、

他の社員たちもワインを飲んでばかりでいつ仕事をしてるのやら・・・

てか、ワインを飲むのが仕事なのか?

雫はとうとうみやびちゃんに助けを求めちゃいました。

藤枝@辰巳琢郎の店。

遺言状を読むみやびちゃんはそのまま受け取っています。

「二匹の蝶」にこだわる雫に、昆虫採集と言ってるし・・そりゃあんまりだよねえ^^;

藤枝が「ピノ・ワール」ではないかと教えてくれます。

赤ワインのブドウの代表的な品種。爽やかな酸味と軽やかなコク。

森や霧や泉というよりも「ぽかぽかした丘の上の噴水」というイメージがわいた雫。

南米はチリのワインだという。南米のワインは太陽のイメージだと言う藤枝。

そこにセーラが登場。CMに出演中の子だとか。

藤枝が続けます。

赤ワインの代表的な産地。ブルゴーニュとボルドー。

なで肩のブルゴーニュといかり肩のボルドーが瓶の形でわかるようになっている。

ブルゴーニュの村のワインをいくつかあげた藤枝。

飲み比べしてみてみやびが乱れています。

セーラにもからんで顔の小ささはCGかと聞いてるし。あはは

雫はだいたいの目星がついたところのようです。


一青とマキ@内田有紀もわかったようですがシャンボールミュジニーといってます。

ここの北部は粘土が高く、力強く男性的ワインが特徴なんだって。

逆に南は砂質で繊細な女性的ワイン。森の奥にある泉のような近寄りにくさがある・・。

一青は「シャンボール・ミュジニー南部」のワインと断定。


その頃、雫も「シャンボール・ミュジニー」とわかったとみやびに話しています。

たまたま通りかかった水澤カオリの画廊で絵に惹かれて入っていくと

遺言状にぴたりとはまった絵があった!

そんな二人に声をかけてきたのがカオリ@加藤あい本人。

泉の上に黄色い花の島が浮かんでるような絵。

これはあるワインから自分の印象が浮かんだという実在しない風景だそうです。

記憶喪失のカオリ。

5年前気づいたらベッドにいたそうで、名前だけは指輪の刻印でわかったという。

誰も自分を探していないことから、何かあったのだと思うという。

いきなり雫のことを「特異体質」と表現してるみやび・・おもろ~~~

だから思い出のワインも探してくれるよ。雫の戸惑った顔がかわゆし。

でもそのワインをのんで昔のことを思い出したら今の生活もこわれそうで恐い・・。

そこにダンナも現れた。わざわざ紹介してくれたし。


カオリがそのワインを突き止めて飲んだら昔を思い出しそうで恐いと言ったことが

先日、雫もムートンを飲めないと言ったことに重なるとみやびが鋭いことを言いだします。

においをかいだだけで嫌な記憶が出てきたのでは?お父さんのことでは・・と続けるみやび。

雫は自分の心に土足で踏み込んでくるみやびに怒り気味。


雫にみやびから電話・・と思ったらカオリだった。

みやびが携帯を忘れていったので履歴からかけてきたようです。

雫にワインを探し出してほしいというカオリ。

過去の自分と向き合うことにしたというのでした。


みやびは雫のことでワインをやめると落ち込むのですが

そこにカオリから依頼をうけた雫がやってきて、再び力を貸して欲しいといわれ

すっかり元気になっちゃいました。この素直さというか現金というか・・もう分かりやすい子^^;


一青はシャンボールミュジニーの畑の土を集めて食べちゃった・・うへ~~><

マキに渡すからマキも食べるかと思ったら一青の口にいれてるし(笑

それだったみたい??

神咲豊多香の考えが手に取るようにわかると自信満々の一青。



藤枝の店ってこんなに流行ってるの?すごいお客。それも女性ばっかりだよ~ん。

ミュジニーの連発で注文させてる?みやび。

雫にデキャンタージュさせて、飲めるという寸法。

そのうちの一人の客のワインのにおいをかいだ雫。

ぎゃ~~~亀ちゃん・・かっこええぞ~~綺麗~~~

おお、あのカオリの絵が浮かんだ!これだね!

メルシーボクだって・・


会社に行って餃子を食べながらワインか~合うんだって!

河原毛は今日も不倫中。

雫はカオリにあのワインを飲んでもらってもいいのかと心配です。

みやびは餃子のあとでもいいと何か勘違いですが・・あはは

ワインを飲むことで過去がわかり今の生活が壊れるのは恐いけれど

逃げずに頑張ろうと思ってるなら応援したいというみやび。

いきなり河原毛も飛び出してきて混ぜろと言い出すし、逃げるなというし。


そしてそのワインをもってカオリの画廊に行く雫たち。

覚悟はできているというカオリです。

そして飲んでみた。

カオリは身寄りもなく彼とは不倫の関係だったが、

彼も離婚できない事情があり、生まれ変わったら一緒になろうと海に入っていった・・。

ところがカオリ一人生き残り、記憶を失っていたという。

もうダンナのそばにいることはできないというカオリですが

ダンナはすべて受け止め二人で頑張ろうというのでした。

カオリは香。

すっかり二人の幸せの立会人になった雫たちでした。

それにしてもこのワインを当てるとは凄いという香です。


飲んでみたワインですが遺言状にある「桟橋」が絵にはない。これは微妙に違うという雫。

そこに一青とマキが登場。絵を見にきたという。

対決の日までテイスティングは控えようという一青。


雫はちょっと違うという部分にこだわりますが

みやびはヴィンテージだといいます。

そこでロベールに教えを求めに押しかける二人。また踊りだすかと思ったらそれはなかった^^;

そして見えた!

二本のワインを飲み比べて全てを備えた大きい劇場と、小さな劇場の違いがあるという。

ただ眺めていたい一本と、荒削りながらも客との距離が近い一本という違い・・・

寝ていたかと思ったロベールが「天地人」と声をかけます。

ワインは天と地と人でできているとみやびが解説。

天と地に恵まれた年のワインはグレートヴィンテージ。

しかし天と地に恵まれなかった年はどれだけ人が頑張っても・・・。

雫が思いを馳せました。見えてきたという。

グレートヴィンテージはマキの会社が買い占めていると焦るみやびですが

雫は大丈夫だと涼しい顔。


対決の日。

第一の使徒を当てるという。

一青から、グラスを持ちながら説明。

甘い花と野生の赤い果実が恍惚を誘い、原生の森へと踏み込む・・ひと口のみ

一分のすきもない芸術だと絵を表現しています。

神がかりのような一青にちょっと笑ってしまった。

シャンボール・ミュジニーレ・ザムルーズ 2002年



雫の番です。

グラスを飲んだ。

確かにこの森だ。森の先には泉がある。霧が邪魔して先に進めない。

すると桟橋が現れる・・そしてついに美しい光景にたどり着いた。

ボクは感謝する。

霧という悪条件でも桟橋・・つまり人の助けがなかったら

その光景をみることはできなかったから。

僕の答えはこれです。

恋人達

ジョルジュ・ルーミエ・レ・ザムールズ 2001年


出来の悪い年だと嘲笑ったマキですが、雫の反論です。

だからこそ人の手が大事だという。

桟橋は「人の手」

出来の悪さに苦しんでもなおいいワインを造ろうとする人の姿を感じた。

欠点があっても辛い過去があっても関係ない。

それを乗り越えようと努力するのが人間の魅力です。


霧生が神咲の遺言を解説。

ブドウ作りに苦しんでもなおそれを乗り越えようとする人間の姿がある。

ロベールも美しい光景に辿りつく道筋を見ようとした雫に軍配を挙げました。

やったやった~!雫の勝ち。ということで一勝一敗。


一青を本気にさせたと釘をさすことも忘れないロベールです。

おもしろくなってきたという。



雫は藤枝の店でムートン1985を注文。

たった一度飲んだワイン。

その過去と向き合うといいますが、ひと口のんで苦汁の顔です。


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今週も面白かった~。

ワインは天と地と人でできている・・。

そして過去と向き合い、逃げずに乗り越えることが大事・・。

今回はとっても含蓄のある回でした。

逃げるのが得意のアタシは耳が痛いですけどね。



対等にするために一青がテイスティングを控えようと言ってくれたが

それが一青の墓穴を掘ったというところでした。

というよりも、やはり初めから何かを見誤っていたのですね。

「桟橋」に気づいた雫と、

甘い香に一気に辿り着いた一青では見えるものが違うってこってす。


ブドウの不作の年に人々の努力を見ていてくれた父親。

自分は父の何かを勘違いしていたんではないかという雫。

父からの挑戦状は確執のある父と息子の垣根を取り除いてくれるのかもしれません。


しかし、雫の会社の人ってどこで見てもワインばっかり飲んで仕事をしてないねえ(笑

そういう雫もお父さんの挑戦で頭がいっぱいで仕事してないし(爆

といいながら亀ちゃんのスーツが今日もかっけえ~のでした。

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